一生懸命頑張ったけど負けた

本日は原爆投下の日、そして1週間と少し後の8/15は、終戦記念日ですね。

 

私は、終戦記念日の8月15日を、別名「敗戦記念日」、または「一生懸命頑張ったけど負けが確定した日」と、心の中で考えております。

 

人は、とかく、「一生懸命頑張る」ことを美徳とし、ともすれば、「一生懸命頑張れば、願いは成就する」と考えています。しかし、負けたんですよね、日本は。‥‥このことは、とても重要な、生きる上での指針となると思っています。「命がけで、一生懸命頑張っても、負ける」ということを、様々な戦記や手記の数々で、まざまざと思い知るのです。

 

終戦記念日、あるいは、敗戦記念日・戦敗記念日は、まさしく「戦いに敗れたことを、今の心に記す日」と言えます。

 

太平洋戦争の顛末は、実は何度も敗戦後の日本で、形を変えて、繰り返されていると思います。私の身近なアニメ業界だって、何だか、状況がどんどん悪くなるのに「一生懸命頑張ればやがていつの日か良き日が」なんて思い続けて、根本的な技術革新をおこおうとしないあたり、「日本人ってそういう民族なのかな」と感じずにはいられません。

 

勝てる。

 

負けるものか。

 

頑張れば、いつの日か報われる。

 

こんなにみんな、頑張ってるんだもん。ダメになるわけがない。

 

どんなに頑張っても、どんなに辛い思いをしても、どんなに過酷な働きをこなし続けても、どんなに命を犠牲にしようと、「負ける戦いは負ける」という事実を、まさに8月15日は教えてくれているのだと思います。

 

みんなで頑張っていることは、何ら、勝利や成功のバロメータではないのです。むしろ、皆で一致団結して、破滅に向かうこともあるのでしょう。

 

 

私の母は、疎開によって人生が狂ったのだと思いますし(疎開先で辛いイジメにあった)、それ以上に私の父は、戦争で父を亡くし、終戦間も無く母が追うようにして病死し、まさに戦争孤児のようになって人生が何もかも変わってしまったのだと思います。

 

命を捧げた、その代償が、敗戦です。

 

 

 

アニメ業界の今の全体方針で、未来に勝ち残っていけますか? ‥‥日本の敗戦から学べていますか?

 

私の考えはハッキリしていて、「今のままでは負ける」と思っています。何に負かされるのかというと、時代と社会に‥‥です。

 

今、「戦えている」ことは、未来の勝ち残りの「何の保証にもならない」のは、やはり、日本の敗戦が雄弁に物語ってくれています。小手先の必勝兵器も必勝戦法も、劣勢を逆転するには至りません。

 

安全牌に日和っていること、そして、従来の慣習をよりどころにしていることが、未来の猛烈なリスクになることも教えてくれています。

 

一方で、敗戦は、新興の勢力に頭角を現すチャンスを与えた事実を示してもいます。

 

 

8月15日は連合国にとっては戦勝記念日。しかし、日本にとっては戦敗記念日です。

 

あんなに頑張って、身内も死んでいったのに、なんで負けたんだろう。‥‥負けた国だからこそ、深く考えられることもあると思います。

 

負けたことを、仇ではなく、糧にしないと‥‥ネ。


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