ぶっちゃけ、今のAE

After Effectsは、私の「第2の鉛筆」とも言えるソフトウェアで、あんまり悪くは書きたくないんですけど、実際に2017年春現在のAfter Effectsには使いにくさや障害が増えてきて、ぶっちゃけ「悪ければ、悪いとしか書きようがない」です。

 

イメージキャッシュが更新されずに「ゴースト」が居続ける

 

非リアルタイムで遅く再生するときに、わざわざ音声トラックを遅回しで音出しする必要‥‥ある?

 

プレビューのキャシュが虫食いの場合、スキップして繋げて再生する必要‥‥ある? 逆に混乱しない?

 

フル画面でプレビューすると再生の途中で突如暗転して真っ暗になって戻ってこなくなることが3回に1回くらいある

 

ここのところのAfter Effectsの数バージョンは、どちらかというと「改悪」のベクトルに向いているように思えます。いいなと思える部分もありますが、日頃使いの部分が使いにくくなっているので、印象として「改悪」に感じるのです。

 

日頃使いの部分が使いにくくなった‥‥というのは、今までの慣習から変わったからで、要は使う自分側の問題だ‥‥と思おうとしても、プレビューすると暗転して絵が全く出なくなったり、イメージキャッシュが「あるはずもない絵を表示し続けたり」みたいなバグにいくつも遭遇すると、さすがに暗い気持ちにもなってきます。

 

新しい機能を追加したり、仕様を小変更することで、今まで安定していた部分が大きく崩れてしまうのなら、「そんな新機能いらんわ」という感情になっても致し方なし。

 

 

また、サブスクリプションの使用料金形態も、「不出来を許容する方便」になってしまっているのだとしたら、ユーザにとってはとんだ貧乏くじです。

 

 

「いや、これはたまたま、ケアレスミスで」と開発側は言うのかも知れませんが、こうしたミスが頻発してたら、決して「ケアできないミス」ではなくて、「ケアしようとしないミス」でしょう。

 

使う側としては、「ケアに至らない内部的な事情」すら邪推したくなります。

 

 

Creative Cloudを「アドビ税」とか言う人もいますが、システム要件の変化に追随してソフトウェアが安定して使い続けられ、機能も時代に合わせて向上していくのなら、「税」は喜んで支払います。

 

しかし、「税制」が「税を受け取る側の手抜きに繋がる」のなら、絶望しかないです。‥‥ぶっちゃけな。

 

私は職場とは別に、自分の自己研究用に2ライセンス分、つまり年間12万円をCCに支払っていますが、さすがに、1ライセンス分は削ってしまおうと思い始めています。多少やりにくくなっても、しょうがないです。今のAfter Effectsを含むCCに価値を見いだせなくなっています。

 

After Effectsの開発側の内部で、どのような変化が起きているのか、アウトサイダーの私は伺い知る事はできませんが、確実にAfter Effectsは不安定な動作状態になっている「今ここにある危機」があります。

 

 

ソフトウェアに限らず、アニメでも同じことが言えますが、会社の方針が変われば作品の傾向は変わりますし、現場の人員編成が変われば作品の品質も変わります。会社のブランドというものは、玄関の表札のロゴが作り出しているものではなく、中の人々が作り出しているのです。

 

After Effectsの「中の人たち」は何を想っているのか。After Effectsの今の状態を「これで良い」と想って送り出しているのか。

 

 

会社やグループ、そして個人においても、「良い波」「悪い波」の時がありますから、短気にならずに、まったりと接していくべきとは思います。

 

After Effectsも「今は悪い波の時だ」と心得て、ユーザとして、大局を見据えていこうと思っています。

 

 

追記:

RAMプレビューについて、YouTubeで「新バージョンで良くなった」的な映像が公開されてます‥‥が、

 

 

あのねえ‥‥‥‥、レイヤーが3つしかないような状況って何よ? しかも、再生がいかにも軽そうなムービーファイルのレイヤーで。

 

「劇軽」のコンポジションでデモしてみせて、高速になっただの、使いやすくなっただのって‥‥、まさか開発内部でもこの程度のコンポジション内容で「よし!うまくできた!」なんて言ってるんじゃないだろうな‥‥。怖いわ。マジで。

 

10〜20年前の頃は、開発マネージャーの方が時には米国の開発スタッフをも引き連れて、現場をよくリサーチしに来てくれていたものですが、最近はまるで無いよね。

 

あ〜〜‥‥あれか。アニメ業界はCS6でストップしてるから、アニメ業界にはリサーチの必要なし‥‥ってことかな?

 

でも、そういう制作グループだけじゃないんですヨ。

 

4Kで、レイヤー数も極めて多く、手描きで動かす動画だけでなく、手描きの原画をAfter Effectsで動かすような、重いミッションをこなす2017年のAfter Effectsの使用状況も、是非リサーチをしにきてくださると、After Effectsの未来の展望の一助にはなるかと思います。

 

編集ソフトでできるようなことを、After Effectsで再現してみせても、意味ないじゃん。編集ソフトは膨大なクリップ数からまさに「本編を編んでいく」ソフト、After Effectsは1カット1カットを「丹念に仕上げていく」ソフト‥‥で、同じ映像処理ソフトウェアでも意図も目的も大きく異なるのですから。

 



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