カメラ出っ張り問題

作画をする時、iPad Proは出来るだけ薄い状態のまま使うのが、描きやすくて良いです。つまり、ケースは不要‥‥ということです。

 

私はiPad Pro 12.9の第1〜3世代(=つまり全世代)を所有しており、どれもケース無しで使っています。

 

‥‥が、前回の記事にも書いたように、最新の第3世代は、カメラの出っ張りが全てのトラブルの発端となり、絵を描く上で色々と問題が生じます。

 

現在はプニプニシール(キャスティングシールと呼ぶらしい)をカメラの対称位置(横置きに合わせて)に貼ることで、高さを平行に修正して使っています。

 

*こうしたプニプニしたシールを貼ることで、傾きの応急処置は可能です。

*上手が下図のようになります。プニプニシール(ピンクの部分)を貼る応急処置でも大丈夫です。

 

 

しかし、この方法=2辺の高さを修正しただけでは、縦か横かどちらかの置き方しか処置できません。

 

私はアニメの作画用途がメインなので、横長の16:9〜シネスコ合わせで横置きでの使い勝手を優先しますが、コミック用途だと縦置きの方が優先されるでしょう。

 

つまり、縦でも横でも自由に机に置ける、以前の1〜2世代の状態を、最新第3世代のiPad Proでも実現するには、4つのカド、四辺を同じ高さにしなければ、傾いてしまいます。

 

*Procreateにはテキスト機能がないので、手書きの読みにくい文字でスミマセン。

*横着して左手で字を書くと、こんな感じの図形のような文字になるのです。(私は絵は左手、字は右手で書く習慣が子供の頃に根付いちゃったのですが、絵を描いている時は字も左手で「描く」のです。)

 

 

一方で、「iPad Pro 3型のアルミ筐体の強度が弱くて曲がる件」も気になります。

 

プニプニシールで「下駄を履かせて」、絵を描くために腕を乗せたら、下図のようにならないとも限りません。‥‥疑心暗鬼は果てしなく。

 

 

iPad Pro 3型でそれなりに量を描いた現時点で歪んで無いので、大丈夫だと思いますけど、心配し始めたら不安は拭えません。万が一、歪んでしまったら、画具として使い物にならなくなるのは、容易に想像できます。

 

私はiPad Pro 3型がこんな問題を抱えているとは思っていなかったので、Apple Careには未加入のまま、加入可能期間を過ぎてしまったので、ついうっかりでも「曲げるわけにはいかない」のです。有償修理でどれだけお金を請求されるのか、たまったもんじゃありません。

 

なので、カメラの厚みを打ち消して、背面を覆う専用カバーを探しました。

 

‥‥が、現時点では良いものがみつかりません。どれもイマイチな感じです。

 

カバーをつけたらApple Pencilが充電できなくなった‥‥では困りますしネ。

 

 

ゆえに、Apple Pencil充電可能でフラップ付きのハードケースを買って、フラップを自分で切り取る方法を考え中です。

 

 

新品を切り刻むのは気がひけますが、ぶっちゃけ、作画専用(=多用途ではなく専門用途)にするのなら、フラップは邪魔なだけですので、強力なカッターで綺麗に切り取ってしまおうと思っております。

 

まあ、最初からフラップなしのハードケースがあれば良いのですが、「Apple Pencil充電不可」だったり「ソフトビニールでヨレてたり」と、適応する商品が今は無いようなので、改造して対応します。

 

カバーをつけるとせっかくの薄型が台無しですが、傾いたり歪んだりするよりも、厚みが増す方を選びます。ケースに入れても、もともと薄型なので、絵を描くには十分の薄さを保つと予測しています。

 

 

iPad Pro 3型は、使う方側からすれば、結構情けない部分でつまずいていますが、性能そのものは「CPU 8コア、GPU 7コア」だったり、「600ニト」=600nitsのP3で高輝度・広色域ディスプレイだったりと、スペックはかなり高いです。

*Appleの言うP3が、そのままDCI-P3の基準に合致するかは不明。

 

なので、せっかくの高性能を活かすためにも、ここはひとつ、Appleには期待せず、ユーザ側で工夫して「使える新型」に変えていこうと思います。

 

 

 


iPad Pro 3型の問題点

iPad Pro 12.9インチの第3世代を導入して、作画もろもろで使っております。しかし、残念ながら、設計上の欠陥が連鎖を巻き起こして、使用する上で問題点が結構‥‥てんこもりで、悩ましい日々です。

 

設計上の欠陥とは、カメラのでっぱり。商品が届いて開封して実物を見た時、唖然としてしまいました。

 

 

 

このカメラの出っ張りが災いして、絵を描くときに机に置くと、傾きます。横においても、縦においても、カメラ一箇所だけが出っ張っているので、必ず傾くのです。しかも、「気になるくらい、ハッキリと」です。

 

 

 

正直、製品開発の基準や判断における、当事者の「神経」を疑います。Appleの開発者の中には、絵を嗜む人間は一人もいないのか? ‥‥絵を描く人間だったら、机の上にiPad Proを置いた時の「明らかな傾き」は、到底黙認できんでしょ。新型のApple Pencilと抱き合わせで売り込む=筆記具で描く・書くことを前提にしている割には、あまりにもお粗末と言わざる得ません。

 

で、ムカムカタイムはこの辺で終了。

 

実物がそうなんだもん。なんとかするしかないでしょ。文句言ってても始まらん。

 

まあ、要は、1箇所だけ浮き上がっているから傾くのであって、もう1箇所が浮き上がっていれば、新型5.9ミリのご自慢の薄さは消えて無くなりますが、平行には置けます。

 

なので、こんな感じで。

 

*イチゴのケーキのプニプニシールが、優しくふっくらと平行感を取り戻してくれます。

 

肉厚のプニプニシールを貼って、とりあえず「傾き問題」は解決。

 

こんなこともあろうかと、プニプニシールを常備しておいてよかったよ。

 

 

*以前、ダイソーで衝動買いした「キャスティングシール」

 

 

しかし、横置きで2点を浮き上がらせたがために、USB-Cの端子が、必ず右にくるようになってしまいました。‥‥私の机は左側に充電ケーブルを集中配置しているので、ケーブル長が足りなくて届かなくなるわ、もし届いたとしても机のど真ん中をケーブルが横断するわで、Apple馬鹿野郎様様です。どんなにディスプレイ内部で画面が回転できて左右天地無用でも、カメラのでっぱりが原因となって設置方法が固定され、ケーブルのジャックも固定されれば、冴えない昔のPCのケーブル取り回しの再演です。

 

結局、机の右側にもUSB給電口を設置しました。カメラのでっぱりがあるがゆえに、色々と融通が利かなくなって、iPad Pro 3型の設計のマズさを多々リカバーするような顛末となりました。

 

でもまあ、傾きさえ払拭すれば、作画業務は継続できる‥‥と、今は問題もひと段落して、作業しています。

 

 

 

しかしまだ傾き問題は完全には解決できていません。

 

カメラが出っ張っているから‥‥と、対称位置にプニプニシールを貼って、横置きでの傾きは解決できましたが、縦置きで使う時には、また傾きが発生します。

 

つまり、横置き、縦置きの両方で、傾きを解決したいのなら、4つの角の全てにプニプニシールを貼る必要が生じます。

 

あー、面倒。

 

本当にさ‥‥‥‥‥‥。iPad Proの第3世代の設計は、売りの機能のために、現実での使い勝手を犠牲にしています。

 

しかも、筐体のアルミの強度が弱めで、持ち運びでバッグに入れてると湾曲することもあるらしいじゃん。‥‥それってさ‥‥‥、自動車やバイクの業界だったら、「リコール」の対象にすらなりえるでしょ。あきらかな基本性能・耐久性の欠陥だもんネ。

*ちなみに、私のiPad Pro 3型は曲がっている様子は無いです。よく曲がると評判(?)のiPhone6 Plusも長いこと使ってましたが、全く曲がっていません。持ち運べば必ず曲がる‥‥ということでもなさそうです。ただ、曲がる事例が報告されている以上、Apple Careには加入したほうが良さそうです。そんな貧弱な製品を作るようなメーカーの製品は、どんどん曲げて、どんどん無償交換させましょう。

*私としては、何回か体験したバッテリー膨張のほうが、iPadやiPhone、Fireでも起こりえるので恐怖です。ケーブル挿しっぱなしはせずに、適度に放電させるようにしてます。

 

 

‥‥というわけで、現在私は、iPad Pro 12.9インチ 第3世代を使っているものの、横置きオンリー(カメラフレームは横長なので困ることはないです)で、おとなしく机の上だけで使っています。持ち運びはほとんどしません。せっかく4K60pのムービー機能もあるのにネ。

 

思うに、アニメやコミックやイラストの作画をするのなら、iPad Proの2型(第2世代)で十分です。私は最近までiPad Proの初代=1型で、なんの不都合もなく作画してましたから、色々と問題を抱えたiPad Pro3型を無理に購入する必要もないかな‥‥と感じてます。

 

まあ、私は買っちゃったので、なんとか戦力として使いますが、周りの方々にオススメできるかはなんとも微妙。値段も以前よりも高くなっちゃいましたしネ。

 

iPad Proそのものの存在は良いけど、3型はちょっと苦労するかも‥‥です。

 

 

 

 


新型に備える

既に新型iPad Proを手にしている人も多いかと思います。私もApple Pencilの新型だけは手元にあります。しかし、iPad Proはいつも背面に刻印を入れるので、到着が遅れてもうしばらくおあずけです。

 

iPad ProとApple Pencilがあれば絵が描けるぞー!‥‥というのは確かにそうですが、重要な追加購入品があります。

 

これ

 

 

 

 

これなしには始まらない。

 

今まで何度も書いてきたことですが、ガラスの上に絵を描くのは「非現実的な感触」ですので、どうしてもこうした「ザラザラシート」が必要になります。どんなに自転車に慣れていても、アイスリンクの上で走ったらすっ転びますよネ。同じく、思い通りの「ペンの制動」を実現するには、ザラザラシートは欠かせません。

 

iPad Proの新品が届いたら、すぐに開封してイジクるんじゃなくて、埃の付いていない新品状態のまま、まず最初にシートを貼り付けてから使い始めるのが良いです。

 

作画業務において、iPad Proは趣味の品ではなく、モロに作業道具なので、不用意にイジクって埃だらけにした後にシートを貼るのは非効率です。新品状態でも開封する時にいくつかの埃が付着して、丁寧に除去する手間が生じるくらいですから、iPad Proの到着前にシートは用意しておいて、すぐに貼れる準備をしておくのが「プロ作業用途の段取り」です。

 

 

そういえば、最近のProcreateのアップデートはマイナーアップデート(0.xのアップデート)にしては大躍進の内容で驚きました。

 

何と言っても「今まで図形定規と呼べるものがなかったProcreateで、丸や三角などの図形が綺麗に描けるようになった」のは嬉しい限りです。従来のProcreateでは定規機能で随分と苦労してきた(=図形のテンプレートファイルを作っておき、コピペで凌いでました)ので、Procreateの大弱点が一気に解消されたと言っても過言ではないです。

 

前から「直線定規」だけはあったのです。線を引いた後でしばらくそのままにしておくと、始点と終点を直線で繋ぐ機能です。

 

加えて、今回は、従来の操作はそのままに、円と多角形に対応しました。

 

 

赤い線がヘロヘロに描いた図形、青い線がProcreateの「図形アシスト(=正式名称ではないです)」による図形です。

 

ペンのマティエールや強弱の表情を継承しつつ、綺麗な図形を描画できるのは、Procreateの系譜そのままです。

 

描く時に強弱をつければそのまま強弱が反映されますし(=諧調トレスに活きる)、ペンの細かい設定による表情もそのまま反映されます。傾きによる線の不均質も、縦と横の太さの違い(カリグラフィなどの平ペン)もそのままです。

 

もちろん、濃淡も太さも変化のない無機質なペンのプリセットを作れば、線の太さが一定の図形も描けます。図中の二重円がソレです。

 

秀逸なのは、描いた後でシェイプを操作できることです。

 

 

 

カーブを描けば「円弧」のパスを操作できますし、多角形ならば「ポリライン」の角の頂点を操作できます。細かい絵でも拡大して操作すれば、何の不都合もなし。

 

 

 

うーむ。

 

この図形アシスト機能‥‥、無敵に近くないか?

 

今まで定規機能がショボくて、他のAppに及ばない部分も多々あったProcreateですが、この機能で一気に「一番使いやすい」Appに躍り出た感すらあります。

 

 

Procreate=プロクリ、Clip Studio EX=クリスタ、そして来年配布されるiPad版 Photoshop=フォトショの、3つあれば、ドロー関連は(Photoshopをドロー系と呼ぶのは抵抗があるが)全て足りるような気さえします。他のドロー系ソフトを対価を払って導入する意義がどんどん薄れます。

 

ちなみに、Procreateでは早速、Apple Pencil 2型のペン上のタップによる機能呼び出しが設定できます。

 

*Procreateがどれだけジェスチャを有効活用しているかが、この設定画面だけでもわかりますよネ。

*Procreateはジェスチャを覚えないと作業が進まないくらいジェスチャに依存していますが、画面をむやみにウィンドウで占有せずに広く使えますし、いちいちメニューから機能を呼び出さなくても済むので作業速度がとても速くなります。Procreateの操作感に慣れると、旧態依然とした「ウィンドウ型」「メニュー型」のドローソフトが歴然と野暮ったく感じられるほどです。

 

 

新型に備えて、ザラザラシートも準備しつつ、Procreateの新機能の設定もアレコレ下見しておき、来週からすぐに使えるように準備しておこうと思います。

 

昔は、作画ともなれば紙と鉛筆の毎日でしたが、私の作画の日常は今やiPadとApple Pencilまみれです。

 

新型、旧型に関わらず、薄くて軽快で、どんな場所にも馴染むiPad Proは、作画の意識を根底から変え得る、新時代の作画道具だと実感する日々です。

 

 


今日買った。

iPad Proの新型12.9インチと、Apple Pencil 2。

 

買いました。

 

iPad Proの方は刻印を頼んだので、いつもように数日遅れで届きます。

 

買うと決めたら買う。買わないと決めたら買わない。

 

悩んでてもしょーがない。無駄に日数が過ぎ去るだけですもんネ。

 

 

届いたら、すぐに仕事で使い始める予定です。

 

 


新型の噂

iPad Proの新型の噂が、ちらほら聞こえてきますネ。USB-C、4K HDRの外部モニタへの接続、A12X、新型のApple Pencilなど、興味をそそる内容です。

 

でもまあ、まずはおとなしく、実物がラインアップされるのを待つことにします。噂は噂ですしネ。

 

もしこの秋にiPad Proの新型が出ちゃったら、そろそろWindows機不在を解消しようかと思っていた計画も足踏みにはなりそうです。DELLのXPSの基本モデルは、メモリ64GB(まで増設可能な4スロット)、PCIeやM.2など、基本性能が充実しており、未来の4K時代での拡張の幅もありそうで、価格も手頃ゆえに目星をつけていたのですが、まあ、iPad Proはリアルに毎日の仕事に直結しており、お金を毎月生み出す道具なので、iPad Proが優先になりそうです。

 

実際、イヤらしい言い方ではありますが、iPad Proは「金のなる木」のようなものです。絵と映像を、自分の仕事にしているのならば。

 

アニメーターは、己の絵を描く能力を、かたくなにアニメの作画用途にしか使わない傾向がありますが、それは何とももったいないことです。自分のツールが、紙と鉛筆、または、PCに縛り付けられたペンタブだと、自分のアクションも「アニメ作画仕事」に縛り付けられてしまうことも多分にあるのでしょう。

 

私が液タブではなく、iPad Proを選択している理由は、軽く持ち運べることも大きいです。新型はなんと5.9ミリの薄さだとか。

 

持ちはこべることはそんなに重要かね? ‥‥と思いがちです。まあ、たしかに、作画机は持ち運べなくても作業はできますもんネ。

 

でも、自分の作画机を見て、どう思います? その机のありさまをみて、「原画を描こう」「作監作業をしよう」‥‥としか思えないんじゃないですか? 作画机を見た途端に反射的に、アニメの作画の仕事しか発想できないんじゃないですかネ。

 

自分は色々な絵がかけるはずです。しかし、作画机の光景を見た途端に、作画だけを作業する人間へと自らマインドセットしがちです。

 

ゆえに、作画の、線画の仕事の、しかも、旧来の枠組みの「内容とお値段」でしか仕事ができないのです。身動きできないことは、実は思考まで身動きできない連鎖を引き起こします。当人のマインドセットが旧来枠で出来上がってしまうわけです。

 

 

アニメーターを仕事にしている人間は、何も、「アニメ業界の家臣」ではないのです。アニメ業界にとことん忠節を誓って、得られるものは何?

 

アニメ業界に忠節を尽くした先にあるのは?

 

50、60、70代と、アニメーターを続けた未来に、何が待っている?? ‥‥考えるだに暗く恐ろしい気持ちになりますよネ。

 

iPad Proを手にして、自分の「絵の力」を様々なジャンルに活かせば良いのです。線画を自分の全てにする必要はなく、様々なアイデアを己の絵の力を元手に、iPad Proで具現化して、アニメ業界のしがらみなど無縁に、自由に展開すれば良いのです。アニメーターが原画以外の仕事をしても、誰も咎めることはないでしょう。

 

 

私はここのところ、毎日、毎日、iPad、iPad。

 

Apple Pencilのチップ(先端)は1〜2ヶ月で消耗します。でも、1ダース800円の鉛筆よりは全然コストは安いんですヨ。私が鉛筆最盛期の頃は1ヶ月で2ダースは消費していましたもんネ。鉛筆3ダース分のお値段で、Apple Pencilのチップ4個入り(=鉛筆10ダース以上に相当)が買えます。

 

ドットバイドットではないにせよ4Kの作画もiPad Proでできるし、デザイン画もショットボードやカラースクリプトも、色んな絵にまつわる作業・仕事がiPad Proでできます。イラストやコミックももちろん可能です。iPhoneで撮った写真はすぐにAirDropやCloudを通じて13インチの大画面で見れるし、iPhoneの4Kで撮影した映像もm4Vやmp4で送ればすぐに見ることができます。AppleだけでなくAmazonなどの他のCloudサービスも使えます。PDFの絵コンテにベクターでメモ画を書き込むこともできます。さっと机から持ち出して、スタッフに模式図やアイデア図をその場で描いてみせることも可能です。

 

私は、初代のiPad Proを今も使い続けて3年。いったい、そのiPad Proでいくら稼いだことになるのか、計算するのもめんどくさい。

 

 

線画一筋、原画一筋。‥‥という人まで無理には勧めませんが、せっかく絵を描いて曲がりなりにもそれで飯を喰うだけの能力があるのなら、迷って足踏みして時間を浪費するだけもったいない‥‥です。

 

繰り返しますが、アニメーターは、アニメ業界の家臣・忠臣じゃないのですから、もっと自分の絵力を他のジャンルでチャレンジしてみても良いと思うんですよネ。

 

 

私はお金の都合で、もうちょっとiPad Proの新型は後でもよかったんですが、この秋に出る‥‥となれば、買わずばなるまい。

 

 

 


プロクリとクリスタ

iPad Proで作画作業をする際、私はProcreate=プロクリを常用しています。同時に、日本のメーカーのClip Studio EX=クリスタもインストールしてあり、ちょいちょい使います。正直、どちらのアプリも手離せません。

 

両方使っていて感じるのは、両アプリの決定的なコンセプトの違いです。

 

プロクリは可能な限り機能を削ぎ落として、ツールウィンドウも極限まで絞りきって、とにかく、「描画時の操作が軽快になる」ように‥‥つまり、「運動性重視」です。例えるなら、「制空戦闘機」です。一方、欠点は、その運動性重視ゆえの機能の絞り込みによって、使用用途の広がりを犠牲にしている点です。特に、円定規がないのは、今でも困っています。雲型定規はともかく、円定規くらいはあっても良いんじゃないかな‥‥。‥‥ちなみに直線定規的な機能は、いくら何でもさすがに用意されています。

 

 

一方、クリスタは、豊富な基本機能といたれりつくせりの各用途別機能で、描画作業において万能と言えるほどの充実ぶりです。しかし、その万能ぶりが操作時の煩雑さやツールウィンドウの画面占有を招き、運動性は多少犠牲になっています。例えるなら、「戦闘爆撃機」です。

 

 

運動性重視と、機能充実重視を、両方兼ね備えるのは無理です。かならずどちらかが犠牲になるのは、まさに航空機で例えた通りです。

 

ゆえに、両方とも必要です。どちらかで完璧にニーズに応えるのは、ちょっと無理かな‥‥と思います。

 

ただ、クリスタは、ワークスペースのカスタマイズで自分の使う機能を絞り込んでシンプルにすれば、「ストライクイーグル」から重武装を降ろした、制空戦闘機の「イーグル」のように運動性を挽回するようにも感じています。ちょっとワークスペースをカスタムしただけで、随分と自分好みの使い勝手に近寄せられます。‥‥なので最近は、クリスタのワークスペースを「あーでもない、こーでもない」と弄ることが多いです。

 

 

クリスタをiPadで使う際に、今後充実するといいな‥‥と思うのは、ジェスチャー機能の追加です。「3本指スワイプ」が設定メニューに加わってコピーorカット&ペーストができるようになるだけでも、相当iPadでの能率はあがります。まあ、Bluetoothのキーボードを常設してショートカットキーを使えば良いのかも知れませんが、そうしちゃうとiPadの軽快性が大きく損なわれるんですよネ。クリスタのためだけにキーボードを常設して、作画机の上の限られたスペースを減らしたくないですし。

 

ジェスチャーはiPadアプリの肝です。

 

PCソフトと一線を画すのは、キーボード無しでも使いこなせる操作性があればこそです。タッチ機能を賢く使って、キーボードとマウスに縛られた過去のドローソフトの操作感から脱皮したいのです。

 

私は他にも、ibisPaintやSketchBookも購入していますが、今はほとんど使っていません。なぜかというと、シングルスワイプの機能が設定できないからです。シングルスワイプを「消しゴム」に設定すると、ものすごく効率がアップします。

 

いちいちツールを切り替えるのは煩雑至極、無粋なキーボードを机に置くのは言うに及ばず、ペンをひっくり返すのすら野暮ったいのですから、シングルスワイプへの機能割り当て(ペン入力と指入力で機能を切り替える)は、iPadなどタブレットPCのドローソフトの必須だと感じます。

 

プロクリもクリスタもその辺はちゃんと設定可能です。クリスタの場合は、ショートカットの設定でジェスチャーのシングルスワイプを表示して、「一時的にツールを切り替える」機能で消しゴムを割り当てるだけで、自分のどれか一本指が消しゴムに早変わりします。

 

ibisPaintやSketchBookは、シングルスワイプ機能がないだけで全く使わなくて、勿体無いと思っています。特にibisPaintは、ちょうどクリスタとプロクリの中間的ソフトウェアになりそうで良いんですけどネ‥‥。

 

 

 

 


夢の機材

iPad ProとApple Pencilは、1990年代初めの頃に「こんな画具があるといいなあ」という夢を実現した、いわば「夢の機材」です。今、普通に通販で買えて、目の前に存在するので、あらためて自覚する機会は少ないですが、考えてみれば「80〜90年代の夢が詰まったガジェット」なんですよネ。iPadとApple Pencilに限らず、iPhoneとか、Amazon Echoとかも。

 

 

 

それを考えれば、「使わなきゃ損」です。1980年代に絵を描くのと、2020年代に絵を描くのと、何が違うって、社会環境とテクノロジーです。特にアニメは社会のインフラなしには生き続けられない「現代社会の申し子」ですから、時代の技術進化を受け入れて、時代の最新技術を活用するのが賢い選択だと、私は思うのです。今はもうセルもフィルムもないのですし。

 

ただ、時代の技術がどんなに進化しても、絵の上手下手までサポートしてくれません。「iPad Proを買って、Apple Pencilで描いているのに、ちっとも上手に描けない。プロっぽく描けない。」って、そりゃあなた‥‥、自分の下手さと研鑽不足を暴露しているようなもんですヨ。

 

2000年代に「誰でもプロなみ。誰でもクリエーター」とか流行りましたが、あれはコンピュータを趣味層に購入させるための他愛のない宣伝文句ですからネ。何もコンピュータなど使わなくても、渋谷の交差点を全裸で走り抜ければ「自分流のアートクリエーター」になれるよね‥‥と知り合いも言っていました。

 

どこかの誰かが作ったプリセットを寄せ集めてクリエーターになれるんだったら、そんな楽な話はないです。絵を描けるようになるには、道具が紙だろうがMac/WinだろうがiPadだろうが、同じだけの研鑽は必要です。むしろ、iPadやコンピュータは、基礎技術の一部をソフトウェア機能が肩代わりしてくれるので、余計、当人の画力が浮き彫りになって辛辣だと思うくらいです。

 

能力がなくても絵が描けると勘違いして思い込む人は別として、絵を描く技術を苦労して積み重ねてきた人にとっては、今は「昔の夢だった」機材が溢れています。自分の可能性を研ぎ澄ます役割すら、今の「夢の機材」は発揮してくれます。

 

ふと考えると、「自分が生きている間に、こうした機材が実現して、本当にえがった‥‥」と思います。

 

 

 

 

 


Apple Pencil、近況

Xs Maxの値段にどれだけの人間がついていけるのか、ソフトバンクの月々の支払いに組み込むと紛れるのかも知れませんが、まあ、欲しい人が買えばいいだけの話ですわな。私はiPhone8 Plusが使い物にならなくなるまで使う所存なので、しばらくiPhoneはいいや‥‥という感じです。

 

AppleのXs Maxの目論見はおいといて、私のAppleに対する関心は、来年と噂されるモジュール構成のMac Proと、Mac miniの新型、そしてiPad Proの新型です。ジョブズ時代のApple再興の原点に立ち戻ったラインアップを期待しています。

 

 

 

私の毎日は、まさにApple PenciliPad Pro、そしてiMac Proの毎日です。300nitsの眩しいEIZOのHDRモニタも今や日常の風景。初代のiPad Proも現役で毎日活躍しています。ProMotionじゃなくても十分仕事はできます。

 

Apple Pencilのバッテリーの持続時間は、「ちょうど良い」感じで、8時間くらい作業しているとちょうど「バッテリーの残りが5%です」的な警告がiPadに表示されます。つまり、「とりあえず、一旦休みなさいな」と水を差してくれるわけです。まあ、設計で計算したわけではなくたまたまだとは思いますが、絵を描く仕事にはちょうど良いです。

 

その後も作業を続行したければ、数十分充電している間は休憩して、30〜40%までバッテリーを回復させて、あともうちょい描く‥‥という感じで続けられます。切羽詰まっているときは、1分くらい充電すれば30分は描けますから、なんとでもなります。

 

Apple Pencilのバッテリーの残時間は、そのまま作業時の自分の身体の酷使と比例するので、バッテリー切れの警告はおおまかなバロメーターにもなります。シャーペンや鉛筆だと、過労でぶっ倒れるまで仕事できちゃうから、怖いですよネ。

 

Apple Pencilを満充電にする間に、ひと眠りはできます。

 

‥‥ちなみに、私はApple Pencilを複数持っていますが、とっかえひっかえ使うことは避けています。まず、そんなことしたら、体がもたないでしょうし、何よりも「ペアリングの解除と接続」が面倒なので、他のiPad用のApple Pencilは故障でもない限り使い回すことはないです。それに、Apple Pencilは一度も故障したことがないので、困ったことがありません。

 

AdobeがフルバージョンのPhotoshopを、iOSでリリースする‥‥という噂がありましたが、それが実現したら、相当の作業部分をiPad ProとApple Pencilでこなせます。Adobe CCにお金を払い続ける甲斐もあろうというものです。

 

 

 

下世話な話‥‥ですが、Apple PencilとiPad Proでどれだけお金が稼げるのか、あまりにも範囲を広すぎて想像ができません。あれもできる、これもできる、あんなことまでできる‥‥と、絵を描く人間なら、能力と意欲次第で、自分の稼ぎのメインツールにもできましょう。

 

Apple信者だろうが、Windows信者だろうが、どうでも良いです。無意味でくだらんキャプションです。絵を描くことをシンプルに考えて、絵を描く道具をシンプルに選択すれば良いだけです。

 

最近、無印iPad(=Apple Pencil対応)も使っていますが、そちらはガラスフィルムで画面を保護したので、描き味はよくないです。水森亜土さんのガラスお絵かきのような描き心地で、決してコントローラブルとは言えません。入りと抜きがツルツルガラスだと乱れます。

 

やっぱり、サラサラ表面仕上げの「書き味向上フィルム」は必須ですネ。色々なのを試しましたが、ぶっちゃけ、どれでも大丈夫でした。差は感じますが、ツルンツルンになっていないだけで書き味はぐんとよくなります。

 

 

この書き味向上シートは、10枚セットの割安製品も出ていて、近々買っておこうとかと思っています。初代のiPad Proに対応する製品があるうちにストックしておこうと思いまして。

 

‥‥10枚あれば、初代iPad Proの「道具としての寿命」(5年くらい)は十分全うできるように思います。

 

 

そういえば、稀に、Procreateで「カット&ペースト」「コピー&ペースト」のジェスチャーのあとで、Apple Pencilが無反応になるトラブルが発生します。そういう場合は、Procreateの画面から、一旦ホーム画面に戻って、Apple Pencilで何かをタッチして反応させれば戻ります。それでもだめな場合は、Bluetoothのオンオフで治ることもあります。

 

原因は不明ですが、Apple Pencilの故障ではないみたいなので、それだけは安心です。

 

 

 

 


iPad Pro。

今年のWWDC。iPad Proの新型が噂されていましたが、残念ながら噂に終わりましたネ。わたし的には、初代、第2世代とも、性能面で困っていることは何もないので、第3世代は先送りでも特に不都合はありません。むしろ新たな出費をせずに済んだ‥‥とすら。

 

iPad Proを作画で使うのなら、12.9インチです。どうしても、物理的な面積は必要です。

 

初代は3年近く、第2世代は1年、使い続けていますが、どちらも現役そのもの。しかも、初代が役不足なんて感じたことがないです。

 

初代(1'st 〜Late 2015)と、第2世代(2'nd 〜Mid 2017)の見分け方は、チップです。初代がA9X、2世がA10Xです。

 

初代。A9Xです。Amazonとかで売っているのは、この初代のiPadが多いですネ。

 

 

第2世代。A10Xです。

 

やはり、現行の第2世代は、Amazonでも割高です。

 

では、その割高なぶん、性能はどれだけ差があるか‥‥というと、例えばAmazonでの売価、89000円と117500円の差額28500円の差を、性能の差で感じるか?‥‥というと、「普段はすっかり忘れている」感じですかね。

 

思い出せば、色域がDCI-P3(8bitだけど)だったり、120Hzだったりと、たしかに目には映る差ですが、アニメの作画絡みの作業って線画メインなので、正直、すっかりその価格差、性能差は忘れています。

 

そもそも、私は今でこそHDRだ何だと宣っていますが、身には長年のsRGBや709が染み付いていますから、初代がsRGBでも(かどうかは不明ですが)するっとスルーしてしまいます。繰り返しになりますが、なんだかんだと、線と格闘するのがメインですからネ。

 

120Hzもね。ソフトウェア上のレイテンシーまでは吸収しないですから、すっかり忘れています。私は初代と2世を頻繁に交換して作業しますが、まあたしかに、初代のほうが動きが柔らかい(=ぬるい)のはたまに感じますが、致命的な差では全くないです。

 

実際、人間の筆致に、コンピュータがついてきた試しはないですよネ。必ず、遅れて反応します。‥‥なので、頭の中でペンを動かして描いて、実際のiPad上の描画は単なる答え合わせに過ぎません。もともと、コンピュータの筆致追随なんて、あてにしてないのです。私に限らず、絵でお金を稼ぐような人々でiPadを使う人は、誰でもそうだと思います。頭の中で線のイメージが先行して線画を描いているでしょうから、不具合レベルならともかく、少々のレイテンシーなど問題ではないです。

 

そして容量差。初代のMAXは256GB。2世は512GB。‥‥私は奮発してどちらもMAX容量モデルを買いましたが、使い切ったことも、足りなくて困ったこともないです。描いた絵はAfter Effectsで引き継ぎ作業するので、Air Dropでこまめに外部の大容量ディスクに追い出して、整理することになるのです。

 

ぶっちゃけ、線画レベルの低容量画像ファイルで、256GBや512GBの容量をいっぱいにしたら、整理するだけで面倒。‥‥嫌になるまえに、整理してiPad Pro本体からは消してしまうので、容量が足りなくなったことは一度もないです。

 

また、movやm4vのビデオなどの容量食いファイルは、iPad Pro本体には入れず、Amazon Fireなどで閲覧するので、やはり容量には困りません。線画をiPad Proで描きながら、同じiPad Proのディスプレイでビデオを鑑賞するのは実質不可能ですしネ。‥‥ちなみに、m4v形式にムービーを変換しておけば、iPadでもFireでも再生できるので便利ですヨ。

 

 

 

本当に正直に、iPad Proを導入してからは、ココロもカラダも軽くなりました。紙作業につきまとう、老眼の憂鬱もないです。iPad ProとApple Pencilで描いていると、あれもこれも出来るポジティブな気分になります。

 

でもまあ、大変な作画は、大変なことに変わりないですヨ。その部分は、今までと何も変わらずです。線が多けりゃ、時間もかかる。

 

ただ、iPad Proの救いは、未来の高品質要求の、相応の高い金額の仕事の際に、ハイクオリティな線画を実践できることです。値段の高い仕事に、高い品質で応えることができます。

 

それにさ。

 

原画用紙、動画用紙は、まさにそれそのものでしかないですが、iPad Proは、色々な絵を描くための変幻自在なキャンバスであり筆記具になります。つまり、アニメーターはアニメーターの仕事に限定される必要がなくなります。

 

思いついた時に、色々な色付きの絵を描けます。線画に縛られる状況から、簡単に脱出できます。‥‥本人の意志次第で。

 

これから先の未来は、アニメーターは「アニメ作画」作業者であると同時に、根本的に「絵描き」でもあるべき‥‥です。アラウンド40の原画マンが70代になった時、同じく従量制の原画作業オンリーで生活を支えるのでしょうか?

 

「アニメ作画」という狭いフィールドではなく、「絵」で稼ぐ素地を作るべき‥‥ではないですかネ。

 

線画に色鉛筆でカシャカシャッと影やハイライトを手早く色付けしたスタイルの絵だけで、自身の人生を全うできると予測するのは、私の考えでは「ちょっと無理じゃないの?」と思うのです。線画に色をつけたとしても基本色のぬりえのようなものしか描けず、劇中のシーンを描写するカラースクリプトもショットボードも描けないのでは、あまりにも絵描きとしてのフィールドが狭過ぎます。

 

なので、iPad Pro。大仰な画具など揃えなくても、iPad ProとProcreateがあれば、絵のジャンルを問わず生きて動ける期間だけ無制限に描けます。

 

「アニメ作画しかできない」なんて弱い立場に陥るのではなく、「アニメ作画もできる。つまり、絵も描けるし、動きも描ける。」という強い立場の絵描きを目指すべき‥‥だと思います。絵を描いて、アニメを作って、一生を全うしようと思うなら、です。

 

 

 

 


プレイアビリティ

Apple Pencilでの描き仕事において、自分にあったペンの設定を見つけて、楽に線が引けるようになると、確実に能率があがりますし、ストレスも軽減されます。

 

私にとって、筆圧と描きやすさは密接な関係にあります。できるだけ微妙な力加減で線の太さが変わるのが、私の好みです。‥‥そう言えば、ギターの時も、微妙なニュアンスを微妙なタッチでコントロールするのが好みでした。

 

「プレイアビリティ」=演奏性の好みは、音楽だけでなく、絵にも個人の共通した特徴が表れるのかも知れませんネ。

 

しかし、iPad ProやApple Pencil、ProcreateなどのAppを、ギターやアンプのような「プレイアビリティ視点」で捉え始めると‥‥‥、相当ヤバいことになります。ヤバい‥‥とは、キリがない=「ギターとエフェクターとアンプの、あの果てしない世界に踏み込んでしまう」‥‥ということです。

 

iPad ProとApple Pencilはハードウェアを細かくカスタムすることは出来ませんので「固定」だとして、そのぶん、ソフトウェアに過度な要求が集中します。Procreateはその過度な要求をあらかじめ満たすべく、あのような細かいペン設定が用意されている‥‥とすら思えます。

 

実際、Procreateでの「筆圧」(=入力ゲイン)に対するパラメーターは強弱の設定だけで何種類あるんだ‥‥という感じで、まるでギターをつないだゲインブースター(エフェクター)+3ボリュームのアンプで音作りをしているかのごとくです。

 

ギターもペンも直接手で操作して表現する道具‥‥ですもんネ。簡単にいくはずもないか‥‥と、改めて思います。

 

 

でもまあ、ギターがギタリストの人となりを表すように、ペン設定も描き手の個性と考えて、楽しみながら、独自のペンを増やしていこうと思います。

 

 



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