電力チェッカー

前々回、USBハブの電力を測るのに買ったのは、コレ

 

 

 

iPadやFireがどれだけ電力を欲しているか、特に今まで気にしてきませんでしたが、考えてみれば、身の回りはタブレットばかりで、1つくらいは持っていても損はないと思い、この度、買ってみました。

 

 

 

iPadのバッテリーを減らさずに維持しながら作業するには、大体1〜1.5Aくらい〜5〜8Wくらいあればどうにかなるようです。

 

大まかな目安でも、USBハブや充電器の電力(ボルトとアンペア)を測る機会は、これからもあるでしょう。未来の現場には常備しておくのも良いですネ。

 

FireタブレットやiPadをサブモニタにする際の電力供給の目安、ケーブル不良の簡易チェック、充電器やUSBハブの各ポートの出力など、計測できるのは何かと便利です。

 

 


揃えてケミカル

5-56。家庭で定番の潤滑剤です。

 

 

万能潤滑スプレー‥‥と言われますが、何にでも適しているわけではなく、むしろマイナスな要因となることもあるので、性能を理解して使用することが求められます。

 

例えば、グリースオイルやチェーンルブを挿すべき箇所に、5-56を挿すのは超NG。私の父はメカ音痴なので、5-56だけを自転車のチェーン周りに挿して放置し、後日に異様にペダルが重くなった‥‥なんていうことも身近にありました。

 

5-56の高い浸透性が、チェーンのグリスまで洗い流してしまい、その後にグリスを補充することなく放置したので、ギギガギグギギと駆動部分がかえってギクシャクしてしまったのです。まあたしかに、缶の写真には自転車のチェーンが写っているので、メカに疎い人は間違える可能性もありますネ。

 

父にバイク用のチェーンルブ(ヤマハの)を「これを挿して」と渡したら、自転車を乗った後で「ものすごく走りやすくなった。とてもペダルが軽くなった」と喜んでいて、どれだけ重いペダルのまま今まで走っていたのか、そっちのほうに感心するくらいでした。

 

これに限らず、

 

ケミカルは揃えてなんぼ

 

です。

 

プラ製品に5-56はNGですし、高回転の駆動部分にサラサラタイプのシリコンスプレーもNG、ねっとりタイプのグリースを衣服が触れそうな部分に挿しても服が汚れてNG。

 

とりあえず、

 

浸透力の高い5-56系

樹脂を傷めないシリコン系

ねっとり吸着するグリース・オイル系

接点復活系

 

‥‥の4種を揃えておけば、日常の家屋の範囲ならば、色々な場面に「どれかは」使えるはずです。音響機器や車両の整備など専門的な目的でなければ、4種で困ることは滅多にないはずです。

 

クレの5−56は、ファミリーがありまして、以下のような数字違いがいくつか存在します。

 

 

接点復活材としての2-26。防錆の3-36。悪魔の番号じゃなくて水回りの防錆と潤滑の6-66‥‥。と、用途に応じて、数列ファミリーが存在します。

 

でもまあ、これらを揃える必要は特になく、5-56に加えて、以下の3点があれば、日々の備えとしては十分だと思います。

 

 

 

これらはあくまで、日常の一般的な場面で使うチョイスです。パーツや基盤を洗浄したいとか、フェーダーやポットの接触を復活させたいとか、デカいバイクのシールチェーンの潤滑とか、専門的な分野には、相応の専用ケミカルが適合します。

 

汎用的な用途には、5-56をはじめとした4つのケミカルで日常のちょっとしたストレスを改善できます。例えば、机や押入れタンスの異様に重い引き出しとか、ドアノブの回転とか、シリコンスプレーの使い道は特に豊富です。合皮や樹脂の保護・ツヤ出しにも使えるのは、重宝します。

 

 

 

 

一日中回転し続けるサーキュレータとか、埃まみれのUSB充電口などに、適切なケミカルでグリスアップしたり洗浄することで、製品の寿命がグンと長持ちします。

 

ちなみに、私は2-26から6−66まで全て揃えています。‥‥そうです、単に全部揃えてみたかっただけのことで、6-66とかはほとんど使わないです。

 

まあ、ケミカルマニアは別としても、4種のケミカルを日々揃えておけば、「故障しかけて動作がおかしくなったら有無を言わさず使い捨て」にせずに済みます。

 

私はもう20年以上もコンピュータをはじめとした「メカ」で仕事をしていますし、バイクも20代の頃はアホのように熱中したので、「メカ」を他人事には思えないのです。故障するのは、必ず理由がありますから、オカルトのような話ではありません。

 

日頃からケミカルでメンテして面倒みれば、メカは良好な性能を発揮し続けてくれます。

 

使いたいだけ使って後は何も面倒をみない‥‥なんて、ヘソを曲げてもしょうがないですよネ。ああ、まるで業界のソレ‥‥みたいじゃないですか。

 

日頃のメンテなど一切しないような「ブラックメンテ」せずに、自分の分身のように愛でれば、メカは応えてくれますヨ。

 

 

 

 


YAXIのイヤーパッド

ライトな話題に切り替えようと思っていると、「フレームレート」「コマ打ち」の話題も見かけて、特にフルモーション(1コマ打ち)とリミテッド(2〜3コマ打ち)のどちらが良いか‥‥なんていう議論も見かけると、「作風を体現できてれば、どっちも良いよ」と言いたくはなります。ヌルヌルとカクカクの「どっちが良いか」なんて視野狭窄的な議論をしている時点で次の時代を意識できていません。4K時代をターゲットにしている私らの主眼は「24コマアニメから120fpsテレビまで耐えうる」タイミング技術であり、どんなフレームレートで見ても「いい感じ」になる映像技術を実践し始めています。でもまあ、そういう話題も来年くらいまで触れずにおこうと思います。

*本当に本気で、フレームレートやコマ打ちをアレコレ研究したいのなら、スペックや誰かの説をあてにするのではなく、自分で8fpsから120fpsまで実地で試して肉眼で見て、様々な試行錯誤に努めることをお勧めします。8fps on 24fpsだけでなく、8fps on 120fpsの映像(=今どきの4Kテレビで普通に見れます)を見れば、未来の課題も具体的に見えてくるでしょう。

 

技術的なコアな話題はしばらく触れずに、ライトな話題。

 

 

 

今日、新品のイヤーパッドが届いたので、早速交換しました。

 

イヤーバッドを新調したのは、ソニーのV6のイヤーパッドがボロボロになってしまったからです。こんな感じ。

 

 

 

これを、YAXIのイヤーパッド「STPAD-DX-LR」に交換します。私が買ったのは、右と左の色が別々のコレです。

 

 

赤と青‥‥なのですが、青の方はひっくり返しているので黒い部分だけが写っています。

 

 

付け替えは簡単。雑にやれば破れることもあるでしょうが、まず最初に1/3をハメこんだ後に、円周に沿って優しく伸ばしながらハメていけば、特に問題なく装着できます。多少の位置のズレも装着後に修正できます。

 

ソニーは左が「青」、右が「赤」なので、イヤーパッドの配色もそれに準じます。

 

 

 

つけ心地は、さすがに4000円近くするので、相応に快適です。イヤーパッドに耳が押されて痛くなる度合いが軽減されます。

 

私はソニーのヘッドフォンに愛着があって、90年代のアニメーター専門だった頃から「7506」を愛用しています。もちろん、「900ST」もチェック用に常備しています。

 

 

 

ちなみに、ソニー一色ではなく、AKGの240なども併用して、用途と気分それぞれに応じて使い分けています。

 

‥‥で、今回のYAXIのつけ心地があまりにも気に入ったので、7506用に追加購入しました。7506はテーマカラーが青なので、青一色のパッドにしました。

 

ソニーのこのあたり〜900ST、7506、V6は、ロングラン製品なので、交換パーツも探せば色々と購入できるのが強みですネ。

 

 


4Kモニタのリフレッシュレート

4Kモニタがぶら下がるようになると、マシンの負担は猛烈に増大します。まあ、考えてみれば、「そりゃそう」で、4Kは2Kの4倍の面積で、例えばその4Kモニタが2つもマシンに接続されれば、ビデオ処理性能はごっそりと消費されます。


4Kのモニタが2つ接続されている状態でも、60Hzのリフレッシュレートはマシンから供給可能です。つまり、4Kモニタ2台とも、4K60pで映し出せます。‥‥Mac Pro 2013(ゴミ箱型のアレ)など、そこそこの性能を有したマシンならば、多少古くても大丈夫みたい‥‥です。

 

しかし、そこに1つでもモニタが追加されると、一気にバランスが崩れます。たとえ1440pxのチビモニタ(=波形を見るための)でも、ビデオカードのキャパをオーバーすれば、4Kモニタは60Hzでは表示できなくなります。

 

60pの映像を見慣れると、24p=24コマのモーションは、たとえフルアニメーションでもカクカクした動きに見えるので、容易に判別可能になります。60pのフルアニメーション素材ならなおさら、「60pで再生されていない異常な状態」はすぐにわかります。

*「フルアニメーション」とは「1秒間の全てのコマ(フレーム)において絵が動く」アニメーションを指して使っています。要は、「1コマうち」のアニメですが、この「フルアニメーション」という言葉も「方言」のような気もしています。用語辞書を見たわけではなく、現場で見聞きした言葉なので‥‥。他には「フルモーション」とかの語もありますね。

 

つまり、何らかの障害で60Hzであるはずのモニタが、24Hz30Hzで再生されると、すぐに異常を察知できます。

 

最近ぶち当たった障害はまさにソレ。モニタのリフレッシュレートが23.98Hz(23.976)、つまり24p=1秒間24フレームしか再生できない状態に落ち込んでいました。これはショボい。

 

 

60pのアニメーション映像が、60pで再生されない原因はいくつもあって‥‥

 

  • そもそも60pでレンダリングしていない(ぎゃふん‥‥という感じですが、レンダリングの設定のウッカリミスはあり得ます)
  • QuickTime Playerなどの再生ソフト上のデータ転送落ち(低速なHDDやネットワークだと頻発します)
  • QuickTime Playerなどの再生ソフト上の処理落ち(性能の低いマシンだと映像を処理する速度が間に合わないことがあります)
  • ムービーコーデックの仕様上の転送量がそもそもデカい(上述のデータ転送落ちと処理落ちの両方を引き起こします)
  • ビデオカードの性能不足(4Kだと24Hzや30Hzまでしかできないマシンは多く存在します=Mac miniなど)
  • ビデオカードのキャパオーバー(接続するモニタの台数が多いと、各モニタに分配するリソースが枯渇しリフレッシュレートに影響がでます)
  • 接続ケーブルの性能不足(4K60pを伝送できるケーブル規格で接続しないと、スペックが低下します)
  • モニタ自体が30Hzまでしか受け付けない製品(4Kが出始めの頃のひと昔前のモニタ製品にありがちですが、今でも売られているかも知れません=未調査)

 

‥‥のような感じです。まだ何かあるかな?‥‥と、そのくらい、障害の要因は多いです。

 

これらの障害要素は、単独の場合もあれば、複合でカマしてくる場合もあります。慎重に「障害を切り分けて」原因を浮き立たせてつきとめます。

 

現在、作業場で使用している4Kモニタは、3840ではなく4096の4Kで、そのモニタが2つ、Mac Pro 2013に接続され、さらに1.5Kのチビモニタが波形確認用に接続されておりました。

 

色々と検証した結果、1.5Kのモニタを外すことで、解決。

 

ビデオカードの性能で千差万別とは思いますが、現在の私らの環境では、4096pxモニタを2台接続すると、それ以上は実質「打ち止め」であることが判明しました。リフレッシュレートを犠牲にすれば3台接続できるんですが、まさかそんな選択肢を選ぶわけにはいかないので、波形モニタはメインの4Kモニタ内に配置することになりました。‥‥マシンが最新の状態に更新されるまでの間は、少なくとも‥‥。

 

 

障害を目視で1発で見分けるために、以下のようなムービーを作っておくと便利です。モニタにも「インフォメーション」表示がありますが、目視でも60Hz動作を確認しておくと安心でしょ。

 

図は内容説明用のGIFサンプルですので、繰り返しがのんびりしていますが、実際は超高速60フレーム毎で1,2,3,1,2,3‥‥と劇速で繰り返されます。

 

 

普段使っているProResやAvidのコーデックでこうしたチェック用の60pムービーを作っておくと何かと便利です。すぐに目視でチェックできますからネ。

 

この1,2,3‥‥の1フレーム毎の繰り返しが、均等に明滅すれば60fps(59.94)が再生できている目安になります。

 

もし、不均等に明滅するようならば、どこかのフレームの再生が落ちています。

 

ご自分でチェックムービーを作成する際は、あまり数字を見過ぎて気分が悪くならないように注意してください。いわゆる「ピカxxxチェック」に相当するものがありますので‥‥。

 

‥‥‥‥実は、GIFではなく、ちゃんと内容がわかるように、HDサイズ・Rec.709のHEVCのムービーも用意したのですが、数字の明滅が強烈なので公開するのをやめました。私は日頃からチェック用途で見慣れているので大丈夫ですが、「見かた」を知らない不特定の人がムービーを見続けると、明滅で気分が悪くなって「オエッぷ」となりますので‥‥。

 

 

ちなみに話は逸れますが、QuickTimeにも以下のような色域を設定できる項目が現れました。

 

 

 

さて‥‥‥、今後の色域の運用はどうしていこうかね‥‥。

 

単にP3やRec.2020を選べば万々歳‥‥とはいきません。テストしてみた結果、ダイナミックレンジの扱いが実際のムービーファイルの輝度にも作用して変換されるようです。

 

運用の手腕が問われるところですが、まずは、各メーカーやラボやシステムスタッフなど各方面の技術者の方々に聞いて、とっかかりの落とし所を探っていかないとネ‥‥。

 

 


スマートなエラー

形あるものはいつか壊れる。‥‥そして、S.M.A.R.Tチェック、Failing。

 

操作の度にレインボーカーソルが回転したり、文字入力の際の変換時に異様に待たされたり‥‥などは、ハードディスク異常の典型です。なんでしょうかね、仮想記憶関連とか‥‥なんですかね。

 

昔ながらの考え方だと、Finderなどのファイルシステム関連でファイルやフォルダにアクセスした時に異様に応答が遅くなるのは、いかにもハードディスクの異常なんですが、現在ですと、それ以外の場面でもレインボーカーソル祭りとなり、作業に支障がでまくりです。

 

こんな感じどす。

 

 

TechToolProのSMARTチェック機能で「Failing」=失敗と診断されました。「テスト結果の失敗は、修復できないドライブの故障が逼迫していることを意味します。失敗が検出された場合、そのドライブは交換が必要です。」との表示です。

 

しかしまあ、コンピュータの文章って、なんでいつも「こう」なのか、もう少し気を遣って欲しいと思いますが(その場で使用する用語を「失敗」か「Failing」のどちらかに統一してほしい)、要は「SMARTチェックの結果が『Failing』だった場合は、できるだけ早急にハードディスクを交換してね」ということです。

 

で、エラーの出たハードディスクは「ST1000DM003」、おなじみ「SeagateのBarracuda」です。故障といえばバラクーダ‥‥というくらい、故障するよねえ。

 

バラクーダは、この4年くらいの間に、1TB、2TBと、2つ故障しました。温度や排熱に気を使っているので、他のハードディスクは故障知らずですが、バラクーダは短期間に2つ故障しているので、申し訳ないけど「故障といえばバラクーダ」の印象が強いです。‥‥私のコンピュータ歴20年間でカウントすれば、かなりの数のバラクーダが故障しています。

 

もちろん、HGSTもWDのREDも、故障する時は故障しますが、極めて稀です。HGSTの普及型(値段の手頃なやつ)でも20年間の記憶の中で1個か2個が故障した程度、WDのREDも20年間の中で(REDは20年前には存在しませんでしたが)1個だけ故障した程度です。まあ、GREENはいっぱい故障しましたけどネ‥‥。

 

なので、「ハードディスク故障王」は、WDのGREENと、SeagateのBarracudaの「2強」です。

 

AppleはSeagateが好きなんだかどうか知らんですが、システムプロファイルを見て、ハードディスクの欄に「ST」と「DM」の型番を見つけると、「またこいつか。ちゃんと長持ちしてちょ。」というキモチになります。‥‥まあ、壊れたら壊れたで、サクッと気持ちを入れ替えて、粛々と交換作業を進めるのみ。

 

バックアップは1時間ごとにとってあるので、クローン作業(バックアップの内容を本体の新しいSSDやHDDに書き戻す)自体は4時間くらいで復旧できます。

 

 

あー。でも、iMacの両面テープを剥がすの、やだー。

 

ハードディスクの交換程度で、なんでシールを剥がして液晶パーツを外すような「分解メンテ」みたいなことになるんだ‥‥。

 

まあ、覚悟を決めて、その昔、バイクのクランクケースを開けてクラッチ板を交換した時みたいに、がんばるしかないか。実際、クランクケースに貼りついたガスケットの除去と同じように、両面テープの除去を丁寧にしないと、液晶ガラスの接着が甘くなるようですしネ。‥‥うーん、iMac。

 

歴代のMacで一番面倒なんじゃないか?‥‥2012Late以降のiMacは。

 

 

 

 

 

ちなみに、FusionDriveで動いている自宅のiMac 5Kはすくすく元気です。FusionDriveって実際どうなんだろ?‥‥と、使う前は半信半疑でしたが、うまく捌いているのか、体感上はSSDと遜色ないです。

 

 

 

 

 


シリコンスプレー

日頃、度々お世話になっているのが「シリコンスプレー」です。身の回りの様々な可動箇所のメンテに用いています。

 

似た用途で「5-56」とかを使うこともありますが、5-56はプラ部品にダメージを与えて材質を脆くするので、一般家庭の日常では5-56よりもシリコンスプレーの方が活躍の場が多いと思います。ドアが軋む、引き戸が重い、回転が渋い‥‥など、何らかのパーツ同士が接触して動作する部分に、手軽に使うことができます。

 

 

 

アマゾンは、たまに異様に高価なことがありますが、標準的な価格は200円台後半=300円未満です。手頃な価格で入手しやすいので、至るところで活躍します。

 

机の引き出しの出し入れが渋い場合は、レール部分にシュッと吹けば軽い滑り心地になります。材質は鉄だろうが木だろうがプラだろうが、様々な材質に使えるので、日常生活で用いる道具や設備の可動部分に「大体、何でも」使えます。

 

*呉工業の宣伝より抜粋

 

滑りの渋い襖の敷居とかにシリコンスプレーを吹こうものなら、ストーーーン!と滑りすぎて、逆に危ないくらいです。あと、絨毯に誤って付着した場合は、靴下を履いてその上を歩くと異様に滑りやすくなります。‥‥まあ、そのくらい、滑るようになる‥‥ということです。

 

回転軸などはグリースを使うのが一般的ですが、シリコン系のスプレーにも「シリコングリースメイト」が販売されており、状況に応じて使い分けます。いわゆる「シリコンスプレー」はサラサラしているので流れやすく、ねっとりと潤滑し続ける目的にはあまり向きません。長期間付着し潤滑し続ける目的には、グリースメイトのほうが適しています。

 

 

 

最近、回転しなくなったサーキュレーターの回転軸部分に吹いたら、無事、回転するようになりました。‥‥まあ、回転が止まるまで放置せずに、「いかにも回転し辛そうな音」を出し始めたら、メンテすべきですネ。

 

グリスアップして機械の性能を正常に戻せば、「故障」と誤判断して捨てずに済みます。モーターは回転しようと頑張っているのに、潤滑切れで負荷がかかり回らなくなっているだけなので、グリースメイトで負荷を取り除いて潤滑状態を正常に戻せば、いつも通りの機能を発揮してくれるようになります。

 

潤滑力が低下しただけで廃棄したりメーカー修理に出していたら、お金なんていくらあっても足りませんよネ。長年使って軋んで渋くなった机やタンスの引き出し、不自然に動きにくいノブやレバー類の根元にシュッと吹けば、往年の滑らかさと軽さが復活します。

 

最近、自宅の30年使い続けた机の、引き出しのレールを、金属パテの補修とタッピングビスの補強、そしてシリコンスプレーをひと吹きしたところ、しばらく忘れていた滑らかさとしっかり感(修理するまでガタガタしていた)が蘇りました。愛着のある道具はやっぱり「治して使い続けたい」ですよネ。‥‥まあ、コンピュータ本体は映像制作的に「長年使用」とはいきませんし、高度な集積回路のメンテなんて実質不可能ですから、だからこそ、メンテすれば使い続けられる、木製や金属製の「アコースティック」「エレクトリック(=エレクトロニックではなく)」な道具は、傷んだところは治して、自分が死ぬまで使い続けたいと思います。

 

 

5-56、シリコンスプレー、何らかのグリース系スプレー(木やプラにも使えるのが家庭や作業場では便利です)、接点復活スプレーの4種を揃えておけば、大抵のメンテは乗り切れます。

 

正真正銘、故障で昇天するメカもありますが(最近、スゴい故障に遭遇しました‥‥リコールになってもおかしくないほどの‥‥)、「以前より使いにくくなった」「うるさくなった」なんていうメンテ不足は、潤滑不足やホコリの付着など、日頃の清掃と手入れで解消できるものがほとんどです。

 

新しい技術体系による現場を作る際には、今までとは趣の異なる機械を使うことが多くなります。新しいタイプの機材にもお金はかかります。プロ機器のメカに強い‥‥とまでは言わなくても、汎用機器の基本メンテぐらいは自律的にできないと、お金なんていくらあっても足りんです。可動部分の動作がちょっと渋くなった程度で、いちいち修理に出してたらキリがないですもんネ。

 

 


スマート

私はTechToolPro(TTP)を昔から愛用しています。以前はディスクウォーリアも愛用していたのですが、今はもっぱら、TTPだけです。

 

最近、こんなものが。

 

 

うーん、Seagate。またお前か。(ST1000はSeagate製のHDDの型番です)

 

 

HDDの故障率なんて、そう簡単に公平にジャッジできるものではないですが、私の経験からすると、SeagateのHDDはよく壊れる‥‥というのが、率直な感想です。


私は、HGST、HGST工場製の東芝、WDの3つを基本としておりますが、たまに「改善したかな‥‥」と思ってSeagateを買うと、だいたい「やっぱりか。やっぱりな。」ということになります。

 

 

HDDといえば、最近WDが、「一部では評判のものすごく悪いGREENをBLUEに変えた」のは、ちょっと驚きです。見かけはBLUE、中身はGREEN‥‥て、よくそんなこと、地位も名誉もある大手の会社ができるよねえ‥‥。

 

私は、故障率の下がった新生GREENで売り出せば、それで良いと思うんですけどネ。アーカイブ用途(速度を必要としない。24時間365日通電しない。など)ならGREENでも「すぐに故障しなければ」、全く問題ないです。

 

ちなみに、以前のGREENの故障率はダントツで、色々なネットの記事で指摘されていました。まあ、GREENそのものだけでなく、例えばアマゾンの梱包も相当マズいとは思いますけどネ。HDDって超精密機械じゃなかったっけか‥‥と記憶が曖昧になるほどのアバウトな梱包で、アマゾンは出荷しますしネ。配送の途中で具合の悪くなる個体も相当多いのでは‥‥と思います。

 

一方、HGSTのHDDは、なんだかんだいっても、耐久性は高いです。壊れる個体もたまにありますが、平気で10年近く回り続ける個体も多いですネ。昔、「男は黙ってIBM」(HGSTは昔IBMブランドだったのです)と言われていた頃を思い出します。

*「男は黙ってIBM」=他に廉価なHDDがある中、割高だけどIBM製の信頼性の高いHDDを買うのが、ひいては作業環境の安定に繋がる‥‥という「心意気」(?)です。実質は男も女も関係ないので、「女も黙ってHGST」でも良いですけど。

 

 

まあでも、HDDなんぞ、どんな銘柄を買おうが、故障するときは故障します。

 

要は、どのような体制で作業環境を組んでいるか‥‥です。

 

 

SMARTエラーが出ても、TIMEMACHINEがあるから大丈夫。復旧は容易です。

 

バックアップ体制、復旧体制を準備していなかったら、抜き差しならない「一大事」ですけどネ。

 

アカンようになった際は、TIMEMACHINEで復旧すれば、短時間で応急処置が出来て作業再開可能です。バックアップ体制をとっておけば、何よりも心に余裕ができますし、トラブル時の復旧までの時間の見積もりも事前に予測できます。

 

 

今はかなり忙しくて、マシンをダウンさせてHDDを交換している暇などないので、このままやり過ごして、仕事が穏やかになった時に対処します。もし、明日壊れたら、外付けHDDから起動して作業を続けます。

 

 

ちなみに、TechTool Proは、あくまで日頃の健康チェックの用途で、何かトラブルが有った時に助けてくれるというよりは、トラブルを未然に検知するためのものです。過大な期待は禁物です。

 

HDDが発する音、マシンの反応速度、起動までの時間など、いろんな要素を総合してマシン環境の状況を日頃から掴んでおき、かつ、TTPのようなソフトも併用するのが、「コンピュータで飯を喰っていく道」です。

 

 


Mac mini 2012のディスク交換

Mac mini Late 2012のHDDがS.M.A.R.T.エラーによって成仏したので、750GBのSSDを購入し交換することになりました。

 

Mac mini 2012のSSD換装は、他の方々が写真付きの情報を上げてくださっているので、ここでは補足だけ書いておこうと思います。

 

まず、必要な工具ですが、トルクスドライバーのT6とT8が必要です。アマゾンで検索すると、なんだか怪しいブランドの、ビット数が盛りだくさんのドライバーセットが筆頭に表示されますが、工具はちゃんとしたものを買って末長く使うのが絶対に良いです。バイクをサンデーメカニックでいじってた頃の痛烈な教訓です。ケチって安い工具を使ってパーツをダメにして、数千・数万円の損害を出すより、一生モノの工具(KTCとかTONEとか)を買っておく方が結局はお得です。

 

でもまあ、高価なKTCを無理して買わなくても、ベッセルなどの500円くらいのを買えば充分だと思います。必要な本数は2本で、T6とT8です。

 

KTCのトルクスドライバー。1本1600円もします。KTC好きの方はどうぞ。

 

ベッセルのトルクスドライバー。1本500円台で買えます。

 

T6、T8が並ぶと以下の感じに。

 

 

写真だと大きさがわかりませんが、全長16cmくらいなので、小さめのドライバーです。ダンボールの毛のような繊維との対比で、どれだけ小さいかがお判りかと思います。

 

あとは、コネクタを外すのに、精密ドライバーのマイナスがあれば尚良しです。極小コネクタとはいえ、ケーブルをつまんで引っ張るのは、やっぱりどうしても気がひけるので。

 

コネクタは本当に小さいです。アンテナケーブルは小さくても同軸ケーブルのコネクタみたいな形状が可愛いですね。

 

 

埃との対比で、どれだけ小さいかがわかります。

 

こうした小さなパーツを相手に分解するわけですが、見た目の細かさに反して、作業自体は実はそんなに難しくはないです。1/700のウォーターラインシリーズや1/144のガンプラを作るより遥かに簡単です。

 

基本的にスナップフィット的な設計なので、ケーブルの取り回しとかをミスらなければ、つまずくことはないです。WiFiのアンテナマウント兼ディスク固定金具も、スナップフィットで本体にガッチリ固定される仕組みなので、凹凸をうまく噛み合わせて組み立てます。ネジが少ない分、スナップフィットで固定しているんですネ。

 

 

アンテナマウント金具の切り欠き(2枚構造の溝)部分。この切り欠き=凹部を、本体の凸部にうまく合わせて、ハメ込みます。

 

作業自体は1時間もかからないと思います。ネジもパーツも少ないので、やることも少なく、時間のかけようがないのです。これが全バラシだったら、もっと時間がかかると思いますが、下段のHDDをSDDに交換する程度なら、1時間前後で作業は終了です。

 

以下のように、こんだけしかパーツがバラけません。

 

 

ネジは5個。最近のMacは分解が面倒だと思い込んでいましたが、初期型のMac miniより、ずいぶんとメンテがしやすい構造になっていたんですね。

 

 

‥‥で、ハードウェアはトントン拍子で作業が終了したものの、そこから先が結構時間がかかりました。

 

タイムマシンから故障前のシステムを復元する場合、SSDを取り付けてそのまま実行できないことがわかりました。私の場合は、El Capitanまでシステムをバージョンアップしていたので、復旧をおこなうシステムのMountain Lionとの何らかの齟齬で障害が発生し、「インストールに失敗」します。

 

要は、全くゼロになった環境を復旧する際は、製品個体の発売当時のOSバージョンで起動する(んじゃないかな)ので、当時としては未来のOSの復元ではエラーが起きる‥‥ということなのでしょうかネ。推測ですが。

 

なので、タイムマシンから故障以前の環境を復元するには、以下の段取りが必要なようです。

 

  1. 復旧モードで起動(コマンド+Rで起動)
  2. 復旧モードで示されるOS=Moutain Lionを新規インストール
  3. El Capitain(=私のMac miniの場合。Sierraなど、状況に応じて適宜)にバージョンアップ
  4. 復旧モードで起動(コマンド+Rで起動)
  5. タイムマシンから復元する

 

以上の段取りを踏めば、エラーで先に進めなかったバックアップからの復元も、ごく普通に進行して、めでたく、故障寸前の状態を復旧することができました。

 

一旦、Mountain Lionを仮でインストールして、El Capitanに同じく仮でアップデートする手間は、少々面倒ですが、まあ、待っているだけのことなので、特に難しいことはないです。面倒なだけで。

 

 

あとは、TRIMサポートを有効にしたり、ネットで得られるメンテ情報を活用してセットアップを完了するのみです。

 

さすがに、SSDだと起動は速いですネ。まあ、SSDにしたのは、修理のついでだったんですが、これでまたしばらくはMac miniで色々な補助的な作業をこなせます。

 

前は1TBあった起動ディスクの容量が、SSDで750GB(=1TBだとまだ高いから)へと少なくなったので、これを機にAdobe謹製の「Cleaner Tool」でCS6や無印CCなどを削除しました。その後、必要なものだけCC 2017へとアップデートしたら、110GBも容量が空きました。CCになってむやみにソフトウェアをインストールしがちですが、使うものだけに絞れば、相当に容量節約になりますネ。

 


SMARTエラー

最近、Mac mini Late 2012の調子がよくないので、メインマシンがiMac 5Kに移ったこともあり、OSをクリーンインストールしようと思ったら、何と「S.M.A.R.Tエラー」で「インストールできません」と出ました。ハードディスクの自己診断で「もうあかん」と判断され、クリーンインストールも実行不可の状態のようです。

 

放置しててもしょうがないので、これを機に、Mac miniをSSD化して、復旧&高速化することになりました。

 

SSDは、メーカーのWebでも「互換性有り」をアナウンスしているCrucial MX300 750GBをチョイス。3万円もする1TBに比べて18000円で買える750GBだとお得です。現在500GBくらいは消費してますが、使っていない以前のバージョンのAdobeソフトウェアをアンインストールするだけでも、50GBくらいは空くかと思いますので、仮想記憶などの領域も含めて、何とかなるでしょう。

 

コマンド+Rの復旧モードで起動してディスクユーティリティで確認したら、Lower=下段にHDDが装着されているようなので、全バラシモードあまりバラさなくても良いみたいですネ。最近のMacはどれもバラすのが大変ですが、iMacやMacBookに比べればMac miniはそれでもバラしやすい方でしょうから、休日にえいやと修理しちゃいます。

 

でもまあ逆に、不調の原因がSMARTエラーでHDD由来のものだとわかったので、ひと安心でもあります。クリーンインストールせずとも、TimeMachineで故障直前のバックアップから復旧すれば(時間は5時間くらいかかりますが)簡単です。

 

コンピュータってこういうのがありますからネ。‥‥金食い虫何ですよネ。‥‥なので、どんどん稼げる仕組みを作らんとアカンのですヨ。


こんなこともあろうかと

コルグの愛用のmicroKey-61を使おうとしたところ、USBに刺してもウンともスンとも言いません。仕事の切羽詰まった「このタイミングで?」とか思いつつも、「仕事が進まないのをマシンのせいにするのは、下衆の極み」の映像業界の掟もありますし、早々に新しいmicroKey2-61を調達しました。明日届きます。

「こんなこともあろうかと」とは真田さん(ヤマト)の名台詞ですが、私も「そんなこともあろうかとベリンガーの61鍵を用意しておいて良かったよ」と、昨日はソレでなんとか切り抜けました。ちなみに、「真田さん」の語句でGoogle検索をすると、すかさず「真田さん こんなこともあろうかと」の候補がエントリーされるのは、みなさん、わかっていらっしゃる。


*UMX610は1年前は14000円で買えたのに、今は24000円です。ネットの値段の変動は激しいネ。5オクターブあれば、バッハのチェンバロ楽曲はすべて弾けるはず‥‥です。4オクターブ(49鍵)でもほぼ大丈夫なんですが、イタリア協奏曲で一番下のGだかが(記憶が曖昧)5オクターブないと弾けないんですよネ。


microKeyはどうも、いきなり使えなくなる症状が多発しているようで、ネットで色々ヒットします。しかし、これといった解決策も曖昧なまま、そしてコルグの公式Webにも情報がないので、潔く新しいmicroKey2を買うことにしました。


*microKey2は、USBハブ機能が消えて、代わりにペダルスイッチ端子が増設されました。これは地味に嬉しい。そして、ハブ機能がなくなったことで電力消費が抑えられ、以前よりも安定性が増した‥‥とかどこかで読みましたが、そんなことで使用不能になっていたとは、にわかには信じられないです。‥‥まずは、私が自分の手で、製品が到着したら試してみます。

microKey2は去年発売された時から「ダンパーペダル」が使える新機能に魅力を感じていたので、1時間くらい迷ったのち、必要な今が買い時と観念して、買いました。最近はずっとこもり気味で作業しており、お金もほとんど使わなかったので、突然の出費も、まあ良しとします。

今までのmicroKeyは原因を調べて、また使えるようになったら他で使うから良いです。‥‥って、典型的な「モノが増えるパターン」ですネ。

ちなみに、microKeyには「Air」モデルがあり、Bluetoothで繋げる手軽なものもあります‥‥が、レイテンシーが気になるというレビューもあるので、無難なUSB接続タイプにしました。レイテンシーはApple Pencilだけでお腹いっぱい。


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