食玩

溜まりに溜まっていた食玩1/144の飛行機を、昨日、一気に作りました。

 

以前のも合わせて、こんな感じ。

 

 

食玩プラモは、妙なスケベ心を出さずに、あるがままに組むのがよろしいです。パーティングラインとか、塗装が雑な部分とか、噛み合わせの悪さとか、隙間とか段差とか、リカバーして見栄えを良くしようなんて考え始めたら、いつまで経っても完成しません。

 

食玩は雑なままでイイ。

 

だから、こんな無造作に積んでおります。最低限のスミ入れなどが終わったら、釣り糸で結んで、メッシュに引っ掛けてディスプレイします。

 

多様な機種を安価に簡単に揃えて、スミ入れとお手軽ウェザリングだけに留めて、あとは手に取ったり近場に飾ったりして、イマジネーションの足しにするのが良ろしいと思ってます。まあ、考え方は人それぞれですけど。

 

ハインケルのHe177とか、テンペストとか、スーパーセイバーとか、日本のプラモメーカーが取り上げない機種が食玩では豊富なのが良いです。

 

できる限り、飛行状態で組んでおりますが、理由は「フォルムを見るため」です。飛行機はやっぱり、飛んでこそ美しい‥‥と思っております。

 

 


忍者

カワサキの「Ninja」は、バリエーションが豊富‥‥というよりも、名前を引き継いで発売され続けているので、「ニンジャに乗ってます」「ニンジャがカッコいいです」という言葉を耳にしても、まるでイメージが定まりません。

 

私は根っからのオフロード派でしたので、スポーツ系のバイクはその昔にガンマを所有したことがあるのみです。ラッキーストライクで乾式クラッチの。

 

なので、ニンジャの細かいスペックはよく知らないのですが、兄がGPZ系のニンジャに乗っているので、近い存在でもあります。

 

今のニンジャは、もう私の知っているスポーツバイクの次元を走り去り、極めて現代的なフォルムです。

 

最近、タミヤの精巧な1/12のプラモデルがアマゾンで予約開始されましたが、以下のようなZガンダムみたいなフォルムです。

 

 

うーむ。GPZでもZXでもなく、H系のニンジャ。

 

実車はともかく、アニメではこういうのを、昔は皆、作画で描いてたんだから、スゴいよねえェェェ。


強力な換気扇が

色々あって、現在はアナログからデジタルまで目まぐるしく活動しておるのですが、最近悟ったのは、アナログとデジタルはほどよく調合してこそ吉、と言う事です。何となく‥‥ではなく、明確にバランス取りしないと、どちらかに偏りがちになります。コンピュータだけイジってるとイメージがどんどん「コンピュータの都合の良いもの」へと萎えていくし、デジタルの力なしに紙と鉛筆だけではもはや映像作品は作れませんので、程よい協和・調和が必要なんだと「割としみじみ」実感しています。

デジタルの「誰かが作ったプリセット」を組み合わせて「自分の表現だ」と主張するのはやっぱり「お寒い」ですし、紙や絵具で描いた1枚絵だって、ネットで公開したり製本する際には、デジタルデータです。思うに、何か個人的な怨念感情〜ルサンチマンや劣等感、敗北感、羨望や嫉妬に因る憎悪が作用すると、「デジタル至上主義」「アナログ至上主義」に陥りやすいのだと思います。怨念感情が道具の使い方を不自由にするわけです。

何で作ったか? ではなく、何を作ったか?‥‥ですよネ。

私はデジタルツールを毎日使っているわけですが、デジタルデータやコンピュータを崇拝しているわけではありません。人生の限られた時間の中で、どのように作品を「できるだけ妥協せず」「沢山」作り上げるか?‥‥という命題に対しての、あくまで私自身のスタンスなのです。私はデジタルを駆使しても、寿命が200年足りないと思っているのに、アナログオンリーにしてしまったら、400年寿命が足らんです。アナログはさ、絵具が乾くのを待たなきゃいけないじゃん?‥‥アナログ時代ののんびりした作り方は、今の私には許されんのです。

アナログは、「技術的には出来るけど、状況的には出来ない」事が沢山あるのです。これは私が1996年前後、「デジタルアニメーション」へと転向した直接的なきっかけでもありました。どんなに壮大な構想が頭の中にあろうと、どんな名画が頭の中でひしめいていても、それを具現化できなければ、何も無いのと同じです。

とまあ、デジタルをツールの主軸に据えている私ではありますが、デジタルに頼ってはいけない場面も多々あります。ストーリーを考える時、シーンをイメージする時、構図を狙う時、ググッた画像と3Dモデルだけで思考するのは、何といいますか、「あからさまに凡庸な予定調和へと引きずりおろされる」感じがして、もっと「ナマ」な感覚が欲しくなります。画像をどんなに沢山、ネットで収集したところで、手に取るような実感って得られないじゃないスか。‥‥近頃、よく感じるのは、「ネットで集めた画像資料」って、逆にイマジネーションを萎縮させるんじゃないか?‥‥と言う事です。

もちろん、南極の情景や、月面から見た地球なんて、とても現実に見れるものではないですから、資料写真・資料映像に頼る事になるでしょう。しかし、「ネットは便利だ。ネットで画像は何でも手に入る。ネットの画像で充分。」みたいなスタンスに陥るのは、「コンピュータにとって都合の良い方向へと人間が誘導される」最大の原因だと感じてます。ネット検索の「甘い罠」は、検索語句を入力して得られた結果をさも「自分の成果」「自分のイメージ」のように思い込む事‥‥ですよネ。

なので今は、自室で完結する「リアル」な立体造形〜ありていにいえばプラモデルやドールをプライベートで作って、イメージ作りに役立てています。私の特性なのかも知れませんが、立体データと現実の立体物を比較した際、後者のほうが俄然イメージが湧くのです。




前置きが長くなりましたが、今回のタイトル、「強力な換気扇」は、まさにアナログの弱点〜次のプロセスへの待ち時間をできるだけ短縮するために必要なものです。サーフェイサーや塗料などシンナー系・エナメル系の用具を使うと、部屋の中がシンナー臭くなってキツいですが、その臭気を強制排出するために換気扇が必要なのです。

今の季節(都心で大雪が降るほど真冬)は特にしんどくて、強烈なシンナー臭と換気の寒気で風邪をひきそうになります。風邪で体調を崩すのが、人生の最大の「しょうもないロス」です。クレオスのスーパーブースを使ってはいますが、製品的に1日に大量生産するのは想定外なのか、役不足の感が否めません。本当は休日には10両前後の車両をとっとと塗装したいのに、シンナー臭でイヤになって、4〜5両が限界です。さらに塗装後の1〜2時間は、残り香で部屋を正常に使えません。



なので、もはやホビーメーカーの換気製品では手ぬるいので、自作しようかと計画しています。D2(デイツー)のエアコンフィルターやクレオスのハニカムフィルターとかは有用ですから、既存の交換部品はそのまま活かして、ファン部分を強力にしようと考えています。



25cmクラスの換気扇くらいが良いかと。このくらいの迫力のある「本格的な換気扇」じゃないとダメかと。

パッと見、「デカ!」と感じますが、つべこべ言ってる状況ではないので、性能重視で組もうと思います。ただ、換気扇だけ強力なものに換えても、室内のエアフローを考えないとうまく空気を排出できませんし、最悪、臭気が逆流して流入する可能性もあります。(というか、今はそれに近いです)

まずは、色々リサーチして、Google SketchUpで事前に組んでみて、部材を調達しようかと考えています。


1枚絵を紙と絵具で、スローペースで描くやり方もあるでしょう。それも言わば「生き方」の1つだと思います。ただ、そのやり方では絶対に立ち入れないフィールドがあります。私はそのフィールドに立ち入って、そこで作品を作りたいので、どうしても、のんびりと「絵具が乾く待ち時間」に人生を消費できないのです。‥‥忙しい生き方、生き急いでるんじゃないかと、自嘲的に感じる事もありますが、‥‥まあ、しょうがないッスね。

タミヤとピットロード

ここ数日、訳あってプラモデル作りに集中しております。人気機種はタミヤ、マイナー機種はピットロードやファインモールドなどの製品を購入して、ちくちくと作っております。

タミヤとピットロード。どちらも日本の特質を体現しているメーカーだと思います。

タミヤは惚れボレするほどの「おもてなし」品質。作りやすい‥‥と言うより、作りやす過ぎると言っても過言ではありません。例えば、左右対称また左右で2つ似たパーツがある場合は、必ず、差し込み穴の形状が変えてあって、いい加減に組み立てても間違わないよう工夫されています。モールドはシャープで繊細、誰が作っても一定以上の完成度となります。誰もが品質の高い完成品を得られるように、心配りが随所に行き届いています。

一方、ピットロードは、「手先の器用な人」向けの暗黙の威圧感を感じるキットが多いです。ルーズゆえに組み立てにくいキットは外国製品(特に欧州製品)に多いですが、ピットロードは「手先の器用な人」合わせゆえに組み立て難易度が高いのです。日本人は昔から手先が器用だと言いますが、「日本人ならこのくらい作ってみなさいよ」とプレッシャーをかけられているようです。超極小のパーツが多い割に、決して部品の精度は高くないので、ルーペと各種モーターツールでの削り出しは必須です。しかし、幾多の苦難を乗り越えると、タミヤ製品では得られない極めて細密感のある完成品となります。

タミヤ製品だと1日に1〜3個は完成させる事ができる(立体把握&撮影用のサーフェイス状態)のですが、ピットロードはそんなに甘くないです。矢継ぎ早にタミヤ製品を完成させた後、勢いにのってピットロード製品も完成させようと思いましたが、ガクンとペースダウン、息継ぎしながら制作しております。

ピットロードはその昔、作画サンプルとして艦船模型を購入した事がありました。米駆逐艦とか護衛空母とか、日本の大手メーカーが無視していた機種をどんどん製品化してくれてたので、重宝していたのです。戦記物ってさ…大和と零戦、タイガー戦車だけじゃ薄っぺらくなっちゃうのよネ…。20数年前に関わった架空戦記物は、絵コンテがロボットアニメクオリティ(ヒーローメカ&ヤラレメカ的な)だったので、ミリタリーの持つ物騒な感じがまるで出なかったのですが、いつかまたやる時はその辺の不満を払拭したいものです。でもまあ、機種選定も重要ですが、結局はレイアウトと尺‥‥なのよネ。
*ロボットアニメクオリティ‥‥についてですが、前にもどこかで書きましたが、「空母が被弾して沈没する(3+0)」にはまいりました。空母のような巨大船舶が爆発炎上して沈むのに3秒???‥‥ロボットアニメの見過ぎ‥‥というよりはヤリ過ぎか。6秒で3隻の駆逐艦に魚雷が命中して沈没‥‥とか、絵コンテの内容が無茶苦茶でした。リアルミリタリーでは、被弾したら円のヌリ同トレブレ‥‥という訳にはいかないんだからさ。

今作っているのは、AFV〜戦闘装甲車両〜のモデルです。AFVと言えば、香港のドラゴン、中国のトランペッターもよく購入しています。ドラゴンもトラペも、いいチョイスしてくるんですよネェ。

サーキュラーソーを買う

前から欲しかったサーキュラーソーを、この度、意を決して購入しました。私は「包丁一本」タイプではなく、「専用工具野郎」なのです。今までずっとルータの丸鋸ビットで誤摩化してきましたが、直線をピシッと決めたパーツを何枚も切り出す必要が出てきたので、購入したのです。

プラ板工作、バルサや薄い木材用途なので、卓上ミニタイプにしました。頻繁に使うものではないので、さっと出し入れできるのが良かったのです。




同時にF-15DJやF-15E、F-15Jのプラモデルも改造目的で購入。私はF-15が大好きなので、ストックはかなりある(ハセガワの初期製品もあるス)のですが、ストックを切り崩したくないので、追加購入したのです。ハセガワの凸モールドのF-15Eは初めて買うので、どんな内容か楽しみです。

既に図面は作成してあるので、その通りに加工するだけ‥‥ですが、何カ所か現物合わせの部分があるので、すんなりいくかどうかは神のみぞ知る‥‥。

物色中に知ったのですが、プロクソン(工具メーカー)って、個人向けの安価なフライスマシンまで発売してるんですネ。




*ビデオを見るからに楽しそう‥‥おてんき

あまじょんで44,000円! パーソナル向けとはいえ、フライスマシンが、こんな値段で買えるのかァ‥‥。

これがあればザグリ加工も、鉄板の各種穴あけも、ワンオフパーツも、あれもこれも‥‥! 

‥‥でも今は、何よりも、置く場所が無いス‥‥。

プラモデリング

私は現在、仕事の合間を見て、(個人としては)夥しい量の「実機のプラモデル」を同時進行で制作しております。趣味ではなくて、きっぱり、実用です。何故かというと、「飾る」事を全く考慮しておらず、作劇に役立つ作り方をしているからです。
*もちろん、以前書いた(他人の作品の)コスモタイガーとかは全く趣味、子供の頃のノスタルジーです。

3Dで組めばいいじゃん‥‥とか言われそうですが、そんな簡単に実物を模した3Dなんて組めません。まずとっかかり、物理的なデータが手元にないですもん。特に飛行機は断面が頭から尻まで複雑に変化するので、ボディシェイプを似せるだけでも大変です。いーかげんに作って、似てない実機を作ってもしょうがないのです。

まあ実際、プラモデルだから似てるとは、言い切れないんですけど、資料の乏しい個人が3Dを組むよりは遥かに説得力があります。昔のキットでも素性の良い(ありていに言えば、実物に雰囲気が「似ている」)ものがありますので、充分実用になります。

現在製作中のはザッと数えて50個くらい。待機中のはそれの3倍はあるかと思います。普通の作り方では終わる訳がありませんが、工数を大幅に削減する事で、「ロールアウト」する数を増やす考えです。

とりあえず、必要な「先行分」を作ってしまわねば‥‥。

でも、メカ物だけをやりたい訳ではなく、あくまでメインはキャラなので、上手い時間配分は必須です。何だろ‥‥、寝てても時間配分の事が頭を離れないので、我ながら、ちょっと根を詰め過ぎかなとは思うのですがネ。

今は作画能力が格段に向上して、さらには3Dで製作されたメカも作中に現れて、形崩れは劇的に抑制されていると感じます。ただ、その扱いはどこか醒めたニュアンス、もしくはアクセサリのようなスタンスで、「熱さ」を感じる事はほぼありません。形が崩れてなければOK‥‥的な雰囲気で、「こう描きたいんだ」という情熱は画面から伝わりません。松本零士原作の戦場漫画シリーズで育った私としては、「有機的な濃さ」がメカの中に欲しいのです。‥‥これは松本零士氏独特の描線の強弱の事ではなく、「たぎる感情」を新しいデジタルという道具で表現したいと考えているのです。
*これは、絵の表現だけでなく、作劇のメカニズムにも関わる事でしょうね。描線の暑苦しいメカを描きたいのではなくて、ドラマトゥルギーに深く関与するメカを表現したいのです。

デジタルで絵を作ると無機的でそっけない絵になりやすいですが、私が思うに、それは単に、表現者の意識上の問題が発端だと感じます。デジタルを道具にすると、油断しちゃうんかな‥‥。アナログ(紙とペンとか)よりも、さらに周到にデジタルを使いこなさないと、「デジタルの予定調和」にどんどん丸め込まれます。
*「デジタルの予定調和」とは、用意されたソフトウェアの機能やプリセットを使って、「想定内」の絵に仕上がる事です。「レンジでチン」した食材を並べて、「自分で作った料理」と言うようなもの‥‥ですかネ。

私はメカでもキャラでも、エフェクトでも、やってみたい表現が山ほどあるのですが、メカに関しては、「プラモデリング」(私の勝手な造語)を活用して、「濃いィ」表現ができるか、試してみたいと思っています。

*追記:「プラモデリング」を検索したら、結構、多くの人が既に「プラモデルを作る事」の意味に用いているのですネ。ただ、私の「プラモデリング」は、プラモデルを「作る」のと、3Dの「モデリング」の語呂合わせなので、ちょっと意味合いが違う‥‥のです。

タミヤ

日本の模型メーカー「タミヤ」は言うまでもなく、「世界のタミヤ」です。キットを買って、中身が純タミヤ製だとホッとします。現在のタミヤの、私が好きな所以は、「ユーザーエクスペリエンス」をちゃんと意図した製品が多い点です。

廉価な商品でも、「このキットを手にした人間は、どのような意図で購入し、どのように楽しむのか」を考えて企画しているのが、商品そのものから伝わってきます。見くびりもしないし、妙なマニア根性を押し付けるわけでもない。さじ加減が効いているのです。

アマゾンで700円台(時によって変動)で買える「メッサーシュミット Bf109E-3」と言う航空機キットがありますが、ランナーの構成は1枚のみで、とてもシンプルにまとまっています。しかし、そのパーツの1つ1つは、精密感が高く、組み上がると精巧な出来映えになります。つまり、「作りやすいのは簡単なパーツ構成で省略が多いので、出来上がりもそれなり」ではなく、「作りやすくても、精密感があり、作った後も何度も眺めて楽しめる」のです。

何でも安く買えてあたりまえ‥‥なんていう消費者側の人間もムカつきますが、安い価格なんだからイマイチでも我慢してね‥‥なんていうメーカーの製品もムカつきます。そんな中、タミヤの製品は、安価でも高価でも納得できる製品群を送り出しており、安心して購入できます。

もちろん、タミヤもOEM商品を展開する事もありますが、それらも「価格からすれば充分」な内容です。タミヤの自社製品ともなると、充分過ぎる出来映えとなります。タミヤ製品ですと、高価なキットは「高いなりに、理由があるんだろう」と思えますし、安価ですと「安くても、水準は踏まえてくるはず」と予想できます。‥‥そんなふうに信頼できるメーカーって、良いよネ。

18t重ハーフトラック戦車運搬車というキットがありますが、これもスゴいキットですねえ‥‥。全長、64cm! 値段も相当‥‥ですが、タミヤがこの値段をつけてくると言う事は、タミヤクオリティの証でもあるのでしょう。中身を見なくても、レベルの高さがイメージできます。

映像作品もなあ‥‥、こんな風に展開できたら、技術をくすぶらせる事も無いんですがネ。技術を盛り込んで高く作ろうが、さらっと流して安く作ろうが、結局50円でレンタルできるんだったら、そりゃあ、みんな、良いものを作ろうっていう気概を失うよねえ‥‥。

1920px程度の解像度ではプレミアム映像にはなりようもなく、「高い対価を支払えば、良いものが手に入る」というユーザーの基本的な意識を投影する土台すら無いですからネ‥‥。映像制作側も、現行HD程度の解像度を持て余しているレベルでは、プレミアム品質なんていうブランドを形成できようはずも無いですしネ。

タミヤのウォーバード、あれこれ

タミヤのウォーバードコレクションという航空機のプラモデルシリーズがあります。私はそのシリーズで結構な数を作っており、今後の展開も楽しみにしています。

ただ、私が重要視する「ボックスアート」〜すなわちパッケージデザインは、完成プラモの写真だったり、イラストだったり、‥‥唐突に方針が変わるなど、少々迷走気味なところがあります。‥‥で、イラストは良いのですが、プラモの完成写真の場合は、「‥‥これって、逆効果な気がする‥‥」と感じる事が結構あります。パッケージを見て、購買意欲が失せるというか。

合わせが甘かったり、造形が荒かったり、デカールはシルバリング(転写マークのところだけテカる)してたり‥‥。個人で作った結果がそうならまだしも、パッケージの写真としては、少々‥‥いや、かなりキツいと思うのは私だけか? 特に、イタレリのOEMキットは、パンチが効いてます。

でもまあ、とことん作り込んで「別物のプラモ」にしたものをパッケージ写真にする訳にもいかんのでしょうネ。そんな「進退窮まった」パッケージになるくらいなら、箱絵をイラストレーターに発注してくれぇ‥‥と思うのですが、コスト削減なのでしょうか、ウォーバードコレクションはプラモの写真が主流です。

キットそのものは、良心的な価格設定で、パーツ点数も少なく、手軽に組み立てられて、私は好きです。特にすぐに欲しい時は、簡単に組み立てられる事が、有利に働きます。また、イタレリのOEMに関しては、本家より安価に手に入るので、重宝します。

私はエアフィックス(イギリスのメーカー)も好きでよく買うのですが、イタレリといい、エアフィックスといい、何でまた、パーツ分割とか、金型の構成とかが、「大味」なんだろうか。一番、目立つところに、ピンの痕があったり、パーティングラインがあったり‥‥。最新のキットでも、です。これはもう、国民性としか言いようがないかも。

タミヤとかの良キットに慣れてると、ドキッとします。国内の有名メーカーは、さすがに現在は、製造過程の都合がドカンと製品に表れる事は無いですからネ。

ジオログの頃にも書きましたが、最近出たタミヤの1/72の零戦は、ここまで(作り手にとって)快適で良いのかと思うくらい、極楽なキットです。メカ好きなら、必ずおさえておきたい必須アイテムです。零戦が特に好きじゃなくても、です。精緻を極めたキットにより、メカの構造を見て学べますからネ。同じタミヤの1/32の零戦に至っては、超弩級のキットで、実売6,000円でも何の文句も出ませんし、むしろそのくらい対価を支払うべきだとすら感じます。

でも、イタレリもエアフィックスも「多少のキットの不都合」があっても、愛すべき資質をもっております。エアフィックスは、パーツがバラバラに入っているのは旧製品の再販で、その場合は腕試し&ノスタルジー気分で作ります。近年の海外キットは製品のチョイスが国内メーカーとは一線を画すので、やっぱり気になる存在です。

○タミヤ・ハセガワ〜近年のキットはいたれりつくせり。短い製作時間で精緻なモデルが完成する。しかし、機種選択のバラエティが乏しい。同機種のバリエーションで商品点数を増やす傾向が強い。

○トランペッター・ドラゴン〜ユニークな機種選択で楽しい。作り手の技量ありきな複雑なキット。完成するまで時間がかかる。ゲインフルとかアカーツィアとか、日本ではありえないチョイス。

○イタレリ・レベル・エアフィックス〜日本人にはない機種選択のセンスがイイ。安価な製品も多く、旧製品も魅力的な機種が満載。組みやすいが、良い出来にしようとすると、いきなり時間を消費する。

○ズベズダ〜製品の精密度も高く、機種選択のバラエティも豊かで、楽しいキットが多い。しかし販売網の関連か値段は高めで、不安定な供給状況。時に、販売店にて妙なプレミア価格になるので、注意。通常価格で見かけた時に買っておくのが必定(350円だったのが数日後に2万円になるのなんて、ありえない‥‥)。ロシアの会社なのに足軽とか陣幕とか、チョイスもすごい。

‥‥まあ、ぶっちゃけ、どのメーカーも楽しいわけですネ。

今は、何か資料が必要になった時、ネットで調べて、YouTubeで検索して‥‥とか、安易なスタンスが多いですが、ゆえに作品ストーリー上での「メカや道具の使い方・見せ方」も相応に安易。結構簡単に、そういうのって(=特に興味がある訳でもない、作り手のスタンス)バレますよネ。

例えば、飛行機が作品に登場する時、ウォーバードコレクションなんて、600〜1500円で買えるんだし、素組みでも良いから手元に置いて眺めれば、どんどんイマジネーションが湧くんですけどネ。

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