APFSと復旧作業

iMac 5Kのディスプレイを引き剥がし、中にある故障したHDDを外してSSDに交換し、起動ディスクをリカバリー‥‥という段取りは、iMac 5Kを所有する人なら経験するかも知れない「厄介な出来事」でしょう。ディスプレイを剥がすだけでも怖いのに、1つ大きな落とし穴があります。

 

APFSです。

 

そろそろ故障が始まる時期であろう、YosemiteやEl Capitan時代のiMacは、HFSのディスクフォーマットしか存在しなかった時代のiMacであり、コマンド+Rで起動するとAPFSフォーマットのディスクが認識されずリカバリーがまともにできません。Yosemiteのリカバリーで起動すると、APFSのディスクはまるで未フォーマットのようにディスクユーティリティからは見えます。

 

ヨセミテとカタリナの不整合が、メンテにふりかかってくるわけです。

 

私はまさにソレ、「APFSが存在しなかった時代のOSの問題」を見落としていて、足かけ2週間、メンテに消費しました。(仕事をしながらなので平日は放置し、正確には日曜日を2回使って復旧しました)

 

特にCatalinaをインストールしているiMacですと、SSDに関わらずHDDでもAPFSのパーティションが存在するみたいなので、余計厄介なことになります。‥‥実感しました。

 

私は既に復旧完了させたので、試してみることはできませんが、最近のiMacやMac mini以外の、2015年前後のMacを使っている場合は、

 

コマンド+オプション+R

 

‥‥で、リカバリーしたほうがよさそうです。

 

Appleのサポート文書には、

 

通常は (Mac を macOS Sierra 10.12.4 以降にアップグレードしたことがない場合は特に)「command + R」が推奨されます。

 

‥‥とあるので、つまりは、「Mac を macOS Sierra 10.12.4 以降にアップグレードしたことがある場合」は、コマンド+Rだと問題が生ずる場合がある‥‥のでしょうネ。確かに私の場合、コマンド+Rで復旧したがゆえに、かなり遠回りしてリカバリーしてしまいました。

 

 

 

でもまあ、遠回りはしたものの、今はまた以前の調子が戻ったiMac 5K 2014(初代)。

 

あと、1〜2年は頑張ってもらうつもりです。

 

 

 


iMac治った。

Seagateの内蔵HDDの故障によって突如不調に見舞われた、自宅のiMac 5K 2014でしたが、HDDを同じ容量のSSDに交換し、データもTimeMachineから移行アシスタントによって復旧し、無事平常に戻りました。

 

今回の復旧作業は色々と地雷があって、コマンド+Rではなくコマンド+オプション+Rでの復旧をしなかった「下調べ不足」が、障害をさらに複雑にしたと実感します。

 

ヨセミテの頃にはAPFSがないので、High Sierra以降の最近のOS=APFSありきのOSの復旧は、ディスクユーティリティの扱い一つとっても、危うい面がたくさんありました。

 

知らんかったよ。コマンド+オプション+R。

 

コマンド+Rは、使用中のiMac発売当時のOSでリカバリーモードが起動しますが、コマンド+オプション+Rは、使用中のiMacに適した最新のOSでリカバリーモードが起動します。

 

私の場合、コマンド+オプション+Rで復旧すべきだったのでしょう。

 

今回はクリーンインストール&移行アシスタントのコンビネーションで復旧しましたが、コマンド+オプション+Rでリカバリーモードで起動してシステム丸ごと復旧すれば、もっと手間も時間もかからず復旧できたかも知れません。

 

Seagateの内蔵HDDの故障、ディスプレイ剥がしの地獄のメンテ、それらのインパクトが大きくて、浮き足立って「地味な部分」がおろそかとなり、時間を余計にかける結果となりました。久々のマシンの不調だったので、知識が古くなってました‥‥。

 

注意すべき点をいくつも覚えるのは、故障やトラブルがあってこそ‥‥。

 

でも、故障やトラブルはできれば避けたいものですよネ。

 

 

 

故障はイヤだけど、故障すれば、対処することでメンテに強くなる。

 

‥‥何か、戦争は絶対に避けたいけど、戦争によって様々な技術が飛躍的に進歩する‥‥というジレンマに似てますネ。

 

死ぬ思いをすると、人間もタフになりますしネ。死ぬ思いなんてしたくないけど。

 

 


iMac、復活中。

突如として降りかかった自宅のメインマシン「iMac 5K 2014」のストレージの不調。SMARTエラーが報告され、まあもうダメだろうと判断し、SSDを新規で購入し「iMacディスプレイ剥がし」メンテを日曜に敢行しました。

 

慎重に慎重を重ね、まるでバイクのクランクケースを開けるかのように丁寧に的確に、パーツを傷めないように、ディスプレイを剥がして、HDDとご対面、SSDに交換して、ディスプレイをガスケット…ではなく両面テープで接着して元に戻しました。

 

手順はネットで丁寧に解説されているので、そちらをどうぞ

 

iMacのHDDの交換には星型のドライバーのT8とT10が必要です。私はT10を所有しておらず、慌ててデイツーでセットを買って難を逃れました。今やDIYの小コーナーでも、トルクスドライバーが手に入るんですネ。星型だけでなく、Yや四角、三角まで売ってました。今はいろんな形状のレンチがありますネ。

 

*ハードディスクのマウンタの2つのネジに、T10が使用されています。スピーカーユニット(だと思う)を外す時にはT8を使います。

 

 

HDDからSSDへの交換は、うまく出来ました。パーツを破損することもなく、ディスプレイも正常に映って、SSDの交換作業自体は大成功でした。

 

 

 

が。

 

ハードウェアの次の、ソフトウェアの段階、つまり、データの復旧で躓きました。

 

それこそ、今まで数え切れないほど、データの移行や復旧、システムの復旧などやってきた私ですが、今回は「Fusion Drive」だったがゆえに、そこで躓き、さらには「どうもCatalinaに移行してからのTimeMachineのバックアップの様子がおかしい」ことも判明して、複数の複合的なトラブルを解決することになりました。

 

 

 

まず、Fusion Drive。

 

不勉強だったのですが、Fusion Driveって、オンボードの128GBのSSDユニットと、ごく普通の単体HDDの、RAID的なものだったんですネ。厳密にはRAIDではなさそうですが、「2つの単体ディスクを複合する」仕組みだと初めて知りました。

 

私はてっきり、Fusion Driveという単体製品が存在するのかと思っていました。HDDのベアドライブの基盤にSSDが搭載されている‥‥的な。

 

ではなくて、別の場所にある、単体のSSDと単体のHDDのジョイントだったのです。‥‥事前に「Fusion Driveとは」を調べとけば、状況の把握も早く済んだのにネ。

 

私の状況の場合、1TBのSATA SSDと、128GBのオンボード(これも詳しくは調べていません。装着してあるだけかな?)のSSDを、Fusion Driveとして再構築するのは、‥‥‥どうなんだろうか。

 

今後、色々とメンテすることも考え、Fusion Driveはもうやめて、単体の2つの内部ディスクとして使うことに決めました。‥‥決めるまで結構あれこれ試行錯誤しましたが。

 

ググれば、Fusion Driveの解除は検索できますので、詳しくは検索にて。‥‥要はターミナルの「diskutil」コマンドを使って解除したり再構築します。

 

 

 

次に、TimeMachineのバックアップ。

 

「タイムマシン、楽勝〜」と余裕で復旧を仕掛けたところ、「完了まで30分」とか出て、「やけに速いな。そこまでSSDは速くはないはずだが‥‥。」と思いながらも、とりあえず30分待って再起動(復旧したシステムから)したところ、

 

フォルダにハテナマーク。

 

つまり、起動ディスクが見当たらない‥‥ということです。

 

30分は速すぎると思ったんだよなあ‥‥。正常にバックアップから復旧できていません。

 

バックアップはMojaveとCatalinaのバージョンですが、Rキーで起動したリカバリーモードのOSはYosemiteです。‥‥その辺も問題ありなのかな‥‥。

 

まあ、どんな理由にせよ、起動しないのは事実。

 

5年経ったし、クリーンインストールの潮時かな‥‥とも考え、TimeMachineのバックアップから簡単に復旧する方法は一旦おくことにしました。

 

 

 

残すは、購入したSSDの「相性」。

 

購入したSSDで、そもそも起動可能か否か。

 

SATAだったら何でも動作するとは思いたいですが、相変わらず、コンピュータには「相性」とか「動作保証外」「未対応」のようなパーツの組み合わせがありますから、ひょっとしたら、私が買ったWDのSSDはiMacの起動には適さない製品だったのか‥‥と、不安が過ぎりました。やみくも買ったわけではなくて、交換用SSDとしてショップで売られているものと同じ製品を買ったのですが、さてどうか。

 

昔ほどではなくても、今でも「相性」問題は存在するようなので、まっさらな状態のWDのSSDに、Catalinaをクリーンインストールしてみました。

 

‥‥で、起動でけた。普通に動作し、使用開始時のアレコレ(インストール後の対話型の設定)を済ませました。

 

SSDの「相性」の問題ではなさそうです。

 

 

 

鉄板の「リカバリーモードでトラブル前のシステムを復旧して起動する」方法がどうにもうまくいきません。

 

Mojave時代の環境の復元ならば容量上は復旧できているものの、起動できない(起動ディスクとしての何かが欠けている)状態は同じです。

 

う〜む。簡単にはもう終わらなそうな気配。

 

なので、もうちょっと時間をかけて、「旧環境から、継承したい要素だけを手作業で移植する方法」に切り替えようと思います。

 

2014年の頃から入っている、今はもう使わない書類とかアプリケーションは継承せずに、来年の2020年代に使う要素だけを移植しようと思います。一度に忘れずに移植できるとは限らないので、起動しない起動ディスクはUSBの外付けに保管して、消さないようにプールしておきます。

 

 

 

コンピュータって、今も昔も「こう」なんですよネ。

 

うまく動作している時は便利で快適で効率的な反面、手がかかる時は多くの時間を道連れにして手がかかります。

 

でもまあ、それがコンピュータ。

 

幸い、今はiPadが、相当日頃の「パソコン」用途の代役を務めてくれますから、iMacが動かなくても「ネットに手も足もでなくなる」ことはないです。

 

たまに不調になったりしますが、やはりiMac 5Kのチカラは代え難いものがあります。

 

iMac 5Kがあればこその、2020年代のプライベート事業です。まだまだ現役で2014年モデルを使おうと思います。

 

 

 

 

 


SSD買った。

時間を無駄にするのもアレなので、どうせSMARTエラーが出て先の短いSeagateのFusion Driveは見切りをつけて、WDのSSD Blueを買いました。

 

 

1TBで13000円。SATAとはいえ、安くなったなあ、SSDも。

 

 

 

一時はiMac 5Kの買い替えも考えましたが、HDDが故障したくらいで、5KのMacを見捨てるのももったいない話です。

 

慎重に液晶パネルを外して、SSDに交換して、5年前では考えられなかった「1TBのSSDによる快適環境」を目指します。災い転じて、です。

*1TB SSD:BTOとしては、あるにはありましたが、高過ぎて買う気にはなりませんでした。

 

 

 

思えば、「4K下積み時代」を共に過ごした初代iMac5Kが、この時期に故障に見舞われるのも、何かの転機と思います。

 

最近は、よりリアルな「4Kを作るための色々」が解ってきたので、記憶装置を入れ替えたiMac 5Kと共に、新たなる2020年代の顛末を楽しもうと思います。

 

 


iMac 5K、不調ナリ

自宅のiMac 5K(2014)が、突如、「絶不調」になってました。帰宅してiMac 5Kを操作したら、異様に反応が鈍くなっており、「SMARTエラーの限界を超えた」とのTTP(TechToolPro)からの報告が表示されました。

 

HDDの型番が、その「SMARTエラー報告」の画面に出ていましたが、‥‥‥‥またSeagateか。

 

Seagateは故障の鬼だな。最近、Seagateで安心できたことが少ないです。ゆえに、この数年はどんなに安くても、SeagateのHDDは買わないようにしてました。

 

しかし、Appleがチョイスして工場で組み込んじゃうSeagateのHDD(Fusion Drive)は、どうにも回避できません。

 

現在、0書き込みのフォーマットを仕掛けていますが、‥‥‥まあ、ダメでしょうね。交換が必要でしょう。悪あがきをしてみて、ダメだったら、すぐに考えを切り替えます。

 

 

 

ふと、いっそのこと、新しいiMac 5Kに変えてしまおうか考えましたが、まだ2014年モデルでも(自宅用途なら)性能的には十分なので、故障したFusion DriveをSSDに交換しようと計画中です。

 

最近のiMacはHDD交換の作業リスクが「超」高いので、正直なところ、自分では交換したくないのですが、できるだけ安く済ませたいのと、以前に一度やってみて、コツや最重要注意点は解っているので、自分で交換します。慎重に、慎重に。。。

 

もし交換にミスってディスプレイがダメになったら、潔く新しいiMac 5Kを導入します。もしかしたら製品のマイナーアップデート前かも知れないので、買い換えるタイミングは見計らって。(今年はもう刷新はないような気もしますが)

 

 

 

iMacのHDD交換はヤダよー。

 

できれば避けたかったス。

 

でも、しょうがないです。壊れない機械などないので、現実を受け入れます。

 

TimeMachineのバックアップは、起動ディスクとワークディスクとも丸ごと履歴バックアップしてあるので、データを失うことはないです。別買いではなく標準のシステム機能で時間毎のバックアップの面倒を見てくれるのは本当に便利ですよネ。

 

 

 

ちなみに、もし買い換えるとしたら、税込36万円です。CPUはi9に、Fusion DriveはSSDに、テンキー付きのキーボードに‥‥と、最低限のBTOをすると36万です。

 

ぐひー。

 

メモリをわざわざ高価なBTOで追加する必要はないので(iMac 27インチの場合)、自分で買うことになりますが、今は32GBモジュールまであるんですネ。4つだと128GB。‥‥そういう時代になってきたんだねえ‥‥。

 

金のかかる話ばかりの、コンピュータ事情。

 

でもそれならそれで、対費用を考えます。

 

だって、これでメシ食ってんだもん。

 

 


電力チェッカー

前々回、USBハブの電力を測るのに買ったのは、コレ

 

 

 

iPadやFireがどれだけ電力を欲しているか、特に今まで気にしてきませんでしたが、考えてみれば、身の回りはタブレットばかりで、1つくらいは持っていても損はないと思い、この度、買ってみました。

 

 

 

iPadのバッテリーを減らさずに維持しながら作業するには、大体1〜1.5Aくらい〜5〜8Wくらいあればどうにかなるようです。

 

大まかな目安でも、USBハブや充電器の電力(ボルトとアンペア)を測る機会は、これからもあるでしょう。未来の現場には常備しておくのも良いですネ。

 

FireタブレットやiPadをサブモニタにする際の電力供給の目安、ケーブル不良の簡易チェック、充電器やUSBハブの各ポートの出力など、計測できるのは何かと便利です。

 

 


揃えてケミカル

5-56。家庭で定番の潤滑剤です。

 

 

万能潤滑スプレー‥‥と言われますが、何にでも適しているわけではなく、むしろマイナスな要因となることもあるので、性能を理解して使用することが求められます。

 

例えば、グリースオイルやチェーンルブを挿すべき箇所に、5-56を挿すのは超NG。私の父はメカ音痴なので、5-56だけを自転車のチェーン周りに挿して放置し、後日に異様にペダルが重くなった‥‥なんていうことも身近にありました。

 

5-56の高い浸透性が、チェーンのグリスまで洗い流してしまい、その後にグリスを補充することなく放置したので、ギギガギグギギと駆動部分がかえってギクシャクしてしまったのです。まあたしかに、缶の写真には自転車のチェーンが写っているので、メカに疎い人は間違える可能性もありますネ。

 

父にバイク用のチェーンルブ(ヤマハの)を「これを挿して」と渡したら、自転車を乗った後で「ものすごく走りやすくなった。とてもペダルが軽くなった」と喜んでいて、どれだけ重いペダルのまま今まで走っていたのか、そっちのほうに感心するくらいでした。

 

これに限らず、

 

ケミカルは揃えてなんぼ

 

です。

 

プラ製品に5-56はNGですし、高回転の駆動部分にサラサラタイプのシリコンスプレーもNG、ねっとりタイプのグリースを衣服が触れそうな部分に挿しても服が汚れてNG。

 

とりあえず、

 

浸透力の高い5-56系

樹脂を傷めないシリコン系

ねっとり吸着するグリース・オイル系

接点復活系

 

‥‥の4種を揃えておけば、日常の家屋の範囲ならば、色々な場面に「どれかは」使えるはずです。音響機器や車両の整備など専門的な目的でなければ、4種で困ることは滅多にないはずです。

 

クレの5−56は、ファミリーがありまして、以下のような数字違いがいくつか存在します。

 

 

接点復活材としての2-26。防錆の3-36。悪魔の番号じゃなくて水回りの防錆と潤滑の6-66‥‥。と、用途に応じて、数列ファミリーが存在します。

 

でもまあ、これらを揃える必要は特になく、5-56に加えて、以下の3点があれば、日々の備えとしては十分だと思います。

 

 

 

これらはあくまで、日常の一般的な場面で使うチョイスです。パーツや基盤を洗浄したいとか、フェーダーやポットの接触を復活させたいとか、デカいバイクのシールチェーンの潤滑とか、専門的な分野には、相応の専用ケミカルが適合します。

 

汎用的な用途には、5-56をはじめとした4つのケミカルで日常のちょっとしたストレスを改善できます。例えば、机や押入れタンスの異様に重い引き出しとか、ドアノブの回転とか、シリコンスプレーの使い道は特に豊富です。合皮や樹脂の保護・ツヤ出しにも使えるのは、重宝します。

 

 

 

 

一日中回転し続けるサーキュレータとか、埃まみれのUSB充電口などに、適切なケミカルでグリスアップしたり洗浄することで、製品の寿命がグンと長持ちします。

 

ちなみに、私は2-26から6−66まで全て揃えています。‥‥そうです、単に全部揃えてみたかっただけのことで、6-66とかはほとんど使わないです。

 

まあ、ケミカルマニアは別としても、4種のケミカルを日々揃えておけば、「故障しかけて動作がおかしくなったら有無を言わさず使い捨て」にせずに済みます。

 

私はもう20年以上もコンピュータをはじめとした「メカ」で仕事をしていますし、バイクも20代の頃はアホのように熱中したので、「メカ」を他人事には思えないのです。故障するのは、必ず理由がありますから、オカルトのような話ではありません。

 

日頃からケミカルでメンテして面倒みれば、メカは良好な性能を発揮し続けてくれます。

 

使いたいだけ使って後は何も面倒をみない‥‥なんて、ヘソを曲げてもしょうがないですよネ。ああ、まるで業界のソレ‥‥みたいじゃないですか。

 

日頃のメンテなど一切しないような「ブラックメンテ」せずに、自分の分身のように愛でれば、メカは応えてくれますヨ。

 

 

 

 


YAXIのイヤーパッド

ライトな話題に切り替えようと思っていると、「フレームレート」「コマ打ち」の話題も見かけて、特にフルモーション(1コマ打ち)とリミテッド(2〜3コマ打ち)のどちらが良いか‥‥なんていう議論も見かけると、「作風を体現できてれば、どっちも良いよ」と言いたくはなります。ヌルヌルとカクカクの「どっちが良いか」なんて視野狭窄的な議論をしている時点で次の時代を意識できていません。4K時代をターゲットにしている私らの主眼は「24コマアニメから120fpsテレビまで耐えうる」タイミング技術であり、どんなフレームレートで見ても「いい感じ」になる映像技術を実践し始めています。でもまあ、そういう話題も来年くらいまで触れずにおこうと思います。

*本当に本気で、フレームレートやコマ打ちをアレコレ研究したいのなら、スペックや誰かの説をあてにするのではなく、自分で8fpsから120fpsまで実地で試して肉眼で見て、様々な試行錯誤に努めることをお勧めします。8fps on 24fpsだけでなく、8fps on 120fpsの映像(=今どきの4Kテレビで普通に見れます)を見れば、未来の課題も具体的に見えてくるでしょう。

 

技術的なコアな話題はしばらく触れずに、ライトな話題。

 

 

 

今日、新品のイヤーパッドが届いたので、早速交換しました。

 

イヤーバッドを新調したのは、ソニーのV6のイヤーパッドがボロボロになってしまったからです。こんな感じ。

 

 

 

これを、YAXIのイヤーパッド「STPAD-DX-LR」に交換します。私が買ったのは、右と左の色が別々のコレです。

 

 

赤と青‥‥なのですが、青の方はひっくり返しているので黒い部分だけが写っています。

 

 

付け替えは簡単。雑にやれば破れることもあるでしょうが、まず最初に1/3をハメこんだ後に、円周に沿って優しく伸ばしながらハメていけば、特に問題なく装着できます。多少の位置のズレも装着後に修正できます。

 

ソニーは左が「青」、右が「赤」なので、イヤーパッドの配色もそれに準じます。

 

 

 

つけ心地は、さすがに4000円近くするので、相応に快適です。イヤーパッドに耳が押されて痛くなる度合いが軽減されます。

 

私はソニーのヘッドフォンに愛着があって、90年代のアニメーター専門だった頃から「7506」を愛用しています。もちろん、「900ST」もチェック用に常備しています。

 

 

 

ちなみに、ソニー一色ではなく、AKGの240なども併用して、用途と気分それぞれに応じて使い分けています。

 

‥‥で、今回のYAXIのつけ心地があまりにも気に入ったので、7506用に追加購入しました。7506はテーマカラーが青なので、青一色のパッドにしました。

 

ソニーのこのあたり〜900ST、7506、V6は、ロングラン製品なので、交換パーツも探せば色々と購入できるのが強みですネ。

 

 


4Kモニタのリフレッシュレート

4Kモニタがぶら下がるようになると、マシンの負担は猛烈に増大します。まあ、考えてみれば、「そりゃそう」で、4Kは2Kの4倍の面積で、例えばその4Kモニタが2つもマシンに接続されれば、ビデオ処理性能はごっそりと消費されます。


4Kのモニタが2つ接続されている状態でも、60Hzのリフレッシュレートはマシンから供給可能です。つまり、4Kモニタ2台とも、4K60pで映し出せます。‥‥Mac Pro 2013(ゴミ箱型のアレ)など、そこそこの性能を有したマシンならば、多少古くても大丈夫みたい‥‥です。

 

しかし、そこに1つでもモニタが追加されると、一気にバランスが崩れます。たとえ1440pxのチビモニタ(=波形を見るための)でも、ビデオカードのキャパをオーバーすれば、4Kモニタは60Hzでは表示できなくなります。

 

60pの映像を見慣れると、24p=24コマのモーションは、たとえフルアニメーションでもカクカクした動きに見えるので、容易に判別可能になります。60pのフルアニメーション素材ならなおさら、「60pで再生されていない異常な状態」はすぐにわかります。

*「フルアニメーション」とは「1秒間の全てのコマ(フレーム)において絵が動く」アニメーションを指して使っています。要は、「1コマうち」のアニメですが、この「フルアニメーション」という言葉も「方言」のような気もしています。用語辞書を見たわけではなく、現場で見聞きした言葉なので‥‥。他には「フルモーション」とかの語もありますね。

 

つまり、何らかの障害で60Hzであるはずのモニタが、24Hz30Hzで再生されると、すぐに異常を察知できます。

 

最近ぶち当たった障害はまさにソレ。モニタのリフレッシュレートが23.98Hz(23.976)、つまり24p=1秒間24フレームしか再生できない状態に落ち込んでいました。これはショボい。

 

 

60pのアニメーション映像が、60pで再生されない原因はいくつもあって‥‥

 

  • そもそも60pでレンダリングしていない(ぎゃふん‥‥という感じですが、レンダリングの設定のウッカリミスはあり得ます)
  • QuickTime Playerなどの再生ソフト上のデータ転送落ち(低速なHDDやネットワークだと頻発します)
  • QuickTime Playerなどの再生ソフト上の処理落ち(性能の低いマシンだと映像を処理する速度が間に合わないことがあります)
  • ムービーコーデックの仕様上の転送量がそもそもデカい(上述のデータ転送落ちと処理落ちの両方を引き起こします)
  • ビデオカードの性能不足(4Kだと24Hzや30Hzまでしかできないマシンは多く存在します=Mac miniなど)
  • ビデオカードのキャパオーバー(接続するモニタの台数が多いと、各モニタに分配するリソースが枯渇しリフレッシュレートに影響がでます)
  • 接続ケーブルの性能不足(4K60pを伝送できるケーブル規格で接続しないと、スペックが低下します)
  • モニタ自体が30Hzまでしか受け付けない製品(4Kが出始めの頃のひと昔前のモニタ製品にありがちですが、今でも売られているかも知れません=未調査)

 

‥‥のような感じです。まだ何かあるかな?‥‥と、そのくらい、障害の要因は多いです。

 

これらの障害要素は、単独の場合もあれば、複合でカマしてくる場合もあります。慎重に「障害を切り分けて」原因を浮き立たせてつきとめます。

 

現在、作業場で使用している4Kモニタは、3840ではなく4096の4Kで、そのモニタが2つ、Mac Pro 2013に接続され、さらに1.5Kのチビモニタが波形確認用に接続されておりました。

 

色々と検証した結果、1.5Kのモニタを外すことで、解決。

 

ビデオカードの性能で千差万別とは思いますが、現在の私らの環境では、4096pxモニタを2台接続すると、それ以上は実質「打ち止め」であることが判明しました。リフレッシュレートを犠牲にすれば3台接続できるんですが、まさかそんな選択肢を選ぶわけにはいかないので、波形モニタはメインの4Kモニタ内に配置することになりました。‥‥マシンが最新の状態に更新されるまでの間は、少なくとも‥‥。

 

 

障害を目視で1発で見分けるために、以下のようなムービーを作っておくと便利です。モニタにも「インフォメーション」表示がありますが、目視でも60Hz動作を確認しておくと安心でしょ。

 

図は内容説明用のGIFサンプルですので、繰り返しがのんびりしていますが、実際は超高速60フレーム毎で1,2,3,1,2,3‥‥と劇速で繰り返されます。

 

 

普段使っているProResやAvidのコーデックでこうしたチェック用の60pムービーを作っておくと何かと便利です。すぐに目視でチェックできますからネ。

 

この1,2,3‥‥の1フレーム毎の繰り返しが、均等に明滅すれば60fps(59.94)が再生できている目安になります。

 

もし、不均等に明滅するようならば、どこかのフレームの再生が落ちています。

 

ご自分でチェックムービーを作成する際は、あまり数字を見過ぎて気分が悪くならないように注意してください。いわゆる「ピカxxxチェック」に相当するものがありますので‥‥。

 

‥‥‥‥実は、GIFではなく、ちゃんと内容がわかるように、HDサイズ・Rec.709のHEVCのムービーも用意したのですが、数字の明滅が強烈なので公開するのをやめました。私は日頃からチェック用途で見慣れているので大丈夫ですが、「見かた」を知らない不特定の人がムービーを見続けると、明滅で気分が悪くなって「オエッぷ」となりますので‥‥。

 

 

ちなみに話は逸れますが、QuickTimeにも以下のような色域を設定できる項目が現れました。

 

 

 

さて‥‥‥、今後の色域の運用はどうしていこうかね‥‥。

 

単にP3やRec.2020を選べば万々歳‥‥とはいきません。テストしてみた結果、ダイナミックレンジの扱いが実際のムービーファイルの輝度にも作用して変換されるようです。

 

運用の手腕が問われるところですが、まずは、各メーカーやラボやシステムスタッフなど各方面の技術者の方々に聞いて、とっかかりの落とし所を探っていかないとネ‥‥。

 

 


スマートなエラー

形あるものはいつか壊れる。‥‥そして、S.M.A.R.Tチェック、Failing。

 

操作の度にレインボーカーソルが回転したり、文字入力の際の変換時に異様に待たされたり‥‥などは、ハードディスク異常の典型です。なんでしょうかね、仮想記憶関連とか‥‥なんですかね。

 

昔ながらの考え方だと、Finderなどのファイルシステム関連でファイルやフォルダにアクセスした時に異様に応答が遅くなるのは、いかにもハードディスクの異常なんですが、現在ですと、それ以外の場面でもレインボーカーソル祭りとなり、作業に支障がでまくりです。

 

こんな感じどす。

 

 

TechToolProのSMARTチェック機能で「Failing」=失敗と診断されました。「テスト結果の失敗は、修復できないドライブの故障が逼迫していることを意味します。失敗が検出された場合、そのドライブは交換が必要です。」との表示です。

 

しかしまあ、コンピュータの文章って、なんでいつも「こう」なのか、もう少し気を遣って欲しいと思いますが(その場で使用する用語を「失敗」か「Failing」のどちらかに統一してほしい)、要は「SMARTチェックの結果が『Failing』だった場合は、できるだけ早急にハードディスクを交換してね」ということです。

 

で、エラーの出たハードディスクは「ST1000DM003」、おなじみ「SeagateのBarracuda」です。故障といえばバラクーダ‥‥というくらい、故障するよねえ。

 

バラクーダは、この4年くらいの間に、1TB、2TBと、2つ故障しました。温度や排熱に気を使っているので、他のハードディスクは故障知らずですが、バラクーダは短期間に2つ故障しているので、申し訳ないけど「故障といえばバラクーダ」の印象が強いです。‥‥私のコンピュータ歴20年間でカウントすれば、かなりの数のバラクーダが故障しています。

 

もちろん、HGSTもWDのREDも、故障する時は故障しますが、極めて稀です。HGSTの普及型(値段の手頃なやつ)でも20年間の記憶の中で1個か2個が故障した程度、WDのREDも20年間の中で(REDは20年前には存在しませんでしたが)1個だけ故障した程度です。まあ、GREENはいっぱい故障しましたけどネ‥‥。

 

なので、「ハードディスク故障王」は、WDのGREENと、SeagateのBarracudaの「2強」です。

 

AppleはSeagateが好きなんだかどうか知らんですが、システムプロファイルを見て、ハードディスクの欄に「ST」と「DM」の型番を見つけると、「またこいつか。ちゃんと長持ちしてちょ。」というキモチになります。‥‥まあ、壊れたら壊れたで、サクッと気持ちを入れ替えて、粛々と交換作業を進めるのみ。

 

バックアップは1時間ごとにとってあるので、クローン作業(バックアップの内容を本体の新しいSSDやHDDに書き戻す)自体は4時間くらいで復旧できます。

 

 

あー。でも、iMacの両面テープを剥がすの、やだー。

 

ハードディスクの交換程度で、なんでシールを剥がして液晶パーツを外すような「分解メンテ」みたいなことになるんだ‥‥。

 

まあ、覚悟を決めて、その昔、バイクのクランクケースを開けてクラッチ板を交換した時みたいに、がんばるしかないか。実際、クランクケースに貼りついたガスケットの除去と同じように、両面テープの除去を丁寧にしないと、液晶ガラスの接着が甘くなるようですしネ。‥‥うーん、iMac。

 

歴代のMacで一番面倒なんじゃないか?‥‥2012Late以降のiMacは。

 

 

 

 

 

ちなみに、FusionDriveで動いている自宅のiMac 5Kはすくすく元気です。FusionDriveって実際どうなんだろ?‥‥と、使う前は半信半疑でしたが、うまく捌いているのか、体感上はSSDと遜色ないです。

 

 

 

 

 



calendar

S M T W T F S
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    
<< December 2019 >>

selected entries

categories

archives

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM