80万。

4999ドルと言う噂は本当で、日本円にして56万円から構成スタートの、近年稀に見る高価格なマシン、iMac Pro

 

でもまあ、私が8600/250を買った時も、スキャナとか全部込みで60万円払いましたから、昔の値段に戻ったと思えば、驚愕するほどのことでもないです。

 

で、4999ドルスタートとなると、マシンを現実的な構成にした際の価格は事前に予測できますから、おそらく、分割手数料込みで75万〜80万以内かな‥‥と思ってました。

 

コア数は8コアでも可ですが、メモリが32GBではあまりにも未来が無さ過ぎます。今、新規購入するのなら、メモリ64GB構成はどうしてもクリアしておかなければなりません。

 

一方で、iMac Proはその内部透視図で「ユーザによるメモリ交換は不可能」だと解っていたため、BTOでメモリを増設することになるだろうとは予測しておりました。おそらく10万円近くプラスになるはずです。

 

iMac Proは最大128GBのクアッドチャンネルの2,666MHz DDR4 ECCメモリに対応しています。iMac Proに搭載するメモリの容量が大きいほど、より多くのアプリケーションを同時に実行したり、より大きなデータセットを使ってより高いパフォーマンスで作業することができます。

iMac Proのメモリにユーザーがアクセスすることはできないため、ご注意ください。将来さらに多くのメモリが必要になると考えられる場合は、購入時にアップグレードしておくことをご検討ください。

 

 

メモリをユーザが安く買って、自分で増設する‥‥というのは、上述の通り、無理だと考えるのが妥当です。破壊覚悟で、新品のディスプレイを引き剥がして分解・解体して増設するのなら別ですが。

 

大人しく、BTOでメモリを64GBに増設して、計算した結果は以下。

 

iMac Pro

  • 商品の価格:¥646,800

ハードウェア

  • 3.2GHz 8コアIntel Xeon Wプロセッサ(Turbo Boost使用時最大4.2GHz)

  • 64GB 2,666MHz DDR4 ECCメモリ

  • 1TB SSD

  • Radeon Pro Vega 56(8GB HBM2メモリ搭載)

  • Magic Mouse 2 - スペースグレイ

  • Magic Keyboard(テンキー付き)- 日本語 - スペースグレイ

  • アクセサリキット

消費税¥51,744

 

合計¥698,544

 

 

‥‥5000ドルの事前情報から予測できる通り、本体価格は税込70万か。

 

 

でもこれを即金で買う?

 

少なくとも、私は無理ですね。Appleローンに頼ることになります。

 

12回だと分割手数料無料のAppleローン‥‥て、毎月いくら払うことになるのか。12回払いなんて無理に決まってます。

 

 

例えば、毎月1万円ちょいの出費に抑えるためには、上限の60回払い(5年のローン)になりますが‥‥

 

ローン希望額

698,544円

お支払回数

60回

第一回目分割支払金

18,550円

第二回目以降分割支払金

13,100円

分割払手数料

92,906円

分割支払金合計

791,450円

 

 

‥‥と、事前の予想通り、実際に支払う額面は、ほぼ80万ですわ。

 

60回まで分割しちゃうと、分割手数料も強烈で、92000円かかります。

 

 

なので、個人用途では冷静に判断して、iMac 5Kのi7仕様のBTOにして、税込30万のモデルを買うのが妥当だと思います。30万円を36回払いの3年ローンにして(分割手数料は3万円未満)、月々1万円でiMac 5Kを買うのが、個人としては最適だと思います。

 

 

 

しかしまあ、iMac Pro。

 

Appleも大きく出ましたネ。完全に業務用の価格です。

 

でも、これから先、4K60pHDRへと進もうと思うのなら、この70万円のiMac Proは、丁度良いスペックです。決してオーバースペックではないです。

 

 

 

* *

 

以下、余談。

 

思うに、アニメ業界で「新人を採用する」際、特に紙の作画だと、作画机一式を揃えれば、道具は事足りて、しかもそれは中古でも全く問題はないわけです。ゆえに、作画の新人は、「空いてる席に座らせて、作業をさせてみて」‥‥なんていう扱われ方を、昔からされてきました。

 

しかし、これから先の、少なくとも私の準備している新しいアニメーション技術での「新規採用枠」は、上述の通り、最低でも機材費で100万円の先行投資(机やiPad Proなど含め)は必要になります。つまり、採用する側の責任も重大です。ちゃんと、未来に活躍する人材を発掘しなければなりません。

 

「トップガン」なんて言うとカッコよすぎるし大袈裟かも知れませんが、実際として、人材の素養を試験官・面接官が選り抜いて、大切に育てて、未来を担う人材に成り得るように、新規採用本人も、採用する現場側も、キリキリと気張る必要があるわけです。

 

最低100万円の装備を、可能性不確定の人間に与えるわけですから、現場の人間たちの指導力は重大な責任ともなります。

 

トップガンの卒業生が、何十億円もする戦闘機を自身の技術と判断で操り、作戦を成功へと導くパイロットになるように、最低でも100万円セットの映像制作環境を新規スタッフのために準備するからには、新人もベテランも分け隔てなく、技術の向上と蓄積に努めなければならないでしょう。

 

新人を育てるということ、新規採用枠でスタッフを迎え入れて技術を習得してもらうことは、当人の技術向上のためのボランティア活動ではありません。やがて、自分ら制作グループの根源的で強力なパワーになって、制作グループが未来を切り開く強さを得ることに直結します。巡り巡って、自分たちへと還元されることに対して、最初から順序立てて実践するだけのことです。

 

即戦力なんて有り得るわけがないです。「即戦力」って、要は、「子育て放棄」みたいなもんでしょ。しかも4K60pHDRのアニメーターやコンポジターなんて、どこに即戦力が存在するのか。‥‥実直に、丁寧に、新人はおろか自分自身だって、経験と実績をどんどん積み上げていかねばならないのが、未来の映像技術におけるアニメーション制作です。

 

 

まあ、ツイッターなどで見かける、旧来の現場が新規採用枠に対して「迂闊」な現状は、危機感をもった当事者たちが改善すべきことです。私がどうこう口を挟む問題ではないです。

 

私は、未踏の4K60pHDR以降の未来映像フィールドを、アニメーションという表現で切り拓きたいと思っていますし、それを残り半分の生涯の事業にしたいと思ってもいます。ゆえに、その目標へと至る状況を整えようとしているわけです。

 

‥‥なので、新規採用枠のスタッフに、古ぼけたマシンや安PCなど、充てがうはずもないです。機材調達のために、侃侃諤諤もやむなし‥‥です。

 

 

 

それにさ‥‥‥。いくら新人だからって、判りますって。

 

‥‥自分に充てがわれたマシン環境で、自分がどれだけ期待されているか‥‥を。

 

 

 

 

 


iMac Pro、今日発売。

‥‥みたいですネ。

 

 

値段はやっぱり、5000ドルなんかな‥‥。だとすれば、高いなー‥‥。


OmniGraffle

昔から愛用していたオムニグラフがmacOSをHigh Sierraにアップデートしたらクラッシュして起動できなくなっていました。オムニグラフは使わない時は全く使わないので、今頃になって気づきました。

 

 

まあ、いつバージョンアップしたかも忘れるほど昔のバージョンなので、さっくりと更新。2017年12月現在のバージョンは、7.5です。

 

ユーザー向け優待アップデートで6,000円でした。

 

インターフェイスが大幅に更新され、馴染むのに少々時間がかかりそうですが、基本機能は変わっていないので戸惑うことはないです。

 

オムニグラフは、模式図や構成図を作るほかにも、要素を並べ立てて「ひとりブレインストーミング」にも使えます。色々な図形を線でちょちょいと結ぶ機能は、PhotoshopやIllustratorにはないですもんね。Photoshopで構成図を作っているのなら、オムニグラフを使ったほうが格段に楽です。

 

*図の一例です。OmniGraffleは、こうした模式・工程・構成などの図を簡単に作図できます。

 

 

* *

 

そういえば、Omnigraffleの更新がてら、Pixelmatorの「Pro」版をApp Storeを見かけました。

 

Pro? ‥‥どんな部分が無印版に比べて機能向上したのか、全然調べていないので解りませんが、昔からPixelmatorを併用していた私としては、Pro版は気になるところです。

 

 


おすすめファイヤー

今年(2017年)の9月に出た新しいAmazonのFire HD 10インチモデル。実際に使ってみると、これが中々な優れモノで、今までFireに感じていた不満を吹き飛ばす性能です。

 

今まで、結構色々なFireを買ってきましたが、1番の難点はiPadに比べて総じて「重い」事でした。7インチ(1世代前)のFireは見た目に反してズシッと重く(iPad miniより小さいのに重い)、HD 8.9もお世辞にも軽いとは言えませんでしたが、Fire HD 10は500gと、現行の無印iPadとほぼ同じ重さで気になりません。10インチで500gならば相応かと思います。

 

薄さもiPadのレベルに近くなりました。例えば、私が買った第2世代のHD 8.9は、重い、厚い、反応が鈍い‥‥と、安かろう悪かろう的な面が否めませんでしたが、2017年の新しいFire HD 10は重さ相応、厚さ相応、反応は良好と、実質15,000円で買える(プライム会員)タブレットとしてとても魅力的です。

 

そして、画面の密度・詳細感は、最近の低解像度路線を払拭し、HDX時代の緻密な画面が蘇りました。

 

以前購入したHDXの8.9インチ/2560pxの解像度(339ppi)は当時のiPadを凌駕する美しさでしたが、製品に問題があったのか(=実際、私のHDXは内蔵バッテリーの膨張で壊れました)早々に姿を消し、しばらくの間、低解像度Fireだけが販売されてました。ゆえに、Fireに画質を期待してはいけない‥‥という認識でおりましたが、現行のHD 10は認識を新たにする綺麗な画質となりました。

 

加えて、タッチ操作に対する反応がかなり改善されたようです。使っていて、率直に実感します。倍以上の値段のiPadと比べて遜色ないです。

 

もちろん、OSはFireOSなので、Siriもないし、AirDropもないし、有り余るほどの豊富なAppもないです。しかし、使用用途を限定して、CloudやKindleなどを賢く使えば、頼もしいセカンドorサードタブレットになってくれます。

 

軽くて画面が綺麗なのに15,000円‥‥というのが素晴らしいです。iPadに比べて、導入のハードルがとても低いです。参考資料・各種設定書ビュワーくらいの用途だったら、iPadではなくFire HD 10で十分、イケます。

 

 

現在の私の使用用途は、資料や設定や絵コンテのビュワーはもちろん、NetFlixを寝ながら視聴したり、大きく高詳細な画面でPDFやKindle書籍を読んだりと、「読む、観る」の用途に活躍しています。

 

ちなみに、寝ながらFire HD 10で映像を見る時は、FLIP4タブレットアームを使っています。重さが相応‥‥と言っても、やっぱり、手で持って見続けるのは疲れますもんネ。

 

 

 

 


Fire HD 10。

新型のFire HD 10、届きました。すぐに保護フィルムを貼りました。埃がつかないにうちに、開梱した直後、触る前に貼るのがよろしいです。

 

 

 

早速使ってみましたが‥‥‥‥‥、動作が見違えるように機敏になっています。今までのFireのもっさり感を覆す操作感です。

 

今までのFireは、安いがゆえに「まあ、しょうがないか」とハナから動作のもたつきは諦めていましたが、新型のFire HD 10はそれがまるでないです。現行iPadと同じ感触で、操作にイライラがありません。以前のFireに比べて格段に軽快で、特にスワイプが格段に滑らかになっています。

 

そして、効果が絶大なのが、1920x1200のHD密度の10.1インチディスプレイです。

 

Wikipediaの高解像度写真も、この通り、くっきり表示。

 

 

 

Fire 7や8は、お世辞にも解像度が高いとは言えませんでした。解像度の低さが画面の小ささで相殺されていただけです。新しいFire HD 10は、フォントはくっきり、画像もシャープで、まさに高密度で緻密な画像を表示してくれます。

 

無印iPadが9.7インチで2048x1536の264ppiですから、半分以下(プライム会員のクーポン使用)の価格で性能が肉薄しています。実際に、ビュワーとして作画作業に使うには、全く遜色がありません。

 

かなりいいです。

 

 

 

実は私、いじくるまでは、「まあFireだしな」と見くびっていたのですが、今度のFireは一味も二味も違う、キレの良い操作感と動作、シャープな画質の優れたタブレットです。

 

iPhoneを使っていて、Macも自宅にあるような場合は、iOSとmacOSの連携が活きてきますが、Amazon Cloudを賢く使ってファイルのやりとりをすれば、Fire HD 10は日々の作業で十分役に立ちます。

 

ぶっちゃけ、ここまで性能が高くなっているとは思っていませんでした。日々の作画作業に普通に馴染むこと間違いなし‥‥と言える高性能っぷりです。

 

まあ、セカンド、サードのタブレットが欲しい時に、予算的に厳しい場合はFire HD 10は充分に候補になるということです。

 

私が購入したのは、32GBモデルなので、容量を足すために、64GBのClass10のmicroSDXCカードをスロットに挿入しました。

 

 


板タブが使えない体に

‥‥なりました。すっかり。

 

昔も板タブ(Intuosです)を正確に申し分なく使えるとは言い難い状態でしたが、今日、Mac上で描き足そうと思って久々に使ったら、恐ろしいくらいにヘロヘロになっていました。

 

早々に諦めて、iPad Pro送りにしました。

 

絵コンテ用に描いた絵の、セルフ描き足し・修正なので、精度が問われる作業ではないのですが、それにしても思うように使えません。悲劇的なくらいに、線が明後日の方に流れていきます。

 

Macにも液タブは必要かな‥‥と思う一方で、iPad Proが液タブの代わりになる‥‥という噂がiOSで囁かれていますが、一向にその気配はなし‥‥です。

 

しかし、画材然としたProcreateに慣れてしまった今、Procreateと同等の使い心地を、Photoshopは無理だとしても、他のソフトウェアで得られるかどうかは、心配なところです。

 

でもまあ、ClipStudioにもっと慣れてみるのも必要だとは思いますし、冬は先行投資でCintiq 4K(私の環境では2.5K止まり)を買ってみるのも良いかもしれません。


Intuosは一応「何かあった時の保険」として繋ぎ続けてはいますが、どうせ上手く使いこなせないのなら、外しちゃっても良いかな‥‥と思い始めています。絵をゼロからIntuosで描くことは、今後は一切ないでしょうしね。

 


Appleという基準

なんだかんだ言っても、私がApple製品を選択しがちなのは、Apple社コンシューマ製品の品質基準に一定の信頼をおいているから‥‥だと思います。ふと考えて、自己分析すると、そういうことになります。

 

最近、EIZOのCG3145で、開発中の4K60pのアニメーション映像や画像を表示する機会がありましたが、そりゃあもう、質実剛健で申し分なしでした。やっぱりそれなりの値段のするリファレンスモニタは格が違って、iMacのモニタとは大きく品質が異なる、圧倒的な基礎性能があります。色付けのない整然とした色彩で、小指の先までの小さなディテールをかっちりと表示する4KHDR60p(120pまでイケるようです)のモニタは、民生とは格が違いました。

 

しかし、値段は300万円です。まあ、どこぞの御曹司か御令嬢でもない限り、自宅には置けないですよね。

 

プロ用リファレンスモニタの性能を日頃の基準とする映像制作者が、自己研究や開発目的で自宅に環境を揃えようとする時、じゃあ、何を買えば良いのか‥‥ということになります。

 

実は必要に迫られて、安い値段(‥‥と言っても10万円台ですが)で、どうにか4K60pHDRを観れるモニタはないか、最近探してみたことがありました。日頃からハードウェアに接している同僚にも協力して頂いたのですが、やっぱりどうしても、良い感じのが見つかりません。10bit以上でHDR(300nitsくらいで十分です)、できれば各帯域のRGBはフラットな特性で‥‥って、少なくとも2017年現在は厳しいのでしょう。10万円台なんて、「おととい、出直して来な」‥‥なのでしょうね。

 

つまり、現実的に考えれば、小規模・個人規模で考えるなら「どう妥協するか」ということになります。

 

だからと言って、「最安値」の製品は、最安値なりの理由があります。

 

その昔、MacBook Airが出た頃に、NetBookを買ってみたことがあります。ASUSかどこかの29,800円の製品でした。そして、安い製品というのは、どういう部分を端折るのかを、まざまざと実感しました。

 

画面の解像度とか、記憶装置の容量とか、端子の数ではないのです。カタログには書き表せないような、極めて基本的な部分が、安値の製品ではひどく劣っていました。

 

それはトラックパッドやボタンの操作感・クリック感だったり、暗部の色調の乱れだったり、スペック表では「この値段でそこそこの性能を誇っている」ように見えて、実は細かい各所が安普請・Poorで、それが作業性の効率をいちいち引き下げてきます。NetBookに限らず、普通のモニタでも安値の製品は、かなり厳しいもの(各帯域の特性とかが特に)があります。

 

かと言って、前述した通り、プロ用機材を買うわけにはいかないのが、個人規模の現実です。

 

繰り返しになりますが、じゃあ、何を買えば良いのか‥‥ということです。

 

私は結局、Apple製品に落ち着いてしまいます。「安くはないが、馬鹿高くもない」、新機軸もどんどん意欲的に盛り込みますし、製品品質における社会的立場もあり(酷い製品を売ると、世間から叩かれる)、ぶっちゃけ、「一番買いやすい」のです。

 

それが理由かはわかりませんが、会社ではWindowsでも自宅ではMacやiPadという人は、最近特に周囲に多いです。「安物買いの銭失い」にもならず、「度を超えた高価な製品というほどでもない」のが、Macやiほにゃららに行き着く理由かなと思います。

 

まあ、あくまで私観ですが、個人用途ならば、iMac 5KとiPad Proの組み合わせは、コストとパフォーマンスのバランス的に「最強」と言って過言ではないと思っています。‥‥あくまで、私観ですヨ。

 

 

とは言え、「Appleの製品が、都合、基準となり得る」のは、今までのAppleの製品開発のドクトリンや品質管理のポリシーゆえですから、今後、Appleが私の期待しない方向へ進めば、他の選択肢を探さなければならなくなるでしょう。そうならないことを祈るばかりですが‥‥。

 

 

 

仕事で旧互換の「デジタル作画」を作業するのなら、ぶっちゃけ、絵が描ける最低限の性能のマシンでも構わないでしょう。しかし、そのマシンを「伴侶」にした場合、手に入れられるのは2K、24p、SDRの過去だけです。4K、60p、HDRの未来には全く役不足です。

 

コンピュータで絵を描く、映像を作るという行為が、どんな未来に繋がっていくのか、ごく自然に想像すれば、必要な機材も技術も浮かび上がってくるはずです。

 

たとえ「民生」レベルであっても、未来を掴むことのできる製品を、自分の「メカの伴侶」にする必要があります。

 

 

 

でもねえ‥‥、Appleは怖い会社なんだよねえ‥‥。結構、ばっさばっさと「切り捨て御免」をするからなあ‥‥。

 

 


Fire HD 10、新型。

安いタブレットの代表格、AmazonのFireの新型、「Fire HD 10」が登場しましたネ。

 

解像度は1920x1200で必要十分。設定&参考資料ビュワーには申し分ない性能です。お値段は前モデル(29,980円)からぐんと下がって、18,980円です。

 

クーポンコードで4,000円引きで、14,980円で買うことも可能です。

 

現物は見てないですけど(まだ、発売前ですから)、今までのFire 7と8の感じからして、じゅうぶん、イケると思います。

 

もちろん、iPadやiPad Proの完全な代用品にはなり得ませんが(iPadはiOSが強力な武器ですからネ‥‥)、セカンド機、サード機として、用途を限定して使えば、価格の安さが際立つ魅力的なタブレットになると思います。

 

私の自宅の作業環境で、iPad2が今でも現役なのですが、さすがに色々と動作が重くて、置き換えたいな‥‥と思っておりました。使用の用途は、画像ビュワー、映像ビュワー、Primeビデオ&NetFlixビュワーなので、Fire HD 10に置き換えても全く問題ないはずです。もちろん、絵コンテビュワーにも使えるでしょう。

 

なので、ポチっと予約。

 

プライム会員ですと、ちょっとした容量のCloud活用、無料の音楽、無料のビデオ‥‥と、プライムの利点が何重にも活きてきます。設定資料を見ない時=画像ビュアーとして使わない時は、プライムビデオで昔のアニメや特撮が見放題ですから、私の年代にはタマらんものがあります。

 

任意の映像をm4vで書き出してFireで読み込めば、映像資料のビュワーとして活用できます。m4vならば、iPadでもiPhoneでもiMacでもFireでも、全ての端末で再生できるので取り扱いが容易です。movより手軽ですよ。

 

 

microSDXCカードは、256GBまで対応しているので、無理に64GBを買わずに32GBでも良いように思います。

 

ただ、現時点でナゾなのは、CPUの仕様が「最大1.8GHz x 2」と書かれており、技術仕様には「1.8GHz x 2、1.4GHz x 2 クアッドコア」と表記されている点ですかね。‥‥‥‥結局、どっち?

 

 

私は仕事で、iPadとFireを併用しており、その使い所、使い道は、大体定着しています。iCloudの利点を活かす場合はiPad全般、絵を描く時はiPad Pro、ビュワーとして使う時はFireかiPad‥‥のような感じです。

 

要するに、机から紙を一掃するために、iPadとFireをその時の予算とニーズに合わせて購入し使い分けております。

 

予算面でとても有利なFireに、ようやく1920pxのHDサイズが出て、しかも1万円台ですから、無理にiPadで全てを揃えなくても、環境は整えられます。Fire 7はかなり小さい画面でしたが、10インチならば、問題なくビュワーとして使えますネ。

 

 

 

 


macOS High Sierra、iOS 11

macOS High Sierraは、9月26日、iOS 11は9月20日にそれぞれリリースされるようです。「この秋、登場」がいつのまにか更新されていました。

 

macOSの方は大きな目玉はないものの、地味に使いやすいバージョンアップが豊富です。

 

例えば‥‥

 

新しいファイルシステム。大きなファイルばかり用いる4Kアニメ制作には、新世代の効率の良いファイルシステムが欠かせません。

 

H.265。4K映像のプレビュー用途に、4K60pありきで設計された軽量なコーデックの実装を待ち望んでおりました。

 

iCloudの共有機能。地味だけど、結構デカい機能追加。ネット経由で楽に(特定のユーザのみに)ファイルを共有できます。ギガファイル便等はあくまでWeb上のサービスでWebブラウザ経由で共有しますが、iCloud共有機能はmacOSやiOSの一連の動作に溶け込んでいるので、使い勝手が良さそうです。

 

Siriの表現力アップ。‥‥実は私、Siriをよく使っております。今年久々に作監作業を手伝って忙しくて手が離せない時に、「Hey Siri。」を使い始めたら、何だか使いやすくて馴染んでしまいました。Siriの言葉がより自然になるのは嬉しいです。

 

‥‥と、他にも色々あるようですが、中でも新しいファイルシステムは期待大です。ファイルシステムなんて、表面上はかなり地味ではありますが、表面下では凄いアップデートです。だって、何をするにも基点となるファイルシステムですもん。

 

 

一方、iOS 11も楽しみです。

 

iPhoneは今でも大して使いこなしていませんが、iPadの使用率は大幅に増大しました。紙と鉛筆を一切使わなくなっても、絵を描く機会はかなり増えたので、iPadのOSであるiOSの機能向上は作業効率アップに直接作用します。

 

 

macOSとiOSが機能アップしていくと、フローの様相も少しずつ変化していきます。

 

例えば、同じフロアでの作業者間の示し合わせや連携なら、サーバ経由の他にAir Dropでのファイル送受がとても便利です。制作上の履歴として残す場合はサーバ、描きかけの中途の絵を見てもらう程度なら(=オフラインでのやりとり)Air Drop‥‥と、使い分けができます。

 

まあ、AirDropをグズグズに使うと、かえって混乱だらけになることもあるでしょうが、オンライン・オフラインを意識した明確な使い分けが習慣化すると、不要なデータをサーバに置かずに済みます。

 

AirDropなんて、数年前は思いもしませんでしたが、今ではもう作業上の定番です。

 

 

作業現場でのOSの役割は、時代の変化と歩むことになります。2017年の今が、1996年の漢字Talk7.5と同じであるわけがない‥‥のは、誰でも解りますもんネ。

 

変わる必要のないものまで、何でもかんでも変える必要はないとは思います。しかし、変わったことで生産性や利便性が向上するのなら、とりたてて拒絶する必要もない‥‥ですね。

 

 

 


macOSとiOSのアップデート

数日後のApple製品発表イベントはiPhone8やiPhoneXが話題ですが、私としてはmacOSやiOSが配布開始されるタイミングとして楽しみにしています。でも「秋」とか書いてあるから、もうちょっと先なのかな。

 

macOSやiOSの更新、‥‥例えば、macOSでは新しいファイルシステムやH.265、iOSでのマルチタスクやApple Pencil活用の充実など、地味ですが日々の映像制作作業には確実にプラスになる要素が、今回のアップデートには豊富です。

 

iPad Proで作画するようになって、iOSの使い勝手は、とても重要な関心ごとになりました。日々の細々とした動作の効率が改善されれば、蓄積されるストレスも確実に軽減されます。

 

実際、macOSとiOSの「AirDrop」による連携は、今では無くてはならないものになりました。部署間のやりとりならいざ知らず、自分が日頃使う複数のデバイスや端末でのデータやりとりで、いちいちサーバなんかを介してたら、めんどくさくて時間がもったないし、妙なストレスも溜まります。今や、AirDropありきで、私の作業環境は成り立っています。

 

4Kなど新しい映像制作技術には、アニメーションといえど、様々なハード&ソフトの新技術が必要になります。今までの機材では、根本的に役不足になります。2.5Kのモニタで4Kアニメ映像をいくら眺めて見ても2.5Kにしかなりません。

 

モニタが4Kになるということは、GPUもそれ相応が必要ですし、ファイルがでかくなるので容量はもちろん転送速度も必要、そもそもファイルを扱うファイルシステムが問われることにもなりましょう。芋づる式に何から何まで、色々なものを刷新していくことになります。

 

刷新の際、ハードとソフトが足並みを揃えるのはもちろんですが、映像制作者の映像技術や表現も、等しく、足並みを揃えることになりましょう。4K60p上で、2K24pと同じ内容のアニメを作っても意味がないもんネ。

 

 

そういえば、冬に登場とのアナウンスの「iMac Pro」は4K映像制作で今後の標準機材になりそうです。だって、手っ取り早いですもんネ、色々が。

 

モニタだ何だと買い揃えるより、iMac Pro一台ですぐに作業を始められます。別々に買い揃えても、4K映像制作では実はそんなに低コストにはならないですし、整備性が格段によくなるわけでなし(というか、いまどきの機材はあまり故障しない)です。

 

4Kの作業端末はiMac ProとiPad Pro、無停電装置、2Kサブモニタ、ThunderboltのRAID SSD&HDD‥‥あたりのシンプル構成で、ほとんど完成するでしょうネ。

 

まあ、私の自宅のiMac 5Kは4K制作にも全然まだイケるので、iMac 5Kを持っている人はわざわざ買い換える必要はないとは思いますけど、iMac Proの冬の発売は楽しみです。

 

 

未来を志向した映像制作は、世の中の技術が進めば進むほど、有利な展開になっていきます。社会の技術進化は、「追い風」そのものです。

 

macOSもiOSも、新しい技術や機能が取り入れられるたびに、重かった4Kアニメの作業が徐々に徐々に軽くなっていきます。

 

時代とともに歩む‥‥とは、そういうことなんでしょうネ。



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