模様替えは転換期

現在、仕事場の模様替えを作業の合間に進めています。先日のiMac Pro導入もその一環で、私のMac Proが故障したので、早めに投入されましたが、新しい技術世代に合わせて、作業環境全体を更新する運びです。

 

合わせて、部屋の模様替えも若干必要になり、取引先の方々の来訪にも最低限対応できるように、配置や装備を整理しました。‥‥と言っても、ショールームにするつもりはなく、あくまで作業重視の工房を、4K時代を見据えて改良したカタチです。

 

ショールームにしてしまうと、その場所での作業に多くの足かせや制限ができて本末転倒ですし、だからといって散らかし放題で成り行きだけの機材配置なのも作業性が落ちます。

 

今までと同じことを繰り替えすのなら、今までの作業場で良いですが、今までとは違う新しいことを実践するためには、今までの作業場では対応できなくなります。

 

いつもそうでしたが、模様替えをする時って、転換期の表れ‥‥なんですよネ。

 

 

すぐに目につく機材やファニチャーだけでなく、間接照明(=作業場には間接照明が3段あって、常時点灯、部屋全体、各人‥‥の3種類があります)を制御するための電源ライン、10Gbpsのネットワーク線など、目に見えない裏方も模様替えの一環であり、それはすなわち、「作画」から「アニメーション映像技術」へ、「パソコン作業環境」から「映像制作環境」へ、「2Kから4K8Kへ」‥‥などへの「意識の移行」が全ての要素に作用するわけです。

 

模様替えは、技術が変わる時、仕事が変わる時、そして、ココロも変わる時、‥‥の象徴なんだな‥‥と思います。

 

 

 


iMacもヤバい

ヤバい。‥‥いまどきの「凄く良い」という意味ではなく、本当の意味でヤバさそうな、私のサブマシン、iMac Late 2012。

 

「カッ! カッ! カッ! カッ! カッ! カッ! カッ! 」と不気味な異音を発したのち、

 

「プー プー プー プー プー プー プー 」と矩形波のような音(警告音でしょうね)を断続的に繰り返したままフリーズ。

 

私のメインマシン、そしてサブマシンは、いったいどうなったのか。

 

「なんとも不運ですね」と同僚に言われて、「どうやら、そのようですね」と言わざる得ない私。

 

 

でも、私のサブのiMacは昔から、この「持病」を時々発症しており、今回が最初というわけではないのです。何が原因かわかりませんが、昔から病気持ちなのです。ナゾの怪音だけでなく、1年くらい前に内蔵のHDDは昇天するわで、私のiMac 2.5Kは、問題を昔から抱えていたのです。

 

それが最近のMac Pro絶不調と重なったので、余計、目立ったのでしょう。

 

 

しかし、ものは考えもの。

 

普通はフリーズだ故障だ何だと言えば、ネガティブに考えるところですが、飯食ってジュース飲んで他の作業をしているうちに気分が変わり、

 

もう2K時代の機材とはサヨナラしなよ

 

‥‥との「啓示」とも思えてきました。

 

実は近日に4K作業に対応できる作業マシン「iMac Pro」が到着し、来週からマシン環境を刷新するのです。

 

そもそも私のところにiMac Proが早めに配備されるきっかけは、皮肉にもMac Proの故障でした。

 

 

ものは考えよう

 

状況も受け止めかた次第

 

‥‥ですネ。

 

この世の中、ネガティブに考えたら、キリがないもんネ。

 

人間には最後の最後に、自身の存在の消滅=死‥‥という最強のネガティブが待っているのですから(少なくとも私には、そう思えます)、生きている時は、ポジティブにものごとを捉えたい‥‥ものです。まあ、できるだけ、ですけどネ。

 

 

そう思うと、Mac Pro故障と、iMac 2.5Kの不調は、まるで目の覚めるような「突風」のようです。荒々しい強風ですが、周囲のモヤモヤを吹き飛ばしてくれます。

 

私が小学校6年生の頃に夢中になった、銀河鉄道999の主題歌の一節、ゴダイゴが歌う‥‥

 

さあ行くんだ その顔を上げて

新しい風に 心を洗おう

 

古い夢は おいていくがいい

再び始まる ドラマのために

 

‥‥を、ふと、思い出します。

 

そうね‥‥古い夢だよね。昔みた夢。「アニメ」に憧れたのは、まさに昔にみた、古い夢です。あの頃(少年時代)のアニメや時代はもうどうやっても戻らないのに、夢にしがみついていてもしょうがない‥‥と私は思います。

 

夢は捨てませんが、古い夢はおいていきます。

 

時代は新しく変わっていくのですから、ココロも機材も技術も一新して、未来にズンズン進んでいきましょうぞ。

 

 

 

そう言えば、銀河鉄道999のUHD BD、出してくれないかな‥‥。

 

あんまり、BDをこき下ろしたくはないけど、もしフィルム時代のアニメ作品を、記憶の色彩通りに観たいのなら、断然HDRのUHD BDです。

 

BDのRec.709では全然役不足ですヨ。RGB各色の発色がフィルムより劣りますし、特に緑は全く別物の色調まで大幅に劣化しているのが、Rec.709のBDやDVDです。フィルムに忠実な色を出したくても、SDR時代の狭い色域ゆえの制限でどうしても出せなかったのです。

 

実は解像度すらも、2Kでは35ミリフィルムのディテールを余すところなく表現しているとは言い難いです。

 

昔のフィルム作品ならむしろ、UHD BDです。

 

まあ、もし、999のUHD BDが出たら、私は買っちゃうと思います。999は服やメカに緑が多いし、T光もいっぱい使っていますから、UHD BDの独壇場です。UHD BDと4KHDR大型テレビならば、少年時代にスクリーンで直に観た思い出がリアルに蘇る‥‥かも知れません。

 

*ちなみに、最近のテレビや劇場アニメは、Rec.709、もしくはsRGBで作られたものがほとんどです。ですので、そもそもHDR色域の発色を原版が有していないので、解像度も色空間も2K SDRのBDで十分です。

 

 


技術書

技術書って、今でも高いですよネ。もちろん、高いには理由がありましょうから、安くしてとは言いません。高いままで良いです。写真家の写真集、画家の画集も同じく高くて、それで良いです。

 

なので、買い揃えるには、かなりの金額が必要になります。私は20代の頃、わたなべぢゅんいちさんと、ギャラ振込日によく吉祥寺パルコの地下の本屋さんにいって、色々な書籍を買い漁っていましたが、ゆえにビンボーでした。パルコを出て、お互いの書籍の束を見て、「金も無いのに‥‥」と妙に浪費癖者同士で不憫に思ったものでした。

 

アニメ制作に従事するとは言え、若い人たちには、アニメばかりでなく、アニメの源泉となった絵画や写真に触れてほしいし、コンピュータや映像技術の技術書も読み深めてほしい‥‥と思う一方で、20代の私のように書籍購入でビンボーになる必要もないとも思っています。

 

前回書いたKindle図書館は、そうした若い頃のフィードバックです。どうしても自分でほしい書籍は、自分で買って自分のものにすれば良いです。しかし、仕事で必要になる、高価な技術書の類いを、皆で同時購入する必要はなかろう。同じ部屋にいるのなら、なおさら、書籍を共有しても良いと思います。何もKindleデータを不正コピーしようってわけではなく、あくまで端末を皆で閲覧するわけですし。

 

 

「俺らの若い頃は、生活費を削ってでも、専門書をだな、」

 

‥‥というような、自分の昔の苦労話は、「酒の肴」だけでOK。若い人にビンボーをトレースさせる必要はないです。

 

結局、どの年代もどの時代も、歳相応、時代相応に、カタチこそ違えど、苦労するようになっています。

 

 

それにね、年長者が若い人間をちょっと支援したところで、本当にヤル気のある人間は、支援で浮いたお金を、さらに自分の探求へと注いじゃいますから、結局は老いも若きも似た者同士なのです。時間軸を超越してね。

 

昔も今も、技術書や専門書は高い。なので、せめて作業場にいる時は、自由に技術書に目を通せる環境を整えたい‥‥と思います。せっかく、Kindleという現代ならではの書籍スタイルがあるのですから。

 

 

ただ‥‥2018年現在で残念なのは、日本語(翻訳含む)の美術書の類いはKindle化されていない書籍が多く、かなり選択肢が限られてしまう点です。ですから、Kindleをメインに活用したいものの、まだまだ紙の書籍の出番は多いですネ。

 

 

 

 


工作の時間

Kindle図書館。Kindleにデッサン技法書や美術解剖書などの美術書、PythonやSwiftなどのプログラム参考書、映像技術に関する書籍、その他いろいろな「現在未来のアニメ制作のための技術書」を詰め込んで、自分たちの作業場でシェアする取り組みを始めています。‥‥制作会社のお金じゃ中々実現できないプロジェクトなので、自費でやっています。

 

Fire端末はiPadに比べて大幅に安いので、さらにセールの時にもっと安く買っておけば、少人数規模の作業場なら台数も少なく済み、財布に優しいです。3〜4枚揃えておけば、特に困ることはなさそうです。

 

となると、置き場。Kindle/Fireは充電せねばなりませんから、単に棚に置くだけだと、Fire複数枚の充電ケーブルが絡んで散らかるのは事前に目に見えます。

 

ならば、スタンド。Kindleのスタンドを自作して綺麗に並べて、無造作に散らからないようにすれば良いです。

 

最近のDIY事情は、豊富な木材と強力な接着剤の存在により、ネジなしノコギリなしで、簡単にスタンド程度なら作れます。

 

Fire HD8はプログラム技術書など文字メイン用、HD10は美術書など図説メイン用‥‥という感じで揃えれば良いです。

*ケーブルの取り回しに改善の余地あり。まず、ケーブルの長さを短くしてちょうど良い長さにするところから‥‥ですネ。

 

まだ色々とイビツなままの、できたてのほやほやです。手作り感がすごいですが、後でヤスリ・サンダーでささくれと角を取って、オイルフィニッシュ(オリーブオイルとかを少量なじませる)すれば、木目が浮かび上がって、木工ならではの味わいが出ます。‥‥まあ、私がギター好きなので、もともと木目が好きなんですけどネ。

 

製作費は木材500〜800円くらいです。底の板は何かの時に余った端材なので、今回のスタンド用に買った木材はD2のヒノキとスギのミニ木材600円分です。ヒノキは良い香りですネ。

 

左側の充電池スペースは、余白を持て余して、なんとなくそういうことにしただけです。端材の寸法の都合‥‥です。

 

ヒノキの板を4つの杉の角材で挟んで接着しているので、強度は十分です。接着材は、スーパーXか「もっとくっつけ太郎」などの凹凸対応のネットリ系強力接着材が適しています。半日乾かせば使えるようになりますヨ。

 

*たまに使うくらいなら、20ml。

 

*結構使うようなら、135mlがおすすめ。私はモノタロウさんの「もっとくっつけ太郎」を愛用しています。

 

*電動サンダーがあると木工の仕上げに楽です。不揃いな面や、触ると痛い角を、楽々滑らかにできます。ただ、猛烈に振動する電動工具なので、音はそれなりにうるさいです。電動サンダーで大きな角やデコボコを除去した後は、紙やすりで手作業でフィニッシュです。

 

 

 

完成品を買って揃えるのも良いですが、製作可能なものは自分で作ってしまうというのも選択肢の1つです。パーツから作るので融通が利きますし、何よりも映像製作本番で、色々な機転を利かせる習慣も身につきます。「ありもの」だけをチョイスするのではなく、ゼロから作っちゃえばいいじゃん的な発想‥‥ですネ。完成品だけに頼ると、どうしてもコストは膨らみますし。

 

自分たちのスタジオ、作業場は、ショールームであるよりも、工場であるよりも、ものつくりの工房でありたい‥‥と思います。ゆえに、足りないものは、たまには木工で工作しても良い‥‥ですヨ。

 

 

 


プチ間接照明

間接照明は部屋の雰囲気を穏やかに演出するだけでなく、蛍光灯キンキンの作業部屋から、ポスプロスタジオ風の柔らかい照明の作業部屋へと変える、「影の主役」です。

 

ちゃんと効果的に間接照明を敷設する場合は、配線・取り回しなどを計画する必要がありますが、ちょっとした奥の隙間に照明を追加するのなら、 E12のLED電球とソケットが手軽です。

 

 

 

ヤザワの E12 LED電球は、省電力の0.5Wながら25ルーメンと、それなりに眩しい明るさです。ゆえに、白い壁に反射させる間接照明用途でも、壁を照らし出すのに必要な明るさを確保できます。25ルーメンなので広範囲は無理ですが、数値のイメージよりも明るく照らします。

 

こんな感じ。

 

 

 

0.5Wということは、1kWh(=1キロワット/時)を27円(近年の平均値)で計算すると、

 

27/1000=1ワット1時間 0.027円

0.5Wだと、その0.5倍で、0.027x0.5=0.0135円

1日=24時間つけっぱなしだと、0.0135x24=0.324円

24時間つけっぱなし30日=1ヶ月だと、0.0135x24x30=9.72円

24時間つけっぱなし365日=1年だと、0.0135x24x365=118.26円

 

‥‥となります。24時間365日つけっぱなしでも、年間120円です。(深夜電力料金など含めない平均額の簡単な計算ですが)

 

部屋のちょっとしたデッドスペースの暗がりを、こうしたE12電球で照らせば、じめっとした室内がふんわり明るくなります。延長ケーブルで2〜3箇所設置して、おおもとのコンセントにスマートプラグを介せば、AmazonのEchoと連携して、「アレクサ、ライトをつけて」「けして」と言うだけで、いちいちスイッチの近くに歩み寄らずとも、プチ間接照明のON/OFFが可能にもなります。

 

小さなソケットと電球と小電力で、コストもかけずに、0.5Wゆえに発熱もほとんどなく、間接照明が設置できます。

 

まあ、蛍光灯キンキンの部屋に間接照明など無意味ですが、ポスプロのビデオプレビュー室のような、ゆったり柔らかい照明の環境を自分の作業場にも‥‥と思うのならば、まずは間接照明からですネ。

 

紙の現場ならともかく、タブレットを使うようになった作画現場で、まっきんきんの蛍光灯の反射の中で描く必要はもうないですし、洞穴のようにまっくろに暗くした部屋にする必要もないです。

 

居室はね。‥‥当人らの思想や傾向が表れますよネ。

 

 


Mac Pro、壊るる

ディスプレイにツブツブのチラチラが絶えず出ていたまでは、何とか見ないようにして誤魔化し運用していたものの、こと、突如の電源落ちやレインボーカーソル地獄に至って、「もはやこれまで」と引き取ってもらうことにしました。修理になるとは思いますが、金額によっては‥‥。

 

私の使っているMac ProはLate2013で5年前のモデルではありますが、そこらへんの中堅PCに比べればまだまだ性能は高く、4K60pのリアルタイム再生は難しいものの、レンダリングや2K作業には十分現役で活躍できるマシンです。2018年の今、同じ性能のマシンを調達しても、そこそこの値段はすると思います。

 

壊れたMac Proは数年前に5万ピクセル(50K!)の版権コンポジットを作業したマシンでもあります。さぞ作業が劇重とか思いきや、意外にストレスなく、5万ピクセルをするっと処理できたのは驚きでした。まあ、Mac Proは逆に軽めの1.5〜2Kだと速さをあまり体感できないのかな‥‥とも思います。

 

そんなMac Proも、壊れてしまえばただの重くてツヤツヤした円筒です。

 

なので、今はサブマシンのiMacで作業しています。

 

現行Mac Proの弱点は、なんといっても、拡張性の乏しさ‥‥ですネ。未来に4Kワークステーションとして売り出すのなら、ぜひPCIeは装備していただきたい。劇高のGPUカードはともかく、DeckLinkとかの4Kビデオアウトのお手頃カードくらいは挿したいですもん。

 

あと、メモリは4Kを基本に据えるなら64GBが標準でしょう。32GBだとちょっとギリギリ‥‥ですかね。でも実は、4Kの鬼門はメモリではなく、ディスク転送速度(=巨大なデータを整然とREADする)とCPU処理能力(ProRes4444XQやDNxHRを高速デコードする)なんすよネ。

 

来年くらい‥‥との噂の新型Mac Proですが、果たしてどうなることか。期待しないで待ちます。

 

 


モノタロウさん

作業環境は電子機器の調達と設置のみならず。

 

ファニチャーや各種備品の収納すべてが、作業環境構築の一環です。

 

なので、モノタロウ。

 

 

 

ダンボールが可愛い。潰してしまうのが惜しくなります。

 

モノタロウさんは、それこそ数ミリのベアリング球から背の高い脚立やはしごまで、まさに肩書き「現場を支えるネットストア」の通りの、なんでも揃う業務用ストアです。

 

アマゾンだとイマイチ手のかかる品揃えも、モノタロウさんならすぐ揃います。アマゾンは音響系やDIY系が弱いので、サウンドハウスさんとモノタロウさんは、アマゾンの弱点を補って有り余る心強いネットストアです。

 

例えば、フィッシャープラグ。フィッシャーブランドの他に、いろいろなプラグやアンカーが揃っていて目移りします。

 

 

 

石膏壁ならコイツですネ。アンカーと違って壁の穴が小さくすむので、画鋲やピン痕の穴埋めパテで元どおりになって、補修も楽です。

 

接着剤も豊富です。iPadやKindleの自作スタンドなど凹凸面の多い木工工作で活躍するのが、「もっとくっつけ太郎」です。セメダインスーパーXと同等の接着力(あくまで私の体感ですが)で、大容量で割安です。少々の木ネジと併用すれば、100円の木材だけで頑丈な木工工作が可能になります。

 

 

 

iPadやKindle、MacBookなどの、自立スタンドを作ったり、Bluetoothのスピーカースタンドを作ったり、小容量で400円くらいする一般流通の強力接着剤よりも、ケチケチ使わずに済んで何かと便利です。

 

さらに、NFボックス。スタック可能で丈夫。モノタロウさんに限らず、だいたいのDIYショップで取り扱う定番商品なので、100円ショップの収納ボックスのような「品切れ」の心配がないです。

 

 

 

 

小さいボックス(1.5)は横に向ければ、7もしくは11に2つのせてピッタリスタックできます(最上段のみ)。また、NCボックスもスタック部分の寸法が同じなので、NCとNF混在でスタックできます。

 

ベアリングコーナー(が、あるのがスゴいですが)で「鉄球」を検索すれば、塗料攪拌用の鉄球がアマゾンで買うより格段に安く手に入ります。

 

 

 

 

その他、門外漢には専門的過ぎてわからない代替フロンとか制御機器とか、モノタロウさんにはいっぱい揃ってます。

 

ちなみに、あくまでサンデーカーペンターの私は、専門分野のアレコレ‥‥というよりも、モノタロウTシャツを毎年楽しみにしています。

 

今年はコレ。オリジナルデザインで年号が入るのです。

 

 

 

オンス的には軽めの生地ですが、気軽に着るにはちょうど良いです。サイズ感は普通です。アメリカンサイズではなく、あくまで日本基準のサイズです。

 

 


LED電球

LED電球って、もう、「社会の普通」になっている‥‥と思っていますが、もしかしたら、まだ「白熱球」「蛍光灯」をなんとなく使っている環境もある‥‥のかな?

 

私の自宅も作業場も、主要な照明は全てLEDです。

 

これには明確な理由があって、

 

電力消費

 

‥‥ただそれだけ、です。

 

ぶっちゃけ、電力消費が抑えられるのなら、白熱球でも蛍光灯でも構わないのです。‥‥しかし、そうはいきません。

 

特に白熱球の場合は、

 

白熱球自体の電力消費

白熱球の発する熱を冷却する電力消費

 

‥‥という、二重苦がのしかかります。

 

これから先の未来、今以上にコンピュータに依存する生活になります。自宅も仕事場も。

 

その際、ブレーカーにかかる電力を、事前にちゃんと計算しておかないと、自宅だろうと会社だろうと、結構あっけなくブレーカーが落ちて‥‥まあ、大変なことになります。

 

低電力化できるもの、バッテリーで駆動できるものは、どんどんリプレースして、コンピュータ機器を停電から守る工夫が必要になります。無停電装置を常設しても、度々ブレーカーが落ちるのは‥‥‥‥イヤですよネ。

 

つまり、先手をとって、

 

白熱球はLED電球へ

掃除機はバッテリー型掃除機へ

 

‥‥のような工夫で、コンセントに直にかかる電力を抑え込むわけです。

 

白熱球の色温度が‥‥というような、どうしても白熱球が必要な場面もありましょう。しかし、家庭や職場で使う電球は、「白熱球じゃないとダメ」なんていう場面はほとんど皆無です。

 

今はLED電球も進化して、100W級の明るさをもつLED電球もありますし、10W級のほんのり明るいLED電球もあります。

 

 

*1500〜1600ルーメンの明るさをもつ100WクラスのLED電球。100Wと言っても、白熱球の100Wの明るさ同等という表現で、LEDの実際の消費電力は16Wと、かなりの省電力です。

 

 

*ほんのりと照らしたい場合は、20形〜200ルーメン前後の電球もあります。模型やフィギュアなどを正面から照らしたい時は、こうした弱い光のLED電球が重宝します。電力消費はわずか2W。

 

 

*台所の120cmの蛍光灯も、超明るい4000〜5000ルーメンのLED管に交換できます。まあ、考えどころは、今までと同じ明るさで半分の電力消費か、今までとちょっと少ないくらいの電力消費でドカンと明るいか‥‥ですネ。ちなみに、インバータやラピッドの場合は、安定器をショートカット(回路をバイパス)する配線の加工が必要なので、ダメっぽい人はプロに頼んでください。

 

 

作画机の蛍光灯も、LED化できます。白い「作監机」の中身をみると、15形のグロー式だったりするので(実際に買う場合は確認してくださいネ)、LED管を買って交換するだけで900ルーメン前後の明るい光に早変わりです。‥‥というか、明るすぎて不評‥‥なくらいなので、薄紙をかますなどして、光量は要調節です。消費電力は9W前後で、やや節電できるくらい、ですネ。電力の低いLEDだとちょうど良い明るさかも知れませんが、それは人柱覚悟で。

 

 

‥‥というような具合で、住空間の主要照明はほとんどがLED化できます。

 

白熱球をデスクライトに今でも使っている人は、よもや存在しないとは思いますが、夏場に向けて電力消費も上がる時期ですので、LED化で極端に困る状況でもない限りは、推進したほうが良い‥‥と私は思っています。

 

熱を発する器具ってさ‥‥。それそのものの電力消費だけでなく、発散する熱を空調で冷却するにも、相当な電力を消費するんですよネ。白熱球は、まさに白「熱」球の「熱」も問題になります。

 

同じ明るさを確保できるのなら、電力も熱も低く抑えたほうが良い‥‥ですよネ。

 

ちなみに、安いLEDだと、安定せずにチラつきが気になる商品もあります。メーカー品は、そのメーカーの品質責任が暗黙で付随すると考えるべきで、あえてメーカー品を買うことで「安かろう悪かろう」を回避したいところです。まあ、イチかバチかで買うのも、買い物の醍醐味ではありますけどネ。

 

 


アレクサにお願い

Amazon Echoのアレクサに、この度、間接照明のオンオフをまかせることにしました。いわゆる「スマートホーム」です。

 

「アレクサ、照明を点けて」というと、暗闇でスイッチを探さずとも、席を立たずとも、ふとんやベッドに寝転んだままでも、アレクサが照明をオンオフしてくれます。

 

「アレクサにお願い」するのに必要なのは、コンセントのスイッチと、そのスイッチに接続する配線、そして照明器具です。

 

 

 

私の場合、まず3〜5mの電源タップ4本で部屋の4辺を囲むように「アレクサライン」を敷設し、机や棚の後ろにレセップを固定、発熱と電力消費の小さい40W形LED電球を装着しています。‥‥まだ、敷設の途中ですが(ファニチャーの後ろに配線を追加するのは、そこそこ大変なので)、アレクサにひと言話しかければ照明のオンオフが可能になります。

 

光量は1球485ルーメンもあれば、間接照明としては十分で、どちらかというと、電球の数を設置することのほうが重要です。電球を各所の奥側に配置して、白い壁に光を反射させて部屋を照らすことになるので、1000ルーメン超えの高価な電球ではなく、安くて数を揃えられる電球を買うのがよろしいです。

 

レセップは、レセップ本体だけのパーツを買って、自作したほうが融通が利きますし安上がりですが、その辺はひとそれぞれですネ。私は木材と磁石と組み合わせて、スチール製のOAデスクに貼り付く加工をしています。

 

もちろん、LEDテープと12V電源を組み合わせて、LED電飾をアレクサでオンオフしても良いですネ。

 

 

電源タップは、ほとんど掃除できないファニチャーの奥・後ろ側に敷設するので、埃がコンセント端子部分に付着しないよう、シャッター付きが良いかと思います。もしくは使っていないコンセント口にはキャップをつけるとか。

 

トラッキングで火事になった経験はありませんが、今はシャッター付き・端子部カバー付きの電源タップも手頃な価格で、大したお金を必要とせずに埃を防止できますから、転ばぬ先の杖で電源タップはシャッター付き・端子部カバー付きを買うようにしています。特に、敷設したらそれっきりになるような閉鎖された設置場所は、こまめに目視でチェックできませんし掃除もできませんもんネ。

 

*恐ろしい画像ですネ。エレコムのページより。

 

 

アレクサでコンセントをオンオフする方法は、ネットを検索すれば豊富に見つかるでしょうから、ここでは特に繰り返しません。2.4GHzでも5GHzでも、WiFiの環境とiPhoneやiPadがあれば、設定は滞りなく完了します。逆に、そのあたりのインフラが整ってないと、早々につまずきます。

 

まあ、「スマートホーム」に限らず、アレクサ自体もそうですし、そもそもiPad Proを仕事で使うような場合は、WiFiなどのインフラは特に必須です。「スマート」な住空間でなくても、iPhoneなどの端末が一般生活に溶け込んで久しい現代は、もはやWiFiやBluetoothの無線ネットワークのご家庭インフラは必須となるように思います。

 

 

人はなんだかんだ言いながらも、社会の新しい規格に順応していくものです。

 

16:9のHDだって、導入前はあんなに「不要だ」「オーバー過ぎる」「昔のままでいい」なんて言ってたのに、さて、どうでしょう。

 

今、4:3のSDには戻れませんよ。目を疑うほど、絵(解像度)も荒いし、色域も狭いですからネ。

 

数年後、十数年後、数十年後の未来は、その時代に合わせた機能を受け入れて、高品質高機能がごく普通の社会になっているように思います。未来社会は、現時点での高機能を、もはや高機能とも思わない人々で満たされるのです。

 

アニメって、高機能・高品質な社会の申し子です。基礎的な衣食住の類い〜例えば、かけそば、かけうどんは200年前にも存在したでしょうが、アニメ産業はデータを何らかの媒体にのせてネットワークする社会がないと成立しませんもんネ。そのデータがアナログデータだろうとデジタルデータだろうと。

 

その昔の映画フィルムだって、フィルムカメラとフィルム現像、フィルムを複製して映画館に配送するネットワークなど、近現代の高機能な社会インフラありきの娯楽産業です。

 

アニメを作っているのなら、「現代社会」を常に意識すべき‥‥と思います。アナログにしろデジタルにしろ、アニメに関わる以上、現代の社会基盤なしでは産業がなりたたない職業なのですから、「現代社会と共に生きる術」をネイティブに持ち合わせる感覚は必須だと、少なくとも私は思います。

 

1980年代を懐かしむ気持ちは私にもありますが、それが懐古主義に結びつくと、その時点で「終わり」だと思っています。アニメは社会の進化によって生み出され、社会の進化と共に成長してきたのですから、社会の進化に背を向けるということは隠居して死を待つ‥‥ということになりましょう。

 

現在のHD24pを終着駅にする人もいるでしょうし、新しい4KHDRのレールに乗り換えてさらなる未来へと進む人もいるでしょう。

 

社会の技術成長を歓迎するのか、はたまた疎むのか。‥‥重要なジャッジポイントです。

 

でもまあ、だからと言って、今すぐ皆がスマートホームを実践する必要はないでしょうが、家庭や職場のインフラ基準が時代と共に高機能化していく流れは、アニメ制作の観点からも、しかと受け止めて、未来へと共に歩むべき‥‥と思います。‥‥未来もアニメを作り続けたいのであれば、です。

 

 


スチールラック活用

スチールラックが並ぶ光景は日本のアニメ会社の日常の姿。正直、グレーのスチール棚はむさくるしさ120%なのですが、おしゃれにしたらしたで、何か軽薄な感じもします。見てくれだけ気にして中身が伴わないのをかっこ悪いと感じるのも、狭い平野に密集して暮らす日本人の心意気とも思います。

 

すっからかんの空間に、できるだけ何もおかないように制限して、どうして、創作活動ができようか。

 

スチールラックがそこにある。‥‥ならば、雑用の棚として使うだけでなく、作業用スペースとして、ポテンシャルを引き出しましょう。

 

こんな感じ。‥‥単なる灰色の棚が、作業机のようになりました。

 

 

 

奥行き45cm、幅120cmの「ありがちな棚」ですが、大小の引き出しを増設、電源を各棚に設置、横と奥にはメッシュを固定し、フック式の小物用の棚を設置、つっぱり棒とプラチェーンでエアホースガイドと一時的な物干しを渡し、コンパクトながら多機能な立体造形制作空間が出来上がりました。芯材や塗料(タミヤアクリル全色)なども揃っているので、作劇上で立体を確認したい場合に、ダイソーでホビー用クレイや、アマゾンでラドールを買って、実際に立体をちゃちゃっと作ってしまうようなことも可能です。

 

環境作りの仕上げに、LEDテープを棚の内側(金属板を折り返している部分)に仕込んで、光量不足を補いつつ、間接照明としても機能するように考えています。LEDテープは今や私の定番で、アマゾンでかなり安く手に入れることができます。LEDの電源は、本体が故障して廃棄して残った電源アダプタを流用します。(アダプタが無い場合は、安いのなら600円前後で秋月通商で買えます)

 

 

LEDテープはそのまま直に貼るのではなく、プラ製のモールやレールを買ってきて適当な長さに切断して(ニッパーで簡単に切断できます)、そこにLEDテープを貼り付け、ギボシで接点を加工、モールの底面に平たいマグネットを接着すれば、スチールラックに磁力で貼り付く脱着可能な照明機器になります。

 

 

 

 

 

 

とは言え。

 

スチールラックやメタルラックをベストなチョイスだと思っているわけでもないです。現在手に入る装備で、ベストを目指そうと思っているだけです。

 

OAデスクにメタルラックを置いて作業棚にするのは、正直、ビンボー臭い光景ではあります。でも、お金が有り余っているアニメ会社でも無い限り、スチールラックやメタルラック以外に実用的なチョイスは有りえません。特にメタルラックは拡張性も豊富で安いですからね〜。

 

アイリスオーヤマやルミナスで簡単に買えるメタルラックは、実はLEDテープなどの照明に映えます。金属が光源を反射して思いのほか綺麗に見えます。

 

 

 

でもまあ、メタルラックは往々にして「必要に応じて増えていく」ので、計画的に反射を意識して‥‥のようなレイアウトにできないのが心苦しいです。間接照明を仕込むことで、どよ〜んと鈍色の部屋にしないのが、せめてもできる範囲‥‥ですかね。

 

 

まあ、日本の都市部が狭いのはどうにもならんことなので、そこをグダグダ言ってても始まらんです。

 

限られた空間を、作業部屋としてどのように使いこなして、機能美を体現するか‥‥ですネ。

 

 



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