ストリングワインダーのビット

ギターの弦を張り替える時、手でペグを回すのは、なかなか時間がかかって根気が要ります。なので、普通は手動のワインダーを使ってシャコシャコまわします。

 

 

 

モーターツールが安く買えるご時世。

 

6.35規格のビットで、先っぽがワインダーの形状になっていれば、電動ドライバーに装着して「電動ストリングワインダー」になります。

 

現在はダダリオから1000円くらいで発売されていますが、昔はありませんでしたし、今でも品薄なので、自分でちゃちゃっと作ってしまいましょう。

 

プラモが趣味で、各種モーターツールを取り揃えている人なら、30分で作れます。

 

6.35軸は、安価なマイナスかプラスのビットを流用します。ペグを包む部分は既製品のワインダーから切り出して使います。

 

 

 

 

アニメのソフトウェアもそうですが、つまりは道具の使いようです。

 

自分の欲する結果を得るには、どのような道具を使えば良いか‥‥ということですネ。

 

ワインダーを切断するにしても、カッターなんかじゃとても切れません。デザインナイフに装着できるミニのこぎりを使えば、30〜60秒であっけなく切断可能です。こういう時には、ノコギリ刃が一番適しています。

 

 

 

切断面は、電動やすり(=安い電動歯ブラシでも代用可能)で処理すれば、数分で滑らかになります。

 

 

 

 

既存のビットを結合させるために、穴を開けますが、これも電動ドリル(模型用〜ルーターを使用)で穴あけして、仮止めには瞬間接着剤を使います。

 

 

 

瞬着はなかなか固まらない?

 

ならば、瞬着硬化スプレーを使えば良いです。スプレーしてから数秒は固まるまで時間がありますので、その間に四方から見て、垂直に軸を調整します。

 

 

 

中心が大きくズレてないか、実際に電動ドライバに装着して確認します。

 

瞬着の良いところは、こうしてすぐに確認できるくらいの強度が得られることです。‥‥iPhoneで手持ちで撮影したので、画面揺れはご容赦ください。

 

 

 

著しく中心がズレてないので、このまま、金属パテで固めます。

 

ペグを回す時はそれなりにショックが加わるでしょうから、脆い瞬着のままではなく、金属なみの強度をもつパテで周囲を覆って固めます。

 

 

 

マキグソ(失敬)みたいですが、固まり始める前に、ささっと指で整形します。

 

そうすると、「手作り感溢れるワインダービット」の完成です。

 

 

ベッセルとサウンドハウスを、勝手にコラボした、ワインダービットです。強度は、このままミニサイズのプラスドライバとして使えるほど、頑丈です。

 

 

実際に使ってみると、こんな感じです。

 

片手に電動ドライバ、片手にiPhoneなので、カメラが揺れてすまんス。

 

 

 

‥‥とまあ、制作には1時間もかかりません。道具の扱いに慣れていれば、30分もあれば形になります。(必要なのは、パテの硬化時間のみ=6時間くらい)

 

ただ、もし工具(道具)が揃っていないと、ワインダーのプラを切断する時点で頓挫するかも知れません。切断するための道具が必要です。

 

日頃、家の中の色々を修理したり修繕しているDIYな人なら、工具も揃っているでしょうし、接着剤やパテの扱いにも慣れているでしょうから、簡単に作れると思います。

 

 

 

ギターに限らず、バイクの時もそうでしたし、本業の映像制作もそうですが、やっぱり道具、そして、使い方ですネ。

 

道具があって、使い方を知っていれば、専用品などなくても、色々と改造や加工が可能になります。

 

素材の組み合わせも必要です。例えば、接着の際は瞬着だけでは強度が足りませんが、金属パテがあれば十分過ぎる強度が得られます。

 

料理もそうですよネ。私は最近、コロナの影響で(?)、既製品のホットケーキミックスがなくても、小麦粉から色々なホットケーキ(ホテルっぽい厚みのあるのから、IHOP風の薄くてモチッとしてるのまで)が作れるようになりました。特別な材料は必要なく、各種素材の配合と調理の方法でバリエーションが作れます。

 

 

 

残酷だなあ‥‥と思うのは、知識と経験がいよいよ積み上がって体系が出来上がる頃って、体力が落ちる年齢でもあるんですよネ。

 

若い時には知識と経験が足りず、老いた時には体力が続かず‥‥と、「両方、同時にくれよ!」と思いますが、そうもいかないようです。

 

なので、今後私ができることは、若い世代に伝えていくこと‥‥なのですが、今の現場は、実はテレワークにペーパーレスに‥‥と、混乱期で浮き足立っており、腰を据えて伝承の場を設けることも難しいのでしょう。「墓場に技術を持っていっては、どうにもならぬ」とは思いつつ、状況が整わないのがもどかしいです。

 

 

 

話を戻して、ワインダー。

 

電動ドライバに装着できるワインダーがあったらいいな。‥‥と思うなら、自分で作ってみるのも良いですヨ。

 

 

 

 


弦いろいろ

ダダリオの0942を張り直したら、翌日に1弦が切れました。見たら、ボールエンドの部分がほどけており、どう見ても初期不良なんですが、交換はできないですよネ。弦の初期不良で交換なんて聞いたことがないです。

 

 

まあ、こういうこともありましょう。

 

でも困ったのは、いきなり1弦を失った、新品の弦セットです。早々に全部張り直す気にはなりません。

 

 

 

そこで、練習スタジオのレジで置いてある、おなじみのヤマハの赤黄色の紙袋のバラ弦

 

 

 

1本50円と安いので(サウンドハウスにて)、008と一緒に買い置きしてあるので、このヤマハ009を張ったのですが‥‥

 

ダダリオの2弦より硬い!固い!テンションがキツい。

 

「お前は、本当に、009なのか? 見た目もダダリオの2弦より太めに見えるぞ」

 

 

 

私に限らず、結構周りの多くの人が、ヤマハの弦って使ってないよネ。

 

今回の件で、理由がわかったような気がします。

 

他の同じ太さの弦に比べて、テンションがキツくて固いんでしょうネ。チョーキングで指が辛い。痛い。‥‥なので、印象が悪い。

 

バラ弦で買って1弦だけ交換しようものなら、印象はもっと悪いです。アーニーボールやダダリオのテンションとあまりにも違いがありすぎて、差を感じてしまうのです。

 

だったら、009のつもりで、008を張れば良いんじゃないですかネ。

 

ちなみに、008の「もっとライトゲージ」は、黒黄色の配色です。

 

 

 

 

SITの0942を買うと、全てかどうかは知らないですが、1弦と2弦が2本入っていますので、それを流用しても良いです。

 

SITとダダリオなら、そんなに差はないですし。

 

私は最近SITに弦を切り替え始めていますので、考えてみれば1弦はそこから補充すれば良かったんですが、最初からバラ弦で買っておいたヤマハを使ったんですよね‥‥たまたま。

 

 

 

 

ダダリオやアーニーボールを常用する人は多いでしょうが、1弦が切れた際にヤマハのバラ弦で当座凌ぐなら、1サイズ下が良いかも知れませんヨ。

 

 

 

余談ですが、アーニーボールの旬は、最初の1週間とは言われますが、種類が多くてチョイスの幅が広いのは、アーニーボールのスリンキーシリーズの大きな魅力です。ダントツの豊富さです。

 

「ほにゃららスリンキー」の「ほにゃらら」の部分が多いこと。

 

「Beefy Slinky」なんてのもあるのネ。

 

 

最近、0.0085のセット(008と009の中間サイズ。6弦は040になります。)を初めて注文しましたが、さて、どんな感じか、楽しみです。

 

張っている期間が2ヶ月のスパンなら、私はSITを選びますが、たまに定番中の定番のスリンキーに里帰りするのも良いですネ。

 

ギターは色々な楽しみ方がありますネ。

 

 


ギターいろいろ。

実はいい歳になるまで、電気回路の基本的な仕組みを理解せぬまま、なんとなく見様見真似でギターの配線をしていました。

 

なので、自分ひとりではゼロから回路を考えることが、エレキギターのような極めてシンプルな回路であっても、おぼつきませんでした。あくまで見様見真似で、TIPSをなぞるだけだったので。

 

ただ一方で、様々なフレーズやパッセージを演奏した上で、電気回路特有の音の変化を、実地で体感してきたからこそ、やがて「理屈」に目が向くようになったとは思います。音楽そっちのけで電気工学の分野だけで「理論と課題」で習得しようとしても、興味の根本がないがゆえに続かなかっただろうなとも思います。

 

実際の楽器演奏、機材の組み合わせ、そして電気回路‥‥と、バラバラだったパズルのピースがハマって、全体像が見えたからこそ、「エレキ」の世界も実に奥深く感じられるようになりました。

 

 

 

数年に渡って、放置していたギターのレストアや改造をするようになって、私の中でようやく、エレキギターくらいのレベルなら、回路をゼロから考えることができるようになりました。‥‥まだボチボチではありますけどネ。

 

以前、1ハム1ボリュームの回路が想像できなかった頃が、なんとも懐かしい。

 

エレキギターの基本回路はコレ。

 

 

このあまりにもシンプルな配線の中途に、何を挟み込むかが、工夫の原点です。

 

上図の状態では、プラグを挿した途端にフルボリュームで、音量を調節することもできませんが、ポットを挿入することでボリュームコントロールの回路が出来上がります。

 

複数のピックアップを切り替えたり混ぜたりする場合は、セレクタを挿入します。

 

 

 

一見シンプルですが、私が理解していなかった大きな要素はグラウンド〜アースの存在です。

 

例えば、ポット。ボリュームやトーンのツマミの装置です。

 

素人考えだと、ポットは単に電気音声信号の段階的なカット(減衰)で、音量を調節している‥‥と思うわけです。音量を調節するわけですから、音の信号を徐々にカットすれば調節できる‥‥と。

 

でも実はそれは半分しか正解ではなくて、ポットのワイパーの逆側を使って、アースにプラス(ホット)の電流を逃す役割もあったのです。

 

 

プラスの電流が、マイナス・アースに流れると「ショート」して音が出なくなりますが、アースに流れる量をポットで調整していることをハッキリと認識していませんでした。ポットの3番端子を折ってポットの釜(底)にハンダ付けされているのは何度も見て知ってましたが、てっきり、プラスの電流だけ調整しているかと思ってました。

 

ポットには3つの端子がありますが、2番の電流を、1番と3番に段階的に振り分ける仕組みです。

 

2番の電流の流れる先を、1番はホット、3番はグラウンド(アース)とすることで、1番に流れるホット経路の電流の他に、3番に流れるグランウンド経路の電流も「反転」して調節する仕組みです。テスターで計測して理解しました。ポットは確かに「ワイパー」なんですネ。

 

 

ボリュームはポットの3つの端子全てを使いますが、トーンのポットの端子が、1番は未使用で、2番と3番しか使ってない理由が、最近になってようやく飲み込めた次第です。

 

 

 

私が欲しいシンプルな構成のギターの配線は大体判るようになりました。

 

セレクタ(スイッチ)とポットとコンデンサーだけ踏まえておけば、回路の実体配線は想像できでるようになった‥‥と言いたいところですが、不遜は禁物。

 

シンプルな回路で多くのバリエーションを生み出しているギターの工夫は、色々な配線図を見るとしみじみと感じ入ります。

 

現物の装置の仕組みも、例えばスイッチの接触する金属の1つ1つは板バネ的なプリミティブな動作でも、組み合わさって様々な分岐配線を作り出している様は、「工夫の宝庫」です。

 

*40年前のグレコのレスポールタイプの3ピックアップ用のセレクタ。金属プレートの動作の工夫に、いまさらながら驚きます。

 

 

 

安いプレイテックのST250でも、調整の方法と改造のバリエーションが解れば、かなりいい感じに仕上がります。

 

プレイテックのギターは「ギターキット」として、バラして組み直すのがちょうどよいです。ゆえに、ある程度の経験と知識がないと、悪い部分だけを論ってスミ突きしがちですが、個体差を読み取って適度に調整し、ピックアップをディマジオかダンカンに変えようものなら大化けします。

 

*1ハム1ボリューム・シンクロアームの最終号機を組むべく待機中の、灰色のST250とディマジオのPAF Master。ST250をベースにして改造するのはこれが最後でいい‥‥と思っとります。ゆえに、特にアームの調整(スプリングの組み合わせは特に)は最大に拘るつもりです。

*アマゾンのギターパーツ関連はどれも割高ですネ。購入はサウンドハウスさんでどうそ。

 

 

 

改造の際に、電気回路の基本を知ることで、理屈と実物が一致して、自分だけの改造バリエーションも可能になります。

 

以前記事で載せた2S1V改造も、エレキギター電気回路の基本中の基本がわかったがゆえに、既存の回路図がなくとも理屈で実現できました。

 

 

 

 

ギターの改造。メンテ。

 

実は絵にもアニメにも言えることですネ。

 

理論の課題だけこなしても上手くはならないし、熱中するだけではどこかで壁にブチあたるので、両方が必要なんですよネ。

 

 

 


2S1V

ストラトも場合によっては、2シングル1ボリューム(2S1V)で良い!‥‥と思っている人は結構いるんじゃないでしょうか。ハードロック用途なら特に。

 

リッチーさんも、YJMさんも、「中途半端な音色」(ものは言いようです)のセンターPUは使わず、ピッキングの邪魔にならないようにできるだけ下げているようですし、トーンコントロールをバイパスしてダミーにしていると聞いたこともあります。

 

フュージョンをやるんなら、ハーフトーンは絶対に外せない要素ですが、ソロのフロント、リフのリア(鋭い音色のソロにもリア)しか使わない場合、実質不要です。

 

なので、先月〜連休中に休日にちゃちゃっと組んだのが、以下の「ロック専用」ストラトです。いつものプレイテックST250が母体です。

 

白いステッカーは余計だったかな‥‥。

 

 

要らないパーツは全部外しました。

 

多くのギタリストが、1ボリューム2トーンが最大になっているか、演奏のスキがあるときにノブに指を伸ばして頻繁にチェックしているのを見ると、ボリュームはともかく、2トーンは要らない状況も多いと感じてました。まあ、私はもともと、1ハム1ボリュームが好きだったこともあり、ストラトでもトーンを外した次第です。

 

セレクタは、OAK製の3接点に交換して、フロント:フロント+リア:リアの2ハム標準の配線に変えました。トーン用のポットにセレクタを消費しなくなったので、実に簡単に配線できました。

 

トーンポット同様、PUセレクタも、5接点もあると、不用意にハーフトーンポジションになることがあるので、昔ながらの3接点にあえて交換したのです。フュージョンをやるときにはハーフトーンは必須ですが、ハードロックはアルペジオの時にフロント+リアのミックスを使うかも知れないくらい‥‥なので。

 

ピックアップはダンカンのSSL-7です。パワーあり過ぎで、良いセッティングを見つけるのは、時間がかかりそう‥‥です。適度に出力が高いSSL-5のほうが扱いやすいと感じてます。SSL-7も5も、ちゃんとシングルコイルっぽいニュアンスは残っていますので、ハムバッカーのような音色にはなりません。

 

ナゾのステッカーは、知っている人は知っている、Native Instruments(NI)です。ステッカーが余ってたのでアドリブで貼りました。

 

NIは、After Effects使いの人なら伝わる、PC/Macの「音楽環境におけるTrapcode」みたいな超強力なソフトウェア(プラグインなど)開発メーカーです。LINE6とNIは頼りになるメーカーです。

 

細かい部分では、出荷時のテンションピンを全て外して、ローラータイプを1・2弦のみに装着、アームのスプリング(背面)も出荷時のものは全て外し、RAW VINTAGE製のとか色々混ぜて、軽くフローティング状態にしてあります。アームをかけた後にほとんど狂わなくなりましたし、弦のテンションが柔らかくなったので、エグいヴィブラートを多様するハードロック向きにさらになりました。

 

 

 

しかしまだ、全然弾けてないです。弾く暇がないです。現在の複数の仕事が落ち着くまで、イジれません。

 

とにかく、本業をどんどんこなして、コロナ前の仕事の状況を収束して、プライベートに時間の余裕を作るべく、頑張ります。

 

 

 

東京は、ちょっと気を緩めた途端に、東京アラート発令ス‥‥です。

 

15年前くらいに言われていたテレワークや分散型環境が、ようやく真実味をもって、人々に訴えかける日が来た‥‥のなら、コロナウィルスはなんとも皮肉な存在意義‥‥ですね。

 

 

 

 


SIT

ギターの弦を、しばらくプレイテックの安い弦で済ませていた私。若い頃は、アーニーボールを常用して、1ヶ月に1度は張り替えていたものですが、近年は随分と安上がりに済ませていたものだと、ふと思いました。

 

高い弦(1セット千円以上)を買うことまではしなくても、1セット500円くらいならいいんじゃん?

 

ということで、最近はダダリオの0838、0942、0946あたりを使っています。ちょっとだけ高い「Pro Steels」です。

 

 

プロスティールの明るい音に惹かれて、ニッケルワウンドより使用頻度が高くなっています。どうしても安く買いたい時は、3セット1200円のニッケルワウンドを買いますけどネ。

 

若い頃は指先が足裏のように固かったので、1046とか平気で使って3〜4フレット分を平気でチョーキングしてましたが、今は指先がお子ちゃまのように柔らかいので、0838が主流です。半音下げチューニングやテンションを柔らかく調整しているギターの時のみ、0946を使っています。

 

 

 

最近、なんとなく目についた「SIT」という名の弦を買ってみました。いつごろからあるメーカーか判りませんが、私は初めて使ってみました。

 

 

 

変な言い方ですが、「ちょうどいい」感じです。

 

いかにもブライト!‥‥という感じでもないですが、抜けの良い音ですし、テンションが硬すぎることもないです。

 

アーニーボールのように「張りたてです!新品です!」のような主張がないので、かえって、数週間後の安定感を感じさせます。アーニーボールは、1〜2週間後には音が変わっちゃいますもんね。

 

スーパースリンキーとかは、ちゃんとメンテしてても高音域の衰えが速く、張りたての期間はむしろ「慣らし」期間と考える弦‥‥ですね。私はアーニーボール・スリンキーの張りたてのブライトな音が大好きなので、ダダリオに換えても、Pro Steelsをチョイスしている次第です。

 

SIT。高音域の安定感の面で、ダダリオと甲乙つけがたいと感じたので、すぐに0838, 0942, 0946の各種のストックを買い増しました。

 

 

 

0838を常用するようになって、不満点‥‥というか、不具合はいくつかあって、

 

4,5,6弦が細いので音がペラい

 

テンションが弱すぎて逆反りになるギターもある

 

‥‥のは、目下の悩み。

 

昔、0842とか0846ってあったような気がするんですけど、今は全く見かけません。

 

もし、08のしなやかで柔らかいトップと46の力強いボトムを両立させたくば、バラ弦を超大人買いして、独自にセットを組む‥‥ことになりますが、大人買い(まとめ買い)してもコストがすごく高くなるのよねえ‥‥。

 

 

 

08は切れやすい‥‥とか思いがちですけど、切れたことはほとんどないです。ハイフレットなら4フレット分(ドからミ=長三度)のチョーキングだって普通に耐えますよ。

 

切れるよりも、材質が劣化して「音が死ぬ」ことで張り替えるほうが多いです。

 

0838が敬遠されるのは、やっぱりボトムの細さ・薄っぺらさだと思うんですよ。46まではともかく、0842は欲しいなあ‥‥。

 

 

 

しかし、アマゾンは弦に関しては割高ですね。

 

サウンドハウスさんで買うのが良いです。1000円以上で代引きも送料も無料ですし、各種決済も充実してます。アマゾンではできないペイジー(ネットの口座決済)もOK。

 

サウンドハウスさんなら、ギターをメンテするグッズも豊富ですしネ。私はもう前世紀からお世話になっていると思われます(記憶が曖昧)。サウンドレコーディングマガジンの広告ページで、ミキサーとか買ってた記憶があります。

 

 

 

メンテと言えば、いつかフレットの打ちかえにも挑戦したいです。‥‥もちろん、難しいことは承知で。

 

私が小学校の頃に弾いていた、「我が家のエレキ」だった、兄所有のグレコのレスポールを、オブジェとして飾るだけでなく、実演可能な状態に復活させたくてね‥‥。

 

PUが3つあってチェリーサンバーストの、エース・フレーリー・モデルです。

 

PAF MasterかアニバーサリーにPUを交換して、消耗したブリッジも交換、ナットも交換、場合によってはペグ(マシンヘッド)も交換、内部のポットやジャックやスイッチ類や配線材も交換、‥‥要するにネックとボディ以外を交換です。ジャックのプレートまでヒビが入って割れているので、満身創痍なのです。

 

ただ、ネックが複雑に反っている場合は‥‥どうしようかなぁ‥‥。

 

 

 

 


スクワイアとプレイテック

過去に愛用していたプレイテックのST250・ストラトタイプのギターが寿命のようなので(=各所に問題が発生している)、ストラトを調達しました。

 

連休中に、2本、まとめて。

 

 

 

iPodでテキトーにズームして撮った写真なので不鮮明ですまんス。

 

サンバーストのストラトに、でっかいピックが付いてきた!

 

のではなく、保証書でした。

 

 

 

サンバーストのローレル指板のスクワイアは下から2番目クラスのお手頃「アフィニティ」黒のメイプルのプレイテックはいつものST250です。

 

買ったは良いものの、仕事のほうが忙し過ぎて、全く弄れていません。初期不良チェックにちょっと弾いただけです。出荷時のステッカーや保護フィルムもそのままです。

 

 

 

スクワイアのアフィニティは、以前に購入済みのダンカンSSL-5をフロントとリアに交換します。オリジナル状態でちょっと弾いた感じでは、ストラトっぽいトレブリーな音で、キャンキャン鳴るタイプです。私の望んでいる音ではないので、仕事がひと段落したら、すぐに音の心臓部を交換しちゃいます。

 

プレイテックのST250は、相変わらずの値段以上のクオリティ。ハメ外して飲んだ時より安い値段(8700円くらい)で買えます。

 

安さゆえに、確かに仕上げは荒いですが、改造ベースにはちょうど良いです。改造する時に調整しちゃいますから、致命的な荒さはないので気になりません。オリジナル状態の音は、スクワイアより無難な丸い音がしますので、プリアンプ・ブースターでゲインを補えば、ハムバッカー用のプリセットを流用できるほどです。

 

ST250の音は落ち着いて大人しいので、ピックアップを交換するのが惜しい気がしますが、「ロック用」に買った「黒のストラト」(ロックはなぜか黒が定番・黒ではフュージョンはやらんなぁ)なので、やっぱり交換します。SSL-47を考えてます。センターは外して、セレクタは5接点から3接点に交換、リア:リア+フロント:フロントにして、トーンコントロールも撤去してワンボリュームに改造します。トーンはいつも全開ですしネ。シングルコイルなのに2PUでワンボリュームという、シングルコイルのロック専用(^^)に仕立てます。ストラトのルックを優先してダミーを載せとく(YJM風に)のも手ですが、配線されてないパーツを載せたままなのは好みではないので、外します。(穴はボルトとプラ板で塞ぎます)

 

 

 

スクワイアのストラトと比べると、新品のプレイテックストラトが決して負けていないことを、ちょっと音出ししただけでも、しみじみ感じました。

 

あとはアームをフローティング状態にして、どれだけ差が出るか‥‥です。プレイテックは無加工ではスプリングが干渉する(!!)ことがあるので、干渉する部分の木材を削ったり、バネの本数やテンションを変えてみて、どのくらいイケるか‥‥も、実は改造の楽しみでもあります。

 

プレイテックのピックアップはコスト的に相当安いパーツなはずですが、音そのものは意外に扱いやすくて嫌いじゃないです。大好き!‥‥というほどでもないですが、決して悪くないです。

 

フロントとセンターのハーフトーンに深めのコンプ、優し目の歪み(ハイゲインではない、クランチ程度の)を添えてやれば、70〜80年代フュージョンクリーンサウンドが簡単に手に入ります。

 

なので、黒のST250を買ったばかりですが、ローズでサンバーストのST250も買うかも知れません。スクワイアも、黒のST250も、歪み系のピックアップに交換するので、フュージョンクリーンサウンドが出せる個体も欲しいのです。

 

今のご時世、オンライン呑みのために部屋も綺麗にして(部屋が映るので)、相乗効果としてギターが置けるようになった!‥‥ので、欲望は深まるばかり。

 

 

 

高いギターが買えりゃあ、それに越したことはないですけど、買えないのなら、安いギターの底上げ調整と演奏性で肉薄しましょう。

 

高いギターはやっぱり色んな部分が良いから、欲しいに決まってるけど、そうそう買えないもん。

 

*ST250は、色々と荒い部分があるので、手は必ず入れたいところです。フレットの両端の処理は特に個体差があるので、やすりで角を取ったほうが良いです。もちろん、弦高はすぐに調整が必要です。さすがに新品なのでネックの反りはないですが、一応チェックしといた方が良いです。

*アームを積極的に使うのなら、やはり調整は必須。逆に使わないのなら、スプリングを2本足して、共鳴を稼ぐチューンは簡単で良いです。バネの本数とハンガーの位置など、自分の目的に合わせて、セッティングを探し出すのも面白みのひとつです。

*配線は一応確認しておいた方がよいかも知れません。また、PUセレクタは機会を見計って堅牢なものに交換したほうが無難です。

*商品到着後の調整にひと手間ふた手間かければ、コストカットの部分を補えて、気軽に演奏できる愛機に早変わりします。

 


PU交換

昨日は昭和記念日でお休みでしたので、色々と私事を消化しました。

 

ギター3本のピックアップ交換。以前ワンハム仕様で改造して装着したギターのピックアップ、ダンカンのTB-59をIbanezのRGのリアに交換、IbanezのINF4をワンハムのギターに装着、さらにはダンカンのSSL-5(シングルコイルのハイパワー系)2個を、以前愛用していたプレイテックのフロントとリアに装着しました。

 

合計4箇所もピックアップを交換したので、にわかリペアマンの私には中々の作業ボリュームがありました。テスターも動員して(通電を測るだけですが)慎重に配線を理解しながら取り付けました。弦の張り替えまで含めると、結構時間がかかりますヨ。

 

 

 

ZoomのG1X Fourで音出ししてみると、さすがにピックアップ1つでプレイテックストラト1本が買えるお値段(昔は5980円でした)なので、音の分離も歯切れも抜群です。

 

SSLシリーズは、1から7くらいまでたくさんバリエーション展開されていますが、ザクザクな歪み重視の元気な音が欲しくて、SSL-5にしました。

 

*ワイヤは白がプラス、黒がマイナスです。シンプルな2芯構成です。同社ハムバッカーの4芯+Bare線=5wireとは大違い。

*ピックアップ固定は、なんとバネではなくシリコンゴムでした。最近はそういうのもあるんネ。私はシリコンゴムの劣化を疑って、元のピックアップについていたバネを流用しました。

*どっちが上か下かわからなくなった場合は、上の商品写真で解ります。ダンカンのロゴはブリッジ側なので、黒線(マイナス線〜Cold)が下(1弦側)です。

 

 

狙っていた音が出せたので良かった‥‥と言いたいところですが、ギター本体が10年前くらいに弾きまくって相当疲れて休眠していた個体なので、ギター各所に難があることがダンカンのピックアップとの音の差によってもろに露呈しました。

 

プレイテックのギターは、くたびれてくるとそこら中に「安いがゆえのボロが出て」きます。ブリッジのウェイト部分(弦を通すトンネルみたいなブロック)は欠けてヒビが入るし、トレモロアームをかければサスティンは消えてしまうし、フレットが減ってバランスが崩れてるし‥‥で、もうこの個体は限界だな‥‥と悟り、同じく安価ではありますが、スクワイアの廉価モデルを探し始めました。

 

Fenderのそれなりの(=8万くらいの)を買えばいいじゃん‥‥と思うこともありますが、ギターは宿命的に消耗部分を抱えているので、迷うところなのです。リペアに出してリフレッシュしてもらうのなら、15〜20万くらいのギターにしたいですし、3万円以下のギターならリペアに出すより安価です。

 

ちなみに消耗部品とはフレットです。フレットの山が削れて平らになってきて、弦を抑えた時に他のフレットと干渉して弦にミュートがかかってしまうのです。ミュート、つまり、サスティンが短くなって、音にも演奏性にも悪い影響が出てきます。減りが少ないうちは弦高調整で対応できますが限界があります。

 

ピックアップも、マグネットの経年変化によって出力が落ちる消耗パーツではありますが、自分で交換できます。‥‥でも、フレット交換は生半可な設備と技量では無理です。

 

ゆえに、弾き込んで消耗の激しいギターは、廉価な製品を使うようになりました。

 

*スクワイアのギターは買ったことがないので、さてどんなものか。基本的な作りが標準的なら材質には拘りません。ギブソンの「スクワイア的立ち位置」のエピフォンならいくつか持ってます。エピフォンは「雑に感じたことはない」ので、普通に良いですヨ。

 

 

 

ちなみに、最低限の装備で良い音で宅録したいなら、お気に入りのギターとオーディオインターフェイスのUR12やAG03、G1X FOURなどの単体でエフェクタとアンプがわりになるプロセッサ、そしてiMacやMac BookやiPadがあれば超コンパクトなエレキギター音楽制作環境が出来上がります。iPadの場合は、USB変換アダプタは必要になりますが、iMacやiPadを買えば使えるGarageBandでそこそこの宅録は可能です。(Logic ProやAdobe Auditionがあれば言うことなしです)

 

G1X FOURは、ただ弾くために買っても良いですが、パソコンありきの宅録にはもってこいです。「Guitar Lab」をMacにインストールすれば、本体で操作するより格段に編集性が向上します。

 

*エフェクター(ストンプ)は現実だと右から左に並べますが、G1X FOURは左から右に並んでいます。横書きの文字は左から右なので、一般的な横書きの並びに合わせたんでしょうかね。

*ハードからソフトまで、ロックからジャズ、フュージョンまで、多彩に対応できます。DynaCompもMesaBoogie Mk.IIIもあるので、70年代のフュージョンギターもばっちり。RATディストーションで80年代もイケる。

*「YJM」の1984年頃の音を真似たパッチです。ダンカンのSSL-5に合わせて作りました。ちなみに84年当時のYJMはHS-3をまだ付けてなくて、FS-1あたりだった‥‥とネットで情報を見かけました。

 

 

 

所有するストラトのピックアップのフロントとリアを交換するだけでも、ギターは生まれ変わります。ハムバッカーならリア(バッキングに常用する)を交換するだけでもかなり大きな効果が得られます。

 

そこにG1X FOURなどの最近のプロセッサを通して音作りをすれば、ヘッドフォンから聴こえてくる音はプロっぽい音に大変身します。(ラインでUR12などに入力する際はマイクシミュレーションをONに)

 

とは言え‥‥。

 

最近はテレワークや外出自粛の影響か、ヤマハのAGシリーズなどのお手頃機材が品切れて、アマゾンでろくに機材調達できないですね。

 

う〜ん、こんな事態が2020年に起ころうとは‥‥。

 

 


ショスタコの7番

クラシック音楽で近代の管弦楽が好きな人は、コロナウィルス流行の今、ショスタコーヴィチの交響曲7番の第1楽章を思い出す人もいるのではないでしょうか。‥‥まあ、不吉なので思い浮かべたくないですが、私は咄嗟に脳裏をよぎりました。

 

日本の4月の状況は、さしずめ、弦楽が主題を受け継いで奏で始めたあたりのニュアンスですかね。

 

 

 

この主題がどんどんエスカレートして、粗野で暴力的な大きなうねりへとグロテスクに変質していくのが、レニングラード交響曲の真骨頂です。

 

このショスタコの7番は、ナチスドイツに抵抗するレニングラードの様子を描写したと言われていますが、‥‥‥ノンノン、味方・身内とも言える自国の中枢権力や民衆が、凶暴な姿へと徐々に変わっていくさまも含めて描かれていることは、曲を聴けば明らかです。

 

不吉な曲ですが、実際にショスタコーヴィチが1941年に書いた交響曲でもあります。

 

ある程度、楽典や音楽通論を勉強した人なら、楽器のフレーズが何を意味してるか、なんとなくでも受け取れるのではないでしょうか。

 

なぜ「ハ長調」なんて平凡な調性を選択したのか。主題のフレージングはまるで平凡な民衆個人を思わせる一方で、その響きが集結して金管によって高らかに鳴り響く時、最初は雄々しく逞しく力強いニュアンスだった響きが、やがて凶暴で手のつけられない大きな怪物の咆哮のように聴こえるのはなぜか。

 

音楽は聴くだけでなく、読むもの‥‥でもあるのです。

 

最初は可愛らしく微笑ましい響きの主旋律が、どのように殺気立ち、殺伐として暴力的な響きへと変質していくかは、第1楽章の最大の聴きどころです。

 

 

 

他人への思いやりや同胞意識が、お互いの監視や同調圧力へと変質して、やがて自制も効かなくなり大きな流れに呑み込まれ、破局点へと突き進む‥‥というシナリオ。

 

まさにそれは、今回のコロナウィルスで言えば「最悪のシナリオ」です。

 

コロナウィルスはこの曲のようには進展して欲しくないです。最後はカタストロフですもんね。

 

 

 

今この時期、鬱な感情に落ち込みたくなければ、この曲は聴かないほうが良いかも。

 

でもまあ、ショスタコって往々にして、そういう曲が多くはあるのですが。

 

 


GS-10のボタン電池交換

兄のギター用プロセッサ「Roland GS-10」が電池切れで起動不能になっていたので、交換しました。修理に出すと数千円ですが、自分で交換するとボタン電池代だけ(200〜300円前後)で済みます。

 

ネットで同じ症状(というか経年の消耗)で電池交換している人が多くいらして、情報も豊富でしたので、特に迷うことなく交換できました。

 

90年代の自作PCを思わせる金属筐体で、わたし的にはQuadra800筐体〜PowerMac8500を思い出すような、無骨な作りの筐体ですが、特に難しいことはありませんでした。スナップフィットではないので、ネジ外し用の六角レンチとプラスドライバ、こじ開け用にマイナスドライバの3点さえあれば、電池交換可能です。

 

GS-10電池交換のツボを、写真を多めに掲載してお知らせしたいと思います。

 

 

 

まず、死んだ状態のGS-10です。

 

 

各所のネジを外します。これ以外のネジは外さないように注意せよ‥‥とのネットの情報です。

 

底面。

 

側面。左右とも。

 

背面。

 

正面。

 

 

ネジはプラスネジと六角ボルトで、それぞれ寸法は1種類なので混ぜちゃっても大丈夫です。六角ボルトの口径は‥‥レンチセットではめてみて探ってください。特殊な規格やサイズではないので、ミリ規格の普通の六角レンチセットで対応できます。

 

これらのネジを外しても、一向に外れる気配はないです。金属の板同士が、何かの理由で軽くヘバりついています。

 

 

 

なので、引き剥がすように、マイナスドライバでこじ開けます。隙間にマイナスドライバを差し込んで、カッターで封筒を開封するかのように滑らせれば、ペリペリと剥がれてきます。

 

 

 

側面もヘバりついているので、同様に引き剥がします。

 

*差し込んで浮かした後、同じくカッターで封を切るように、左右両面とも引き剥がします。

 

 

金属の筐体は柔軟性がありますので、底板を外す際に、でっぱりが干渉して引っ掛かる場合は(引っかかる箇所が背面に存在します)、筐体を「ハの字」に少し開けばエスケープして外れます。‥‥この工程は、作業しながら写真を撮れませんでした‥‥。

 

底板が外れれば、すぐに目につくところに電池があります。

 

電池はストッパーで脱落を防止しているので、手前に引く動作だけでは物理的に外れません。

 

ストッパーを避けるために、一旦、水平にずらしてから、斜めに浮かせて取り出します。

 

 

 

電池が外れれば、新品の電池をつけて交換は終了。

 

新品電池はパナソニック製です。

 

 

 

この後は、バラした手順の逆で、組み立てます。底板を組みつける時に、ケーブルを噛まないように気を付けましょう。

 

 

 

いよいよ、GS-10、復活の儀。

 

電源コードをONにする際に、「ファクトリーリセット」操作をおこないます。

 

AMP/SPEAKERエリアにある「A」「B」ボタンを同時に押しながら、電源スイッチをONにします。MacやWinでもトラブル時に似たような操作はお馴染み‥‥ですネ。(セーフブートとかネ)

 

 

 

すると、液晶画面にFactory Resetの文字が表示されます。ABボタンから指を離しても大丈夫です。

 

しかし、このまま待っても何ら進展しません。

 

ネットのマニュアルを読んだら、確定ボタンは「WRITE」ボタン‥‥とのことです。

 

BOSSサイトのGS-10マニュアルPDFリンク

https://www.boss.info/jp/support/by_product/gp-10/owners_manuals/c2843228-b614-4333-be13-1ea3b47dda88/

 

 

 

これでめでたく、GS-10が復活。

 

ユーザープリセットは初期化されましたが、起動して音も出るようになりました。

 

 

 

 

今は、ネットで同じ境遇の方々が、自分で問題解決するための情報を公開してくれていて、とても助かります。

 

どのネジを外せば内部にアクセスできるか‥‥なんて、情報がなければ、余計なネジまで外して、余計な問題を増やしかねませんよネ。

 

ネットの方々に感謝の極み。

 

なので、私は写真をできるだけ撮って、同じ情報ではありますが、掲載したいと思います。

 

誰かの役に立てば…。

 

 

 


2027年。Beethoven。

2027年はベートーヴェン没後200年です。私が高校生の時は、バッハ生誕300年でした。あと7年生きれば、偉大なる2Bのモニュメンタルな年を両方体験できそうです。

 

で、今年はベートーヴェン生誕250年とか。

 

250年だと中途半端だな。盛り上がりに欠けるかな?

 

ベートーベンの32曲のピアノソナタは、宝物です。3大ソナタばかりが有名ですが、無名のソナタも良いですよ。

 

世間はなにかと、すぐに「月光」ばかり流しやがって‥‥。

 

 

 

ピアノソナタは第1番からして、「ベートーベンじる(汁)」が効いているのですが、私が最近好んで聴いているのは、7番と22番です。表題はついてないですが、わたし的には、脳の中をデフラグする効果が気に入ってます。

 

22番の第2楽章は、特によく聴いてます。以下のYouTube映像の5:40から第2楽章です。(22番は2楽章形式です)

 

 

 

逆にあまり聴かない‥‥というか、聴かないようにしているのは、30〜32番ですかね。‥‥切なくなっちゃって。

 

私はまだ人生的に達観するつもりはないので、最後期のソナタのアダージョ〜アンダンテのテンポの曲とかは「ココロが向こう岸に引き込まれそう」で、今は避けておきたいのです。最後のソナタの最後の楽章、第32番の第2楽章のような「何もかも手放した」境地に浸るのは、今の私には早過ぎます。死を予感した時に、でいいです。

 

上の映像の22番は、既に第1楽章の1小節目でベートーヴェン全開ですネ。このピアノソナタを知らなくても、この出だしですぐにベートーヴェンだと当てられるでしょう。モロ、だもんネ。

 

モーツァルトでもハイドンでもシューマンでもない、ベートーヴェンのユニークな性格が表れていますネ。まあ、ベートーヴェンの楽曲は、好きになって耳慣れてくると、古典〜ロマン派初期の多くの楽曲の中にあっても、聴き分けられる強い個性があります。

 

 

 

そういえば、今年は2020年なので、0と5の年に開催されるショパンコンクールの年ですネ。

 

私が高校生の頃、ブーニンが優勝した年=1985年で、NHK特集番組をVHSに録画したり(=我が家の初VHSデッキで音が格段に良いHiFiデッキ)、FMをカセットテープに録音したのを今でも覚えています。

 

うへぇ‥‥、35年も経つのか‥‥。歳も食うわ。

 

最近はYouTubeで何次にも渡る選考の演奏の様子が見れるので、良い時代ですネ。

 

例えば、普段ならドガガガーンと派手に演奏されることの多い作品25第12番のエチュードを、曲想の持つ悲痛な響きを前面に押し出した珍しい解釈で弾いた演奏も、公式チャンネルで聴く(観る)ことができます。

 

 

「大洋」の愛称で知られる作品25-12ですが、「大洋」のサブタイトルは楽譜出版社の「後付けタイトル」でしょう。ショパン自身が「大洋」を意識して作曲したとは、楽曲の曲想からして考えにくいです。「大西洋」を活写するために作った曲じゃないよネ。‥‥実際、ショパン自身は表題を付けなかったとのことです。

 

なので、このLukasさんの演奏を「この曲のタイトルは大洋なんだから、イメージが表現されてない」と批判するのは、それはそれで思い込みのなせる愚です。

 

この曲に「大洋」をこじつけてイメージする必要はなく、音だけを純粋に、何のキャプションもなく受け取って、ニュートラルに聴けば良いです。ショパンが音符に何を込めたのか、音だけで聴きとれば良いのです。

 

前から思うんですけど、純粋に曲を聴く目的なら、「別れの曲」「木枯し」とかサブタイトルは不要ですよネ。出版時(セールスの際)にショパン以外の他者がつけたキャッチコピーみたいなタイトルは、かえって楽曲を聴く際に邪魔になると思ってます。

 

音だけで伝えたいことを、文字で邪魔するのは、無粋なことです。

 

文字でわかった気になる必要はなく、むしろ、音だけ感じて、音のままココロに記憶すれば良いと思います。

 

 

 

ベートーヴェンの「月光ソナタ」も、ベートーヴェン自身は「幻想曲風ソナタ」と題名をつけたそうです。「月光ソナタ」は死後に出版社でつけた「販売用のタイトル」とのこと。

 

月光なんてタイトルは忘れて、音だけでイメージしてみれば、グンと味わいが深くなりますヨ。

 

ともあれ、27年が楽しみです。

 

 

 

 

 



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