マクセルのカセットテープ

本日、ヨドバシで予約していた「復刻版UD」、つまり1970年代のカセットテープの復刻品が届きました。

 

 

このデザインを「懐かし〜」と感じる人はアラウンド50ですネ。

 

1972年発売のUD、マクセルといえば、まさに団塊ジュニアが慣れ親しんだカセットテープの中心的存在。

 

しかし中身は、現在2つに絞られたカセットテープ製品ライン「UL」「UR」のうちの、「UR」のようです。

 

 

 

まあ、当時のUDの音質を事細かく記憶しているわけでもなし。デザインだけの復刻でも、わたし的にはOKです。どうせ、このUD復刻版は使わないで飾っておくだけですしネ。

 

ちなみに、私は最近わざとカセットテープでも音楽を聴いていまして、理由はズバリ、「懐かしいから」です。カセットテープ自体に実用的な理由は何もないです。ただ、懐かしさだけ、カセットへの愛着だけです。実用的な面としては、ラジカセに「ワイドFM」がついているので、災害時などの備品としての側面が大きいです。

 

使っているのは、AC電源のほか、単2電池6本で駆動するソニーの最新機種「CFD-S70」です。

 

 

私が所有するのは黒いモデルですが、なかなかコンパクトにまとまっており、置き場所はさほど困りません。ただ、CD+ミニスピーカーの幅と奥行きはどうしても占有しますので、薄型コンパクトというほどではありません。

 

これに、マクセルのUR, ULを使って、ライン入力で録音します。調べてみると、大手メーカーでカセットテープを製造している会社は老舗マクセルのみ。他のメーカーは数年前にどんどん撤退しています。

 

ちなみに、カセットテープはアマゾンではなくヨドバシの通販で買うのが宜しいです。アマゾンだと妙な値段の上乗せがあって、まともに買う気になれないです。ヨドバシなら、UR, ULとも90分テープ1本あたり100円代で買えます。

 

オーディオマニアの方々はともかく、単にカセットが懐かしくて「あの音」を聴きたいのならば、マクセルのURとCFD-S70あたりで手軽に楽しむのが「深みにはまらなくて」良いように思います。フルサイズコンポのカセットデッキで‥‥なんて考え始めたら、もう大変です。オーディオマニアの方々の探求とレビューを読むと、ホントに畏敬の念を抱くばかりです。

 

iTunesを再生側として、オーディオインターフェイスを介し、ライン録音でカセットテープに録音します。お約束ですが、許されるのは「私的使用目的」の範疇でのお話です。また音源が不正コピーファイルだと知りながらの場合はNGです。‥‥でもま、わかりますよネ、大体の法律的な感じ(著作権法第30条)は。

 

 

 

カセットへの入力レベルは、音が割れない寸前までできるだけ大きくして、テープでの聴感上の変化(テープコンプレッションなど)を楽しむのも、カセットの面白いところです。URクラスのテープだと(今はそれしか手に入らないから)クリアな音像感は失われますが、かわりに丸みがあってファットなイメージの音になります。なんて言いますか、「癇に障らない優しい音」とでも言いましょうか。

 

昔の3ヘッドテープデッキを使っていた身としては、なんともアバウトな録音方法ですが、今はこのくらいの録音方法と楽しみ方が「手の打ち所」です。あくまでも、テープの懐かしい音色を楽しむのをテーマに留めておくのが宜しいかと思います。

 

- - -

 

こうした「昔の良き思い出」は、そのまま、思い出の中だけにしまっておいて、たまに楽しむのが良いです。リアルタイムで技術が進化していく本業において、個人的な懐古主義を持ち出し始めたら、その人間は「アウト」です。

 

あくまで、自分の趣味の範疇だから、カセットテープなんていまどきでも楽しめるのです。実際の現場で「テープ運用も捨てたもんじゃない」なんて言い出す奴は、めんどくさくて迷惑なだけです。

 

仕事では技術は日進月歩、どんどん先へと進んでいきます。それで、良いのです。

 

人間とは「思い出」にまみれた存在ですし、自分のidentityは、現代的に見てどんなに非合理でも、本人の中では確固たる要素です。やはり、それで良いのだと思います。

 

「デジタルリッチ」なんて宣う私ではありますが、心の底では、こよなく、アナログ的なものを愛しています。

 

自分の懐かしい思い出と、今動いている仕事は、別のものと心得るべし。

 

考えてみれば、私はアナログ的な根っこが深く体内に張り巡らされているがゆえに、むしろデジタル的なものに全身で飛び込めるのです。なぜって、どうせデジタルに心底染まり切るなんてありえないからです。

 

私は、今でもカセットテープやフィルムに愛着をもち、真空管のデバイスを現役で使うからこそ、先鋭的なデジタルの最新映像フォーマットも楽しみながら向かい合っていける‥‥のだと思っています。

 

自分のルーツを忘れずに、新しいことに果敢にチャレンジするのは、心強く爽快なものです。

 


関連する記事

calendar

S M T W T F S
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 
<< March 2017 >>

selected entries

categories

archives

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM