1〜5式戦

自宅の自室に棚を増設し、色々と整理しているうちに、作りかけのプラモのパーツなども出てきて、タミヤの「パンサー中戦車」を20年ぶりに制作再開して完成させたのは、以前のブログでも書きました。

 

これ。

 

タミヤの「パンサー中戦車」。最近は分割組み立て式の重量感を表現した履帯に慣れているので、ゴムのようなピニョーンと突っ張る柔らか素材の履帯は、違和感たっぷりで萎えます。でもまあ、旧世代のキットは、キットなりの「味」も大事なので、このままでいいです。

‥‥ちなみに、現在買うのなら、電池とモーターで走らせていた頃の「パンサー中戦車」をあえて買わずとも、後発の「パンター」DAGを買うのがよろしいです。余談ですが、パンターは、改良型のアルファベットが「D,A,G,F」と全然順番通りではないのは、結局ナゾのままのようです。

 

‥‥で、飛行機のプラモも作りかけのがわんさか出てきて、特にアリイの1/48飛行機シリーズは、同時作業で一気に作ろうとしてたらしく、陸軍の1式から5式の戦闘機が、作りかけ具合も大体等しく、全部揃ってました。

 

左の3つの箱は、一式戦「隼」、二式戦「鍾馗」、五式戦「キ100」、右の2つは、三式戦「飛燕」と四式戦「疾風」です。アリイだけで1〜5の陸軍単発戦闘機が揃うんですネ。この他、海軍モノ、米軍のP-47や51、フォッケウルフやスピットファイアなど、アリイやフジミの旧キットが作りかけで発掘されました。

ちなみに、「アリイ」よりも「マイクロエース」のほうがアマゾンでの検索に向いているようです。2017年現在の実売価格相場は1200円前後ですので、変な値段設定(1万円とか)の出品をちゃんと見分けて正常な価格の商品を購入するのがコツです。

 

その中から、特に完成間近だった三式戦と四式戦を、現在の作り方で修正しながら組み立てています。暗色のメタルカラーで塗ってあるのが、ソレです。ラッカーのメタリック系つや消しカラーで下塗りをおこない、本塗りはアクリルで行う予定です。下塗りも本塗りも全て筆塗りです。

 

筆塗りにシフトしてから、塗装のハードルがぐっと下がって、気楽に作れるようになったのは、20年前との大きな違いです。

 

あまりにもエアブラシを使わなくなって、逆にエアブラシの設備がもったいないとは思いますが、別にエアブラシを毛嫌いしているわけではないので、適所で使うこともあるかと思います。薄いベールのように空気感を重ねる手法などには、エアブラシはもってこいですもんネ。

 

私が敬遠しているのは、ラッカーのシンナー臭が部屋に充満すること、それのみ、です。ラッカーは筆塗りでも相当部屋が臭くなりますから、ラッカー自体をやめたいところではあるのですが、色数が一番豊富なのはラッカーですし、塗る順番の縛りもあるので(アクリルはラッカーを溶かさないので、ラッカーは重ね塗りの際の下塗りに最適なのです)、ラッカー=Mr.カラーはどうしても手放せません。

 

 

私は日頃、コンピュータのディスプレイ上で絵や映像を作る仕事をしてますので、ネットの各種文字情報や画像・映像も参考しますが、同時にそうしたネットの情報から受け取れる限界もひしひしと感じております。

 

最近のアニメ制作では、「参考画像資料」との名目で、ネットで拾ってきた画像が活用されますが、そうした「借用資料」ですと、「借り物のイメージ」「カジュアルコピー」とでもいいましょうか、実感の乏しい、ボルテージの低いイマジネーションの域に留まることも少なくありません。


ネットで検索した貴重な画像や映像の資料は、まさに今の時代ならではの利点ですが、昔ながらのプラモのような立体資料も実は「唯一無比」なんですよネ。

 

手で持って、肉眼で立体を眺めることも、かなり大きな、イマジネーションの源です。

 

そのことが解らない人(ネットで便利になって油断している人‥‥とも言えます)は意外に多いです。ゆえに‥‥まあ、言いにくいことではありますが、私は私なりの「商売」のカタチが作りやすくなるんですけどネ。イメージを具体的に想像する、アイデアを実際の形として表す‥‥というのは、ネットを検索しただけでは難しいのです。3Dのモデルをビュワーでいくら何度もグルグル回しても、かっこいいアングルなんて「知っていなければ見つけられない」のです。

 

 

ちなみに、アリイのプラモは、2017年の現代にあえて買うほどでもなくなってきました。昔はハセガワやタミヤに比べて安価(600〜800円で買えた)なのが売り要素の1つでしたが、最近値上がりがあって1200円くらいしますから、あえてチョイスする理由もなくなりました。

 

でもまあ、プラモの値段が高くなって、より一層、「子供の手のでない」ものへとプラモは変わっていきますネ。

 

しかし、安くしたからと言って、子供がプラモに戻ってくるわけではないでしょうし、これはもう、時代の流れとしか言いようがないです。

 

戦うよりも、癒されることを望む風潮も含めて、時代の流れや世代の気分なのだと思いますが、ゆえに貧富の差もどんどん開いていくとも思います。

 

貧富の差‥‥って、単純に所得や財産の多い少ないで語るだけのことではなくて、潜在的な能力の差、技術力の差、アイデア力やイマジネーション力の差‥‥にも、表れちゃうんですよネ。


小さい頃から何かしらのモノを作る経験は積んでおいたほうが、良いんじゃないかな‥‥とは思います。モノを作る職業を選ぶのなら‥‥です。

 

でもまあ、それぞれの人や環境の差も含めて、「世の中」‥‥なんでしょうけどネ。

 

 

 



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